カササギはいつも見ていました。
義理の親子の愛が悲しすぎ。
お互いが歩み寄りたいのに、シャイでなかなかできなくて、
死んでからも母親のところに帰ってくる娘が切ないです。
登場人物一人ひとりが個性的で面白い。
団地の隣の部屋に連続殺人犯が越してきたのが誰にわかるだろうか。
運が悪いとしかいいようがない。
子どもを夜遅くまで塾に通わせるなら、迎えにいってあげましょう。
父親の再婚相手は罪の意識から
死んだはずのヨソンが1週間続けて家に帰ってくるのに怯えていました。
ヨソン
塾の帰り道、102号室の男に誘拐・監禁・拉致され、
頭蓋骨を陥没するほど殴打され、死亡してしまいます。
遺体をバラバラにされ、赤いスーツケースに入れられ、
放置された後、見つかります。
ヨソンはこの世に未練があったのだと思いました。
死んだはずなのに、毎日継母のギョンヒの住む家に帰ってきていました。
ヨソンは継母と仲良くなりたいと思っていたのです。
それが叶わないまま、殺されてしまったので、成仏出来なかったのではないかと思いました。
カササギのために柿をとっておこうという優しい気持ちの少女でした。
ヨソンの母親 ギョンヒ
ヨソンの継母。
ヨソンを迎えにいく約束をしていたのに、迎えに行けませんでした。
(ペーパードライバーのくせに新車を運転。ヨソンを驚かせよう喜ばせようとしていました。運転中にヨソンへのプレゼントが下に落ち、それを拾おうとしたことで、事故を起こし、迎えにいけなくなりました。)
結局それでヨソンが、誘拐されたことに罪の意識を感じています。
死んだはずのヨソンが1週間続けて家に帰ってくると怯えています。
(ヨソンが自分を恨んでいると思っているのでは?)
ギョンヒはヨソンに良く似たスヨンと話すことで少し落ち着きました。
スヨンを送る時に、
102号室がスヨンを見ているのに気がつきました。
スヨンのおかげで
ヨソンの部屋に入ることができました。
ヨソンの部屋でカレンダーを見つけました。
自分の誕生日にヨソンがお母さんの誕生日と書いてくれていたことに涙を流します。
次にヨソン(もちろん死んでいるから霊?)が家に帰ってきた時には
ギョンヒはヨソンを抱きしめました。時刻22:00
カンサン警察に行くと、ヨソンの遺品を返してくれました。
手作りのカササギ人形がありました。
11棟102号室の男 アン・サンユン?キム・サンヨン?リュ・スンヒョク?
アンサンユンは小切手の名前。
キム・サンヨンは携帯履歴からで、ここからヒョンモに電話しています。
リュ・スンヒョクはカンサン団地での登録名らしく、管理人さんが電話していました。
アラスカカバン店で赤いスーツケースを買いました。
男は13万ウオンを小切手で支払いました。
(サインはアンサンユン)
それにヨソンを入れたのです。
宅配ピザを届けると、地下から物音がしましたが、男は不愛想にピザ屋を追い返します。
男は女子中学生ヨソンを殺しました。
左腕に6本傷跡がありました。(殺した人数か?)
102号室は遠洋漁業の船に乗る手はずを2日後に整えました。
昼間の管理人ファンを入れるスーツケースを買いに行きました。
102号室の男は20万ウオンを支払うためにお金を数えます。
アラスカカバン店の店主は電話がかかってきたふりをしました。
なぜそんなことをしたのでしょうか。
店主はかかってきた相手はアンサンユンという演技をしましたが、
本当に電話がかかってきてしまい、混線ということでごまかしました。
102号室は小切手を出すのをやめ、現金で払っていました。
(102号室はアンサンユンという男を殺していると思いました。)
むかつく奴らを全員殺そうと計画していました。
手始めにかばん屋店主を拉致しています。
婦人会長を足止めし、スヨンを誘拐しようとしています。
突然停電になり、車のライトしかない中、
ギョンヒが助けます。
102号室が団地に戻るとかばん屋店主が襲ってきました、
反撃は不成功に終わります
ピザ屋の男と管理人が協力して102号室の男と格闘していたところ、
ヒョンモが来て、やっつけてくれました、
管理人はスヨンはどこだと102号室に聞くのですが、
俺にもわからないなどと言います。
スヨンの死体が壁に横たわっていました。
怒った管理人は102号室の男を殺してしまいます。
ですが、
スヨンの死体だと思ったものは
管理人が殺した男の幻影だだったのです。
婦人会長
総会のことで102号室を訪れます。
小うるさいので、102号室が殺害しようとしたところ、
電話のおかげで難を逃れました。
婦人会長の娘 ユ・スヨン
塾は22:00に終了します。
殺されたヨソンに似ています。
昼間の管理人ファンの眼鏡を見つけ、管理人に届けました。
ヨソンに似ているので102号室の男は驚いています。
そして、また誘拐しようと機会を窺っていました。
10棟202号室 高利貸しのやくざ ヒョンモ
ファン殺害を疑われて逮捕されてしまいます。
お金の取り立てのことで叔父といたため、アリバイが証明されます。
しかし、キム・サンヨンからの通話履歴が残っていたため、
キム殺害の疑いもかかってきました。
凶器を見せられたことで、
102号室の男が持っていたことに気が付き、
はめられたと
警察から逃げ出し、男のもとに向かいます。
カンサン団地 管理人室の男(昼) ファン
ウォン・ヨソンと名入りの刺繍がしてあるベストをゴミ袋から見つけてしまったため、
102号室の男に殴打され殺害されてしまいます。
階段踊り場で頭を投打され、血がたくさん流れました。
ギョンヒが帰ってきてそれを見てびっくりするのですが、
割れたワインボトルが転がっていたため、スルーしました。
(赤ワインと血は全然違うと思うのだけど、映画だから仕方ないか。)
カンサン団地 管理人室の男(夜)
いつも一緒にいる男は幽霊です。
婦人会長に102号室の水道料が高いから水漏れのチェックをしてきてくれと頼まれます。
102号室の男から1度は拒否されるも業者と一緒に来るというと、室内に入れてくれました。
地下の水場を調べると、排水溝に毛や血がありました。
管理人の男は102号室の男に襲われそうになりながらも、水漏れの点検を終え、外に出ることに成功しました。
この男は後5か月で自分の犯した罪の時効が成立するらしいです。
論文を盗んだあげくの殺人と幽霊が言っていました。
(元は大学教授とかかもしれません。)
15年捕まらないで逃げきれば、時効です。
102号室がスヨンを狙っているのに気がついています。
昼間の管理人ファンが行方不明になったことで、警察が来ます。
なので、この場から逃げようとします。
しかし、幽霊の男はスヨンが102号室の男に殺されてもいいのかとあおり、
その回避方法を教えていました。
スヨンはとても気持ちの良いいい子なのです。
アラスカカバン店の親父
アラスカカバン店営業時間
OPEN 9:00
CLOSE 22:00
ヨソンが入っていた赤いスーツケースは自分の店のかもしれないと妻に言うも、売上が落ちるからと黙っていることにしました。
102号室の男に店がクローズした22:00誘拐されてしまいます。
ピザ・マロンの店員
早くから102号室の男は怪しいと思っていました。
10日ごとにピザを注文していました。
かばん屋の店主を誘拐した日もピザを注文しました。
(多分、誘拐した日にはピザを注文します。)
ヒョンモの母親の弟
ヒョンモにお金を借りて、返さないので暴行を受けていました。
時間は22:00。
1ヵ月後
ギョンヒはスヨンの思い出がある団地に残ることにしました。
アラスカカバン店の店主は妻と話していました。
あいつはなぜ自分をすぐに殺さなかったのだろうか。
寝る時も店主の隣で寝ていたそうです。
102号室は毎日地下室の階段を上がってくるヨソンにおびえていたのでした。
ヨソンはギョンヒに素直になれなかったことを後悔し、
このままでは死ねないと思ったのかもしれませんね。
まとめ
カササギが何度も出てきましたね。
街中を停電させてしまったのも
カササギの巣作りでの電気トラブルでした。
ヨソンがカササギに柿を残しておこうという優しい気持ち、カササギに伝わっていました。
カササギが何かやらかすような伏線はたくさんありましたね。
韓国映画は面白いです。
カンサン団地という狭いくくりの中での出来事でしたが、
人間模様が面白すぎました。
3回観ましたが、いつも新しい発見がありました。
中学生が10時まで塾っていうのも大変ですが、
そういえば日本でも同じでした。
管理人は時効まで捕まらずに逃げきれますかね。
管理人が殺した男(幽霊)がそれを許さないでしょうから、そのうち捕まってしまうでしょう。
管理人が殺した男(幽霊)と会話していますが、
それは管理人の中の良心だと思います。
管理人はずっと殺したことを後悔しているため、自ら幻覚を作り出してしまっているのです。
と思います。
102号室の男が見えたヨソンは良心とは違います。
102号室の男には良心はありません。
ヨソンのギョンヒに会いたいという気持ちが形になったのだと思います。
赤いスーツケースに入っていたのはヨソンの抜け殻でしかありません。
ヨソンの気持ちは102号室の地下にあったのだと思いました。
お読みいただきありがとうございました。
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