東京のいろいろな公園とそこを回る井川遥さんの美しさに目を奪われる映画でした。
多分予告編のYouTube見たら、春馬君を思い出して泣けてくるでしょう。↓
あらすじと感想
カメラマン志望の大学生光司は将来を悩んでいます。
幼い頃カメラマンだった母親を亡くしています。(初島の妻そっくり)
父親が再婚した相手の連れ子姉美咲(小西真奈美)は
弟光司(三浦春馬)を愛してしまっている自分の感情をどうしたらよいのか考えています。
大切な人を突然失う経験をした女の子、富永(榮倉奈々)は
恋人?ヒロ(染谷将太)を思いを伝える前に失ってしまい、後悔しています。
ヒロは幽霊になっていて、光司にだけその姿が見えます。
なぜ成仏できてないのかわかりません。
最初幽霊とはわからなくて、巻き戻して確認しちゃいました。
ゲイなのに過去に結婚を経験したバーのマスター(宇梶剛士)。
富永に美咲に思いを伝えなさいと言われ、
ファインダー越しに美咲を見、シャッターを押していくシーンは
小西真奈美の表情がとてもよかったです。
キスするんですけど、キスだけで終わっています。
お互いキスしたら、くすぶった感情が自分の思っていた愛情じゃなかったとわかったのだと推測されます。
家族として愛していたんだとわかったのかな。
血の繋がりがないと自分でも誤解しちゃうのかもしれません。
その後、美咲はすぐ具合の悪い母親の元で暮らすことにしました。
スッキリした表情です。
愛し過ぎている妻(井川遥)を信じられずに尾行と撮影を光司に頼む歯科医(高橋洋)。
妻が浮気しているのではないかと心配している初島は光司から
東京の公園をグルグル回っているだけですよと言われ、妻のメッセージに気がつきます。
グルグルはアンモナイト(2人が付き合うきっかけになったもの)を暗示しているとわかったからでした。
それってピンとくるものなのかなという疑問がわきましたが。
ここ最近は2度同じ公園に来ているというのもグルグルはおしまいってことなのかなと思いました。
石神井公園でした。
富永が光司と一緒に暮らすと押しかけてきました。
そこで幽霊ヒロが涙を流すのですが、(わかりにくい)
それからヒロを見ることが出来なくなりました。
成仏しましたね。
最後はホームセンターでグッズを見ている光司と富永がいて仲良くやっていくんだろうなというエンド。
光司に気がついた初島夫妻が2人で頭を下げていくシーンもあります。
こちらの夫婦も仲良くやっていけそうです。
初島の妻はひとことも発せず、映画は終わります。
ママなのに、洗練されたファッションに拍手です。
美人過ぎて、お洒落過ぎてまぶしいです。
ベビーカーのセンスが悪いのは、わざとなのかもしれません。
初島が選んだもので、それをダサくても使っているところに愛があります。
初島に写真が上手いと褒められているのもこれからの将来に光がさしているようで、良いエンドでした。
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