JR中野駅前工事現場の壁に中野大好き「ナカノさん」とポスター掲示があります。
ちょっぴり暗めのお人形のポスターです。
私にとってはいきなりの登場でこれは一体???と思っていました。
なかの区報により詳しくわかったのでお伝えします。
「ナカノさん」には制作者がいらっしゃいます。
独特な世界をお持ちの素晴らしい人形作家の方でした。
中野区のキャラクターだから、知らないうちに公募で選ばれたのかと思っていました。
制作者は「清水真理さん」です。
人形作家。
人形教室アトリエ果樹園主宰。
多摩美術大学卒業。
制作した人形が映画や舞台で使用されるなど、幅広く活動されていらっしゃいます。
清水さんの人形制作は
設計図の作成から衣装を着せるまでおよそ10工程。
60時間を要します。
繊細な作業ですが、カッターやはさみなど私たちの身近な道具を使用されています。
幼少期から人形が大好きで、当時の人形作りの経験が今でも生かされているそうです。
清水真理さんについて詳しくは下記でお願い致します。
素晴らしいお人形なので魅了されると思います。
お高いのでしょうね。
中野大好き「ナカノさん」
無個性な人形の世界から中野にあこがれてやってきた、
存在自体が多様性を感じさせる球体関節人形です。
ナカノさんを通して日ごろ区政への接点や関心のない方にも情報を届けたいという思いが込められているそうです。
ナカノさんの画像は無料で使えるそうです。
2019年2月1日~
【ナカノさんプロフィール】
中野は、あらゆる個性を受け入れるまち。
自分の好きなものを持ち、好きで繋がり、生きている。
ナカノさんは、そんな中野に憧れて、中野にやってきた人形です。
自分が好きだと思うこと以外は、気にしないのがナカノさん。
男なの?女なの? 「気にしたことなかった」。
友だちの数は? 「気にしたことなかった」。
身長は44cm。
球体関節人形ってどんなものなのでしょうか。
関節部が球体によって形成されているお人形の総称だそうです。
その特徴から自在なポーズをとらせることができるそうです。
ゴム紐の力で受けと呼ばれる部分に接続。
手を通るゴム紐は両肩を介して両手に接続。
足を通るゴム紐は頭部を介して両足に接続。
どこかのお土産屋さんで触ったことがあるかもしれません。
清水さんが作成されるような芸術的なお人形さんじゃなく庶民的なただの木のお人形さん。
中野大好き「ナカノさん」は無料貸出してくれるそうです。
中野区内の図書館で貸出可能だそうです。
本と同じで2週間貸し出してくれるのでしょうか。
今度確認してきます。
JR中野駅周辺は中野サンプラザの取壊しも決まっています。
見慣れたものがなくなるのは寂しいですが、「ナカノさん」とともに見守っていきたいと思います。
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