ラストはこれでいいのか疑問が残りました。
あらすじ①
カタリナは不機嫌に見えます。
以前は売春をしていました。
ギャンブルやお酒に溺れる母親を好きではないみたいです。
同棲している彼氏マチアスは母親を大事にしろとうるさいです。
カタリナはモーツアルトの音楽に出会い、曲を聴くようになりました。
素晴らしさに傾倒していきます。
するとますます地元の人間が嫌いになっていくようでした。
コンサートホールを覗いていたところ、バイト募集と勘違いされ、
受付スタッフとして働くようになりました。
クラッシック音楽に囲まれ、彼女は生きがいを見つけました。
あらすじ②
オーケストラの指揮者アダムとも知り合い、気があいます。
不倫の関係になります。
カタリナはのめりこんでいきますが、
アダムは妻帯者でした。
カタリナの情熱を迷惑に感じ、
受付の仕事からも追い出してしまいます。
アダムにもう付きまとったりしないから、仕事をさせてくれと言うのですが、
かないません。
警備員につまみ出されてしまいます。
あらすじ③
アダムが指揮をするコンサートのある晩に
カタリナはアダムの部屋に忍びこみました。
そして、
仕事の件をお願いするのですが、
アダムはそんなカタリナを売春婦と馬鹿にします。
カタリナはキレて
窓辺に座るアダムを落としてしまいました。
すぐにそこから脱出します。
外には人だかりが出来ていました。
アダムは死んだようです。
あらすじ④
以前勧められた生活困難者を助ける制度を利用し、カタリナは努力しました。
そして、またコンサートホールで働けるようになりました。
親や地元が駄目駄目でも、
カタリナは自分の力で欲しいものを手に入れて、幸せになったのです。
感想
カタリナを演じた「アリシア・ビカンダー」は二十歳。
母親といる時の感じや
彼氏に素っ気ない感じ(うぜ~みたいな感じ)
アダムといる時の上気した感じ
(つまりエッチしてる時)
すべての演技がすごいと思いました。
顔のアップがよく出てきましたが、自然でした。
何歳の役なのかは知らないのですが、ピュアというタイトル通りで、
私はモーツアルトが好きになってしまい、
関連する仕事をしたかっただけよ!
と思いました。
スエーデンの映画です。
本の中の「詩」が出てきたりもします。
カタリナはそれらも吸収し、意味を理解していったのです。
アダムは妊娠中の妻を裏切り、
遊びでカタリナに手を出し、自業自得ということにします。
コンサートホールに戻ったカタリナは最高に幸せという顔をしているし、
アダムのことなんて、以前売春したことと同じですっかり忘れているのだと思います。
若さは時に残酷な仕打ちもします。
お読みいただきありがとうございました。
コメント