グループ別にする必要性はないと思います。
学者じゃないし知識人でもないけれど、
思春期の一時期に同性を好きになることもあると思います。
くくりをしたことで、かえって苦しむ人が出てきてしまっているような気がします。
ただのおばさんのひとりごとだけど。
この映画は道徳の時間に見せるのに良き。
あらすじ
ドラマは7月4日から始まるけれど、
時系列で物語を説明します。
7月1日
保険室で女子生徒小牧桜と小嶋先生がお話しています。
桜は同級生の女子が好きで、
どうしてその女子が好きなのか、楽しそうに話しています。
気分の悪くなった生徒・沙奈が来て、中断されましたが、
桜はまた来ていいかどうか尋ねていました。
沙奈は話を聞いてしまったようです。
7月4日
英語の授業がなくなり、
代わりに保険の小嶋先生が「LGBT」について講義しました。
その後、このクラスのみがこの授業をしたことがわかりました。
「クラスにLGBTの人がいるんじゃないか。」
と男子が騒ぎます。
月乃(今田美桜)・小牧桜(有佐)・千里・みどりはいつも4人でつるんでいることから
お前らレズじゃないのかと男子にからかわれます。
月乃は沙奈が悩んでいる様子だったので、聞いてみました。
沙奈は7月1日保健室で聞いた話を打ち明けるのでした。
その日、月乃は
桜と自転車で2人乗りして帰るのですが、
ぎこちなくなってしまい、
桜は途中からバスで帰りました。
7月7日
学校に行くと
黒板に”小牧桜はレズビアン”と書かれていました。
どうしたら良いかわからなくて困っている人、気持ち悪いと騒ぎたてる人がいました。
月乃は教室から逃げる桜を追いかけます。
桜はあれを書いたのは私だと打ち明けるのでした。
7月8日
桜は学校に来ませんでした。
感想・考察その1
LGBT,これらの方々は性的少数者と言われています。
L レズビアン(女性同性愛者)
G ゲイ(男性同性愛者)
B バイセクシュアル(両性愛者)
T トランスジェンダー(生まれた時に割り当てられた性別にとらわれない性別のあり方を持つ人)
Q クイア
Q クエスチョニング(自らの性の有り方について特定の枠にとらわれない人)
現在はもっともっと細かく分類されているらしいです。
「二次元しか愛せない」ってよく聞きます。
テレビでインタビューされた若い子が普通に話しています。
漫画やゲームの中の人物が好きになってしまうことです。
二次元だと普通に明るく話せてしまいます。
いやいやいや、実際は彼氏彼女がいるのかもしれません。
このドラマでは翌日桜は登校しませんでした。
こんなたった1週間で自分を取り巻く環境が変わってしまうのは
きついです。
その前の週は好きな子のことをとても楽しく先生に話していたのに、悲しすぎます。
中学や高校は特に友人らとの関係がすごく濃い状態です。
どこかの監督が「青春って密なんです。」とおっしゃっていたように、
飽きずに近い距離で深まっていくのです。
考察その2
桜は、月乃が好きになってしまいました。
恋は理屈じゃない、いつの間にかそうなっています。
月乃のやることすることひとつひとつが気になって、見てしまいます。
それでもっと愛おしくなってしまいます。
誰にも言えなくて、保険の先生に相談していたのでしょう。
(誰かに話す=ばれる)
普通は自分以外の誰かに話すこともしないと思います。
男の子を好きになっていたら、友達と話せていたのにって思ったはずです。
LGBTという名称がひとり歩きしています。
普段は意識すらしていません。
ほとんどの人がそうだと思っています。
それに
私はすでに密な人間関係のない所の人であるからです。
(団体に属していません。)
例えば、
① 生まれた時の性別が女の子です。
小さい頃からスカートよりズボンが好きで、男の子とばかり遊んでいました。
兄弟は男しかおらず、自分は男の子だと思っていました。
が、親に
あなたは女の子なんだから、制服はスカートをはきなさいっていうのありがちです。
漫画のストーリーだと
この女子は幼馴染の男子を意識して、
女子に目覚めるみたいな展開になります。
ということでこの女の子は性的少数者ではありません。
② 生まれた時の性別は女の子です。
小さい頃から、可愛いと言われ、フリルのついたワンピースが好きでした。
中学生になると男子から告白されるような可愛い女の子に成長しました。
でも彼女が好きなのは同級生の女の子Aです。
Aには何も打ち明けず、友達付き合いを続けています。
Aに彼氏ができました。
彼女は苦しいながらも友達付き合いを続けます。
そして男性と付き合う努力もしますが、長続きはしません。
彼女の外見から、付き合うには困らないのですが、
彼女が好きなのはAなのです。
Aが結婚しました。
彼女も仕方なく思ってくれる男性と結婚します。
数回の行為で妊娠し、子どもにも恵まれました。
Aとはその後も付き合いを続けています。
彼女の思いは封印されたままです。
彼女は一生友達でいる道を選びました。
考察その3
②の彼女は女性を好きになったから
レズビアンなの?
人間として、Aを好きになっただけで、他の女性は好きにならなかったらこれは当てはまるのだろうか?
彼女は本意ではないといえ、
男性も受け入れることが出来ました。
バイセクシャルなの?
世間を欺くだけじゃなかろうか。
ひと昔前は知らないところで、こういうことがあったかもしれません。
考察その4
③ 生まれた時の性別は女の子です。
物心つくと、女の子の格好をしている自分に違和感を覚えます。
小学生の頃は、なんとかズボンをはいて切り抜けましたが、
中学生になると制服があり、スカートをはかなければならなくなりました。
という子どものために、制服のジェンダーレス化が始まっています。
制服はスカートかズボンか選べる学校が増えてきています。
そこに+されて
④ 膨らんでくる自分のバストに嫌悪感があります。
もついてしまうと、
身体は女の子、心は男の子に分けられて、トランスジェンダーに組分けされますが、
女の子が好きになるかっていうとそうでもない。
まとめ
外見は男性で心は女性、その人が入るトイレに困ってしまいます。
↓のトイレではその方に配慮した作りになっています。
2023年4月14日、新宿に歌舞伎町タワーができ、
このタワーの2階トイレは、
廊下に面した同一のトイレ空間内に、
女性用トイレ個室(2室)、
男性用トイレ個室(2室)、
ジェンダーレストイレ個室(8室)、
バリアフリートイレ個室(1室)が設けられており、
手洗いスペースは共用となっています。
しかし、6月4日現在、仕切りが設けられ、
男女別に使えるようになったということです。
様々な意見があり、男女別になったそうです。
そうだよね、すごくいい考え方だと思ったけど、
自分が使うこと考えたら、使いにくいよなあと思いました。
もう少し時間が必要なのかなと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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