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あらすじと感想
最初から注意深く観てください。
そうしないと途中でよくわからなくなります。
病院でカウンセリングを受ける少女スミがいます。
車からスミと妹のスヨンが仲良く降り、夕食まで近くの湖で遊びます。
家には美しく若い継母がいます。
家には何か不吉な感じがいつもあります。
スミの部屋には同じ種類の日記帳があったり
クローゼットは同じ種類の洋服で埋め尽くされています。
また父親の下着を用意するのは継母の仕事なのに
もう用意されていたりもします。
スミと継母は仲が悪いです。
ここまでは、多分母親は何かで死んでしまい、後妻を迎えたけれど不仲であるという認識です。
スミが物置小屋から母親の遺品を取ってきます。
家族4人の写真から
看護師であった継母が加わり5人で写っている写真になります。
また父親は医師らしく医師と看護師という感じで2人で写っている写真もありました。
ここで、母親が生存中、看護師として継母が家に出入りしていたということもわかります。
親戚のソンギュ夫妻がディナーに訪れますが、
ひとりで話つづける継母に異質なものを感じ、妻のミヒは流し台の下に黒い女の子を見つけ発作を起こしてしまいます。
継母には何か憑りついてしまっているのではないかと思いました。
このディナーになぜか2人の姉妹はいませんでした。
父親が誰かに電話しています。
「状態が悪くなっているので、来てほしい。迎えにいく。」
父親はミヒにメモを残し、出かけます。
ここからは?????
となります。
継母が言うことをきかないスヨンを袋に入れて殺してしまい、それを引きずっています。
その袋を開けようとするスミ。
そこへ現れるいつものいでたちとは違うスーツスタイルの継母。
今までのことはすべてスミひとりの想像だったのです。
ネタバレ
母親は身体が弱かったのかどうかはわかりません。
父親が母親生存中に看護師である継母(継母にはなってないかもしれません。ただのミヒの想像かもしれません。)と不倫関係になったかどうかもわかりません。
ただ継母が我が物顔で楽しそうに家に出入りする様子から父親との関係を疑っており、ミヒとスヨンは嫌っていたと思います。
ある日、大きな物音がするのに継母が気付き、スヨンの部屋に行ってみると
スヨンが箪笥の下敷きになって、息も絶え絶えでした。
スヨンが箪笥を開けると
母親が首をつっており、驚いて引っ張り箪笥ごとつぶされてしまったのです。
継母がどうしようか考えていたとき、
ミヒが現れます。
ミヒは音がしたので、見に行こうと思っていましたが、
大嫌いな継母がいたので
家を出ます。
継母は「あなたは私にそういう態度を取ったことを一生後悔する。」と言います。
ミヒは後でその言葉の意味がわかり、おかしくなってしまったのではないかと思いました。
もしかしたら、継母はそんな言葉は発していないかもしれません。
継母は見にいってない可能性もあります。
ミヒは
音がしたので、見にいこうと思っていました。
そこに
継母が現れた。
その気になることよりも
一刻も早く継母から離れたいという気持ちになってしまいます。
もし自分がすぐに見に行っていたら、妹は助かったかもしれません。
その罪の重さがミヒを正常でなくさせているのだと思いました。
継母や父親を悪者にして物語を作り上げ、自分の罪の重さをなんとかしたいと考えているのではないでしょうか。
本当はそんなにも抱え込まなくてよいとは思います。
母親と妹を同時に亡くしたことで悲しみは相当のものです。
悲しい物語でした。
同じ服が何着もかかっているクローゼットの意味がわかりませんでした。
同じ日記帳が机にあったこともです。
何かを伝えようとはしていると思うのですが。
私は全然気がつきませんでしたが、ミヒの想像の継母とスーツ姿の継母はヘアスタイルが違うそうです。
最初から妹も継母もあの家にはおらず、すべてミヒの想像だったのです。
妹役の女の子がまさに妹って感じで可愛かったです。
わからない部分があるので、機会があればもう1度観たいと思います。
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