アイス・ブルー/2017年カナダ映画・ビーバーの住む池には秘密があった

泳ぎながら葉を食べるビーバー 映画鑑賞

ビーバーの住む池には秘密があった。

人口2817人の田舎町で起こった悲しい事件。

主な登場人物

父親:ジョン

浮気をしていた。

それはグランザーさんと肉体関係を持った後、暴行事件に発展し、警察に訴えたことで露見した。

相手はルース警部だ。

母親が浮気していた時と同時なのかわからない。

幽霊の妻に「家畜や娼婦と一緒に死ねばいい」と言われていることとお酒に頼る生活習慣もあったことから、

元々精神的に病気があったかもしれない。

母親

浮気をしていて、相手の男性ティムは自殺してしまう。

それは村の人々周知のことだから事実だと思う。

アリエルの16歳の誕生日後に来た母親は幽霊だ。

娘:アリエル

母親がいなくなってから、学校にも行かず、父親と牧場で暮らす。

父親のことは愛していると思う。

クリスチャン:保護観察中の少年、アリエルに惹かれる。

勝手に解釈

ジョンは真面目で優しい男性に見えるが

実は独占欲が強く、多分妻を家に閉じ込めていたと思う。

それなのに、自分は浮気をしていた。

モラルハラスメントしていた。

そんな暮らしに嫌気がさして、妻は薬局で働き始める。

妻は恋をしてしまう。

お互い家庭があったことで田舎の村では噂になってしまった。

(ジョンの方は噂にはならなかった。)

妻は夫ジョンのせいなのか、精神的な病気を持っていたと思う。

だって、

娘アリエルを自動車の後部座席に座らせ、

自動車を池に落とすという行動に出てしまったから。

恋をするのに、アリエルが邪魔になったのかもしれない。

ジョンがアリエルを救った。

今度はジョンが妻を殴って気絶させ、

自動車を池に落とす。

妻は溺死したと思う。

けれど、アリエルには家を出ていったと話していた。

アリエルは心臓が9分止まっていたらしい。

(脳に障害が残ったのかも、だから牧場に閉じこもって生活していたのかも)

それから、

ジョンはアリエルを牧場に閉じ込め、生活をしていた。

アリエルは16歳になり、

ジョンにママに会いたいと懇願する。

ジョンはママは死んでいるので、連絡なんてもちろんしない。

でも、ジョンが帰宅出来なかった日、

ママがやってきた。

ママはそれからもジョンがいない時にやってきた。

アリエルは叔母の家にいるクリスチャンが気になった。

クリスチャンと仲良くなり、若者が集まる場所でお酒を飲み、

ママの不倫相手の娘にお詫びをするが、逆ギレされ、酒瓶で殴られる。

アリエルも大人しくはしておらず、過剰な反撃をした。

それは異常なくらいだった。

アリエルはジョンにも激しく反抗し、殴りつけた。

ジョンとママが池のそばで話していると、

アリエルは銃を持ってやってくる。

ママがジョンをうつようにうながし、

アリエルはジョンをうってしまう。

これでパパであるジョンも死んだ。

アリエルはベッドに座り、考えている。

クリスチャンと仲良く村を去る空想をしている。

多分、精神病院のベッドの上だ。

感想

アリエルが最初から他の子どもと違っていたので、

母親は精神的に病気になったのだろうか。

アリエルさえいなければと思ったのか。

アリエルが母親の不倫相手の子どもにふるった暴力はひどかったし、

(異常だった)

父親をバケツで殴るところもひどかった。

父親はアリエルに危害を与えた母親を許しはせず、殺してしまった。

アリエルの異常さを知っていた父親は

だから牧場から出さずに子育てをしていたのではないか。

と自分が納得する物語を考えてみた。

父親は自分で自動車ごと妻を殺害しておいて、

池が何らかの汚染状態になっているとはよく言えたものだ。

自動車にはガソリンが入っているから、

ビーバーも死んじゃったのかもしれない。

最後のシーンでアリエルは妄想状態だった。

狂暴にならないため、薬で抑制されているから、あんな感じなのかもしれない。

こう考えないと納得がいかない。

お読みいただきありがとうございました。

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