あらすじと感想
アメリカ映画を観ていると
アメリカとメキシコの国境が出てくることがあります。
メキシコには麻薬カルテル、マフィアと怖い人がたくさんいます。
だからメキシコからアメリカに逃亡しようとするのです。
日本は島国だから地続きの国境はありませんし、
映画くらいしか国境のイメージがわかりません。
出入りは面倒そうです。
メキシコは危険な国なのだと私は認識しました。
母親を連れ去られたエストレヤはシャイネがリーダーの子どもらと暮らすようになりました。
グループ唯一の女の子です。
みんな両親がいないみたいです。
麻薬組織の大人に目をつけられたらしく、
寝床を移動したりします。
淡々と生活しているように見えます。
そういう風に見えてしまうのが、私の平和ボケなのだなと気がつきました。
エストレヤに血のラインがついてきたり、そこそこホラーなのです。
新しい住まい(廃墟)の水たまりには鯉がたくさんいました。
コンクリートが凹んだところに水がたまっても鯉が生きるのは難しいから
幻想なのです。
子どもらがスプレー缶で描くトラが浮き上がって動き出すのも幻想です。
淡々と生活していても、大人の事情で殺されてしまう人が大勢います。
エストレヤが母親の腕にしていたブレスレットを受け継ぐことが出来て良かったなと思いました。
全世界が絶賛したらしいのですが、
私には伝わらない内容の映画でした。
お読みいただきありがとうございました。
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