いきなりの出来事で何が悪なのか、誰を信じていいのかわからなくなる。
貧困層が革命?暴動?を起こして
それを治めるはずの政府(軍隊)も加担なのか、それとも騒ぎにのって、富裕層から搾取しようとしている。
こういう時って、生き残るよりも
最初の方に死んでいた方がマシ
の気持ちになる。
あらすじと感想①
最初の映像をよく観ておくといいと思います。
街ではもう暴動か何かが起こっていました。
この時代にどうしてそれを知らず、呑気にパーティなんてしている?不思議です。
その日、
お金持ちの自宅でマリアンの結婚パーティが開かれています。
大勢のお金持ちそうな招待客と
それを接待する大勢の使用人。
マリアンの母親が洗面所で手を洗おうとすると
緑色の水が流れました。
それはじきに収まりました。
序章です。
あらすじと感想②
昔の使用人が妻の病院代を用立てて欲しいとやってきます。
女主人は20のところ、3.5を用意して、今日はこれしか用意できないと答えます。
いくら頼る人がいないからといって、昔のよしみで来てもらっても困ります。
女主人がいくらか集めてくれただけでも素晴らしいと思います。
使用人はなかなか帰らず、パーティの主役マリアンにもそれを訴えます。
マリアンは兄や婚約者にお願いしますが、
現金を受け取れず、
自分で病院に連れていくことにし、
パーティを車で抜け出します。
自分が主役のパーティを抜け出して、元使用人の為にこんなに動く?
ここは有り得ないポイントでした。
街では暴動の最中でした。
運転を使用人に変わり、なんとか使用人の家までたどり着きます。
彼女はそこから軍隊に保護されて、家に送ってもらうはずでした。
マリアンはなんとか助かりそうなのかなと思いました。
あらすじと感想③
マリアンの家には貧困層の暴動者がやってきて、大暴れしています。
使用人はこれ幸いと金目の物を盗んでいきます。
パーティの招待客は反抗したりするとすぐ殺されたり撃たれたりしました。
マリアンの母親、女主人は金庫を開けるとすぐ射殺されました。
マリアンの父親は撃たれましたが、命がありました。
マリアンの兄は妻を亡くしましたが、命がありました。
マリアンの婚約者も生き残りました。
こういったシーンにはいつも考えさせられます。
あらすじと感想④
マリアンは軍隊に保護されたはずでしたが、拉致されました。
富裕層らしいたくさんの人間がいました。
囚人よりひどい環境です。
時々レイプされます。
拉致された富裕層の人間は身代金と引き換えでないと家には戻れません。
軍の内部では身代金の各自の取り分で不満が出てきました。
もらうとなるとなるべく多く欲しいのは当たり前、平等にしてくれないとね。
あらすじと感想⑤
マリアンを取り戻す手だてに使用人が身代金の受け渡しを手伝うことになりました。
マリアン側の家族はその使用人をもう信用できなくなっています。
ここらあたりで軍の一部が犯罪者集団だということに気がつきました。
富裕層特権で繋がっている軍のお偉いさんらに使用人を監視してもらい、
軍の犯罪者集団を見つけ、焼き殺してしまいます。
証拠隠滅。
マリアンは救出されました。
しかし、マリアンは軍の人間によって射殺されてしまうのです。
使用人はその銃を握らされ、同じく射殺されます。
軍のお偉いさんらは軍の人間が犯罪者だったということを隠ぺいするために、
マリアンも殺してしまったのです。
よくある内容です。
軍のお偉いさんらは、使用人家族をこれらの事件の犯人と決め、処刑するのでした。
多分富裕層は立ち直り、金持ちのままでしょう。
お金持ちは資産を分散させておくのが常識です。
まとめ
予告編にディストピアってありました。
ご存じですか?
暗黒世界という意味だそうです。
ユートピアの反対です。
平和ボケしているせいで、映画がすごく面白いとは思いませんでした。
マリアンの家みたいな金庫があっても、入れるものがありません。
マリアンが母親がそばにいるのに用を足しているのが気になりました。
日本は社会制度がある程度しっかりしているので、
貧困層が暴動を起こすまでには至らないので幸せです。
日本に生まれたことに感謝して生きていこうと思いました。
お読みいただきありがとうございました。
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