しっかり面白い映画です。
ネタバレ
夫だと思っていた男性は
不倫相手でした。
夫は息子の精神的安定の為に離婚していました。
あらすじ①
クリスティーンは暴行事件の被害者で,
記憶障害がありました。
一晩眠ると記憶が消え、20歳の自分になってしまいます。
20歳の自分が起きてみると
隣には知らない男、
鏡には自分に良く似た老けた顔が映っています。
壁に貼ってあるたくさんの写真を見ていると
夫のベンが起きてきて事情を説明してくれます。
ベンが出勤してから、1本の電話を受けます。
その電話は記憶障害を治そうとする医師からでした。
彼女は医師から録画できるカメラを渡され、その日の自分にメッセージを残すことにしました。
あらすじ②
翌朝、
記憶を失くしたクリスティーンは
医師からの電話で
自分が録画した昨日までの自分からのメッセージを見ていました。
それによって思い出すことも増えてきました。
なんだか夫ベンがクリスティーンの快復を望んでいない気もしてきます。
クリスティーンは親友の女性クレアと会うことに成功しました。
クレアによると、
クリスティーンは行方がわからなかったことと、
夫ベンとは何年も前に離婚していました。
クレアはベンと浮気をしたことも告白しました。
クリスティーンは混乱しましたが、自分の記憶を取り戻そうと努力しました。
クリスティーンは不倫をしていました。
不倫相手に別れたいと言うと、
相手がキレて暴力をふるい、記憶障害になったのでした。
クリスティーンが夫ベンだと思っていた相手は
不倫相手マイクでした。
あらすじ③
ベンのふりをしたマイクは事件のあったホテルにクリスティーンを連れていきます。
マイクは打ち明けます。
ベンから離婚され施設に入っていたクリスティーンを
偽造書類と笑顔で出すことに成功し、暮らし始めたということです。
しかし毎朝の説明と嘘を繰り返す作業にもう限界が来ていました。
マイクに戻り、生活をしたいと言うのですが、
クリスティーンは恐怖でいっぱいです。
息子は死んだと聞かされていましたが、生きていることを知り、
クリスティーンはマイクを拒否します。
マイクはもう会えないと言われた日と同じように
また暴力を振るい始めますが、
クリスティーンはなんとか逃げ出すのでした。
あらすじ④
子どものアダムと再会、
幼い頃、読み聞かせたであろう絵本のフレーズを交互に語り、
これから病気が良くなっていくのだろうなという想像ができて
おしまいです。
感想
クリスティーンは自業自得でした。
マイクと浮気しておきながら、
すべてなかったことにしようとしたのですから、
マイクの怒りもわかります。
元夫のベンも薄々浮気に気がついていて、
ムカついてしまったのでしょう。
アダムの世話をしてくれていたクリスティーンの親友クレアと浮気しました。
アダムのためと施設に置き去りにしましたが、
当然の感じはします。
他の男と浮気した妻に1㎜の未練もありません。
一方マイクは偽書類で施設から出して、クリスティーンの世話をやくのは
並大抵ではなかったと思います。
毎朝、同じことを説明するのはとても大変です。
マイクは偏った愛に違いありませんが、愛していたのでしょう。
毎朝クリスティーンがほぼ裸な感じの衣装だったので、
マイクには毎晩必要だったと思います。
ニコール・キッドマンは素晴らしい俳優だなと思う映画でした。
お読みいただきありがとうございました。
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