男と女はいつの時代も
駆け引きをして
素直になれず
生きている
戦国時代の恋愛を見事に描き切った名作。
何度も泣ける。
笑えるところもあって、良き。
織田信長を木村拓哉さんが演じました。
ラストのセリフ「ずっと、すいておった。」に感動。
諸説あり。
だって死んでいるから
残っている文献でしか
詳細はわからない。
尾張の大うつけ。
「泣かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」
濃姫 帰蝶 胡蝶を綾瀬はるかさんが演じました。
諸説あり。
だって死んでいるから
残っている文献でしか詳細はわからない。
しかもあんまり残っておらず、謎。
ということは
創作がしやすい。
その他の配役
明智光秀:宮沢氷魚
森 蘭丸:市川染五郎
徳川家康:斎藤工(言われないとわからないくらいの特殊メイク)
各務野:中谷美紀(濃姫についてきた侍女)
福富平太郎貞家:伊藤英明(濃姫についてきた家来)
木下藤吉郎:音尾琢真
斎藤道三:北大路欣也
あらすじ・私の感じた内容
戦国時代の織田信長と濃姫のロマンス。
1549年、信長15・濃姫14 政略結婚させられる。
濃姫はファザコン(斎藤道三の娘)
日本統一を強いお父様と成し遂げたかったけれど、仕方なく信長に嫁ぐ。
信長はうつけな若者、
時代は違えど、14,5の男子と女子では
絶対に女子の勝ち。
初夜を台無しにするところは創作にしても面白かった。
実家、美濃の国ではお父様とお兄様が争ってしまう。
お兄様をやっつけたのは信長。
お父様は死んでしまうし、自分はもう生きている価値がないと自害をしようとする濃姫を止める信長。
「お前の役目は俺の妻じゃ!」
心を開いていく様子が少しずつわかる。
今川義元の4万の軍を桶狭間の戦いでやっつけたのは、信長。
これは歴史の教科書に記載されている誰でも知っている大事な事実。
映画では
濃姫と話すことで、覚醒した信長がやり遂げた風になっている。
実際はわからない。
濃姫については謎がとても多いからです。
濃姫が「総大将がその言霊でうんぬん」のところは見どころです。
全国統一 京に向かう信長
1560年 足利義昭にそそのかされて、京に行く信長。
変装して濃姫と京の町を散策。
信長26,濃姫25。
すでに南蛮人もおり、誘われて一緒に踊るところは楽しそう。
信長がスリにあい、せっかく買った金平糖と財布を取られてしまう。
貧民街に入り、
襲われてしまい、ふたりで廃屋に逃げる。
闘ったので、血だらけのふたり。
金平糖を差し出す信長を押し倒し、欲情する濃姫。
ここのシーンも創作なんだけれど、
めっちゃいいシーンです。
多々の戦いで疲弊していく信長。
浅井長政が朝倉氏に味方したことで多くの仲間を失ってしまう。
信長が魔王と言われる形相を表していて、とても魅力的。
浅井長政は信長の妹「市」と結婚していたから、まさか裏切るとは思っていなかったらしい。
徳川家康の嫡男「信康」や信長の娘「徳姫」と結婚したし、
信長は天下統一のために、頑張っていた。
家康は最後まで信長を裏切らなかった。
と歴史では言われている。
比叡山延暦寺焼き討ち
1571年 信長37,濃姫36。
きっかけは信長が比叡山領を横領したからと言われている。
映画ではよくわからないが、仏門を襲うのは良くないと部下も考えていて、
濃姫にそれを言わせるが、
信長は聞く耳を持たず、焼き討ちする。
1582年 信長48、濃姫47。
少数の部下達と本能寺にいたら、
明智光秀が謀反を起こし、襲ってきた。
信長も頑張って戦ったが、最後は自害したと言われている。
死体が見つからなかったことから、逃げたという説もあるが、
焼死体が多すぎて、どれが信長だったかわからないというのが真相として
一般的に言われている。
妄想
信長は火に囲まれながら、
濃姫と異国に旅立つことを妄想する。
いつの時代も
本当に愛する人とは幸せになれないで終わる。
こんな時代だからこそ、
相手に焦がれる気持ちが痛いほど伝わってきて、とても切ない。
まとめ
前半は綾瀬はるかの映画と思うほど、彼女が光っている。
涙が出るシーン、笑えるシーンもある。
戦国時代から安土桃山時代の映画なのだが、
服装と言葉がそうであるだけで、
何ら現代と変わらないと思った。
木村拓哉さんは共演女優さんを光らせるすごい俳優さんなのではないかと思った。
織田信長を演じた俳優さんはたくさんいらっしゃるが、
木村拓哉さんのが1番魅力的だと思った。
お読みいただきありがとうございました。
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