出だしはまさに悪魔祓い(エクソシスト)です。
それに家族愛も混じっています。
あらすじと感想
パク神父(ジュンス)は悪魔祓いに失敗してしまい、少女の命を救うことができませんでした。
少女の母親はジュンスを恨み、ジュンスの悪い噂を広めます。
ホラー映画好きにはたまらないところで、少女に悪魔が乗り移ってとっても怖いのです。
同居していた兄家族は
その噂のせいで、いじめを受けたり、心に傷をおってジュンスに恨みを持っています。
引越を余儀なくされています。
引越先の隣家は夜中になると音をたて、家族を睡眠不足にさせます。
悪魔が弱らせているのです。
この隣家悪魔祓いで死んだ少女の父親が住んでいたらしいです。
その父親は少女の母親に殺されています。
繋がっていたのですね。(写真たての写真で気が付いた方、すごい洞察力ですね。)
ジュンスは海外の教会に行くことを決意します。
最後の
教会の講義で
邪悪な者らは
憎しみや怒りを持つ人をターゲットにし、そういう人の身体に入りやすいと訴えます。
兄家族では、
邪悪な者は家族のひとりに次々と変身し、家族を仲違いさせます。
ここら辺までは最高に面白かったです。
悪魔が家族を翻弄し疲弊させ、お互いを疑るような関係に持っていかせます。
しかし、ここから
演出が雑になり、
結局、ジュンスに来てもらい、
ジュンスの身体に取り込んだ邪悪な者を兄が十字架で刺して
めでたしめでたしです。
次女のヒョンジョが焼却炉に吸い込まれ、死んでしまうのが可哀想でした。
ジュンスが日本人俳優の松山ケンイチに似ていました。
おおむね、面白い映画でした。
お読みいただきありがとうございました。
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