怨霊の森/The Woods 2006年アメリカ映画 森の精霊である娘3人が少女を生贄に捧げ、母親を取り戻そうとする映画だと思う?

夜の森 映画鑑賞

森の精霊である娘3人が学園をつくり、その生徒を生贄に捧げて、母親を取り戻そうとする映画です。

(と思います。)

あらすじと感想

ファルバーン学園は創立100年経ちました。

森の奥にある学園は全寮制の女子高で、食事時にはミルクを飲むようにすすめられます。

そこへ、母親への反抗心で自宅に放火し全焼させてしまった転校生ヘザーがやってきました。

母親とは不仲です。

(自分の家を燃やす少女ということで、これから何をやらかすか期待が高まります。)

ヘザーは奨学生として入り、特別なプログラムの授業を受けていました。

ヘザーは悪夢を見たり、森からのメッセージが聞こえるようになりました。

時々、

生徒である少女を森の生贄として差し出しながら、森は繁栄していきました。

敵対視されていた少女から、

早く学園を去るようにと忠告がありました。

彼女はヘザーの両親にも連絡してくれていました。

(敵対視していたはずなのに、なぜ?)

忠告した少女は自殺してしまいました。

ヘザーは両親が迎えに来てくれて、脱出するのですが、

森は道に迷わせ、母親を殺してしまいます。

(森にとって、自分らのテリトリーの形を変えるのは容易だったはずです。)

事故にあった時、母親はヘザーをとても心配していました。

母親はヘザーを愛していました。

本当の気持ちはヘザーに伝わってから死んでしまったようです。

病院に搬送された父親とヘザーですが、

父親はトラヴァース学長の血を飲まされて、廃人になってしまいました。

トラヴァース学長は

自分の母親を取り戻そうと能力のある少女ヘザーを生贄にしようとしました。

学園で飲まされていたミルクには樹脂なのか血なのか何かが入っていて、

それで少女らは夜ぐっすり寝ていたのです。

ヘザーはそれを吐き出しました。

(ちょっとグロいです。何か固まりを吐き出すのですが、わかりませんでした。)

廃人になってしまっていて、精神病院に収容されていた父親もそれを吐き出すことができました。

復活した父親はヘザーを助けに行きます。

父親の助けも借りながら、

ヘザーは斧で絡みつく木々を倒していきました。

結果、残った女子生徒と学園を脱出することができました。

めでたしめでたし。

女子生徒がしていた学園に伝わる物語

森からクララ他2人が学園にやってきました。

彼女らは学園に保護されましたが、時々森からの声を聴いていて、何か儀式もしていました。

生徒らはクララ達を魔女だといじめました。

クララ達は生徒らに復讐しようと、森にチカラを貸してくれと頼みます。

ある夜、学長を井戸の前に呼び、生徒らを集めました。

クララは斧で学長を殺しました。

すると生徒らも学長を斧でたたきはじめ、クララの回りは血の海でした。

学園では夜に森に入ってはいけないという規則がありますが、

それはクララが森にいるからだとの言い伝えです。

まとめ

何かもっと恐ろしいことが起きるのではないかと期待している内に終了してしまいました。

ヘザーは母親と折り合いが悪かったせいで、自宅に放火してしまい、全焼させてしまったという問題のある少女です。

自宅に放火されたら、普通の親子関係はもう終わっていると思います。

異常すぎる行動です。

女子生徒らがミルクを勧められていましたが、そこの謎ももうちょっと教えて欲しかったです。

効能とか(だんだん身体が木になっていくとかね。)

絡んできた敵対心まる出しの少女サマンサもなぜに途中で学園の謎を教えてくれる親切心を出したのか、

それがばれて学園に消された感じで、掘り下げて欲しかったです。

森の精霊であった元少女の学長らは、何らかの理由があって学園を存続させているわけですから、そこら辺もはっきりさせて欲しかったです。

お読みいただきありがとうございました。

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