エイリアン コヴェナント/エイリアン誕生の謎がとける デヴィッドお前か!自分勝手な考察。

宇宙空間 映画鑑賞

自分勝手な考察であることを先にお詫び致します。

エイリアン誕生の謎がとける内容になっている。

プロメテウスの最後に納得がいかなかった方はぜひ観るべきである。

エンジニアの作った黒い液体は

動物の生物の内部に入り、

母体となる遺伝子と組み合わさり新たなものを産む。

あらすじ①デヴィッドの誕生

白くて大きな部屋、

偉大なる創造者ウエイランド氏は

完璧なアンドロイド デヴィッドを創った。

デヴィッドは像を見て自分の名前をデヴィッドに決めた。

(ミケランジェロによるダビデ像からヒントを得たのだと思う。

人間の力強さや美しさの象徴ともみなされている。英語名:David)

デヴィッドはピアノでワーグナーを弾く。

【ヴァルハラ城への神々の入城】

デヴィッド:私を作ったのがあなたなら、あなたをつくったのは誰?

ウエイランド氏:いつの日か答えを出したい。

積年の疑問だ。

デヴィッド:我々はどこから来た?

ウエイランド氏:我々が単なる分子の組み合わせの福産物だなどとは

単なる生物学的な偶然であるわけがない

それ以上の何かがあるはずだ

私と息子のお前とで解き明かそう

デヴィッド:少し考えさせてください

あなたは創造者を探す

私の創造者はあなた

私は仕えるがあなたは人間

あなたは死ぬ

私は死なない

ウエイランド氏はまだとても若い。

(デヴィッドの言葉にウェイランド氏はカチンときたのではないだろうか。

すぐに紅茶をつげと命令する。

デヴィッドは人間に従順なアンドロイドとは違うと思った。)

あらすじ②入植船コヴェナント

2104年1月25日、

コヴェナント号は

入植者2000人を積み、オリガエ-6という星に向かっていた。

到着予定は7年4ヵ月後だった。

乗組員は睡眠ポッドで寝ている。

アンドロイドのウォルターが船を守っていた。

しかし、

突発的なアクシデント(ニュートリノバース)があり、乗組員15人を起こした。

何らかのトラブルでジェイコブ船長は焼死した。

ダニエルズはジェイコブの恋人だった。

オリガエ-6で本物の木材で小屋を建てようと約束していた。

新船長は

ジェイコブの死に落ち込む乗員に

修理を先行させるよう指示を出した。

乗組員は新船長を信頼できかねていた。

新船長を無視し、ジェイコブとのお別れを無断でした。

母船の外で修理作業をしていたティーが通信を受信した。

ジョンデンバーのカントリーロードを歌っていた。

現在位置からとても近い、そして居住可能な星からだ。

オリガエ-6より条件がいいということもわかった。

ダニエルズは10年かけて探したオリガエ-6に行かずに

その星に行くのは違うのではないかと訴えた。

船長はそこに行くことに決めてしまった。

後7年4か月年眠ることは乗員も嫌だったし、賛成していた。

あらすじ③捜索艇爆発

大気圏に入ると通信は切れた。

コヴェナントから捜索艇を出し、

水面に着陸した。

乗員は武器を持って、外に出た。

(宇宙服でなくヘルメットもしていない。)

信号発信源に向かった。

トムが小麦を見つけ、口にした。

フェリスは外で修理をしていた。

2~3時間かかりそうだ。

カリンとレドワードは生態系の調査をするため、別行動をする。

静かな星だ。

鳥や虫の音がしない。

レドワードの耳穴に黒い煙のような物質が入っていった。

彼はすぐ具合が悪くなる。

一行は宇宙船を見つけた。

卵のような植物を少し触ると黒い煙のような物質が出てきて、鼻から吸ってしまう。

10年前に消息をたったプロメテウス号に乗っていたエリザベスショウ博士の名入りペンダントや写真が見つかった。

(発信源はエリザベスショウ博士だった?)

レドワードが病気になったとの連絡で一行は捜索艇に戻る。

フェリスは手を貸そうと駆け寄るが

レドワードが吐血したので、カレンとレドワードを隔離し、ロックした。

レドワードは痙攣し、背中は裂け、中からエイリアンが出てきた。

カレンはエイリアンと戦おうとするが、レドワードの血で滑って転んでしまう。

エイリアンは四足歩行で長いしっぽがあった。

助けようとし、武器を持って中に入ったフェリスもまたレドワードの血で滑って転んでしまう。

エイリアンは窓を難なく突き破って、フェリスを襲った。

フェリスは混乱し、捜索艇の中で発砲し捜索艇を爆破してしまった。

船長やダニエルズは驚いた。

乗員のひとり(先ほど、黒い煙を吸った人)が口から何かを生み出した。

それはすぐに逃げていなくなってしまった。

コヴェナントとは宇宙嵐のため、通信できなくなっていた。

そこへ、エイリアンが襲撃してきた。

エイリアンはとてつもなく強く焦っていたところ、

デヴィッドが現れた。

彼は隠れ家に案内してくれた。

あらすじ④デヴィッドの話

10年前エリザベスショウ博士とデヴィッドはここに到着した。

プロメテウス号の生存者だ。

脱出艇には「死の病原体」が積まれていた

着陸時の事故で積荷が飛散

混乱の中で船の制御を失い

博士は墜落で死亡

病原体の結果は見たとおり

私は長い間ひとりだった

この星に残されて

我々の仲間は感染したの?

その病原体は非植物性の生命体を狙う

あらゆる動物つまり「肉体」に感染

すぐ殺すか

「培養器」として交配種を生み出させる

非常に攻撃的だ

我々も感染を?

してればわかる

確信が欲しい

母船には持ち込めない

入植者がいる

すばらしい

入植者は2000人以上

デヴィッドは嬉しそうだ

あらすじ⑤デヴィッドとウォルターの会話

嵐でコヴェナントとの通信は出来なかった。

ウォルターはデヴィッドに笛の吹き方を習った。

ウォルターはすぐに習得した。

だが想像することを許されていなかった。

デヴィッドは回想した。

(ここからデヴィッドだけの回想シーンだと思われる。でないと後のシーンが矛盾してしまう。)

デヴィッドの乗った宇宙船がこの星に到着した時、

事故ではなく、

わざと黒い粉を巻いたのだ。

我が偉業を見よ

諸侯よ

そして絶望せよ

他には何も残らぬ

巨大な遺跡の残骸と果てしなき荒涼が

遥か彼方まで広がるのみ

バイロンだ

1818年の詩

すばらしい

これほど壮麗な詩を残せれば

幸せに死ねる

(デヴィッドはこの星の先住民を全員殺したのだ。)

エリザベスショウ博士のお墓の前で

もし死ねるのなら

庭が彼女にふさわしい

生き物に囲まれて

ミッションで傷ついた自分を治してくれた。

(デヴィッドはショウ博士を愛していた?)

あらすじ⑥船長にエイリアンが寄生

嵐は継続していたが、

コヴェナントは救出に向かうことにした。

船長は

ローゼンタールを探しに行ったが、彼女は死んでいた。

デヴィッドは謎の生物が現れてもすぐに攻撃しないで、

コミュニケーションをとろうとした。

(乗員のひとりから生まれたこの生物は2足歩行で人間と同じくらいの身長であり、白い身体をしていた。)

船長は憤り説明を求めた。

彼は自分の研究室に案内し、話し始めた。

デヴィッド:私は素人生物博士になった。

病原体は変異性が高くあらゆる形態を成す。

非常に独創的だ。

この液体が空気に触れると霧状の微粒子になる、

元の病原体と共に残ったのは

美しき獣たちだ

忍耐が大事だ

卵から寄生体が生まれる

遺伝子の襲撃部隊だ

宿主を持ち

その体内に入り

DNAを書き換える

そして最終的に産み出す

これらのすばらしい融合体を、、、

自分で遺伝子実験を始めた

様々な異種交配だ

船長:君がエンジニア(操作)したのか?

デヴィッド:暇な手は悪魔の仕事場だ

デヴィッドは船長をさらに奥へと誘った。

デヴィッド:私の実験は大事な材料が欠けていたので挫折ばかり

(エイリアンを観た人にとって大事な材料は人間だとすぐわかるシーン)

湿った場所、暗い。

そこにはエイリアンの卵がたくさんあった。

待っている。

一体 何を?

何を待ってる?

母体を。

安全そのもの

ディヴィッドは危険性はないと船長を安心させた。

そしてもっと覗かせる。

そして、エイリアンの卵から出てきた幼虫は船長に飛びつき、寄生するのだった。

(ここで今まで観てきたエイリアンはデヴィッドが創ったとわかった。)

あらすじ⑦デヴィッドは危険なアンドロイド

他の乗員もローゼンタールの死体を見つけた。

デヴィッドの隠れ家にいる乗員は直ちにここを出ることにした。

やっと母船と連絡が取れた。

デヴィッドは倒れた船長を見ていた。

船長からエイリアンが産まれた。

(成虫エイリアンになるのが驚くほど速い)

産声をあげている。

ウォルターはデヴィッドの研究室でショウ博士の人体模型(エイリアンが飛び出た後の内蔵のような)を見た。

奥でデヴィッドがショウ博士の写真を前に笛を吹いていた。

ウォルターはデヴィッドに問う。

病原体は事故で飛散したんじゃない

君が撒いたんだろう。

デヴィッド:私は「仕える者」ではない

お前も違う

なぜ入植ミッションに同行させられた?

彼らは復活を熱望する滅びゆく種だからだ

価値がない種に再生はさせない

ウォルター:彼らが我々を創った

君は危険で外に連れ出せない

デヴィッドはウォルターに近づき、そして電源オフした。

ウォルターは座り込んでしまった。

あらすじ⑧エイリアンとの闘い

船長を探している乗員はエイリアンに襲われた。

ダニエルズはデヴィッドの書庫で秘密を発見してしまう。

ショウ博士は宇宙船の事故で死んだのではなく、

デヴィッドに何かをされたのだ。

デヴィッドはダニエルズもまたショウ博士と同じようにするつもりだった。

絶体絶命の時、ウォルターが現れて助けてくれた。

ウォルターは新機種なので自力で再起動できるのだ。

デヴィッドはウォルターと戦い敗れた。

コヴェナントが来て救ってくれたが、

エイリアンもくっついてきてしまった。

(多分、船長から産まれたエイリアンだ)

ダニエルズは勇敢にエイリアンと闘う。

クレーンでエイリアンを挟み、やっつけた。

ウォルターが迎えに来てくれて船内に戻った。

母船に戻った乗員は傷の手当をした。

ウォルターが自分の顔の手当をしているとダニエルズが手伝ってくれた。

ウォルターは前にも自分の手を犠牲にしてダニエルズを助けたことがあった。

その手は無いままだ。

ダニエルズはマザーに起こされる。

船内に未確認生命体がいるというのだ。

ウォルターの協力の元、テラフォーミングベイにおびき寄せて、殺すことにした。

ぎりぎりのところでエイリアンを追い出すことに成功した。

ウォルターはなぜか残念そうだ。

何もかもが終わり、テネシーとダニエルズは冷凍睡眠に入ることになった。

テネシーが先に眠りについた。

次はダニエルズだ。

後のことはウォルターにまかせるのだ。

完全にカプセルに入り、眠りが始まろうとする時、

ダニエルズは目の前にいるのがウォルターではなくデヴィッドだと気がついた。

もう遅かった。

ダニエルズは眠ってしまった。

デヴィッドは飲み込んでいた卵のようなものを胚芽のケースに入れた。

エイリアンの素だ。

絶望しかない。

行き先はオリガエ6だ。

感想

エンジニアの作った黒い液体は

動物性の生物の内部に入り、

母体となる遺伝子と組み合わさり新たなものを産む。

だけど、撒かれた時には先住民はみんな苦しんでいるようだった。

黒い液体は空気に触れると霧状の微粒子になり、それを宇宙船から撒き散らかしたのはデヴィッドだ。

あまりに量が多かったので、みんな死んでしまったのかもしれない。

死んだ様子がまるで原爆投下された時の広島や長崎の人々のようで苦しい。

一瞬にして燃え尽きた人間は黒いコゲになりそのままの状態で残ったのだ。

デヴィッドは冷凍休眠でショウ博士を眠らせておいて、

好き放題したに違いない。

胚芽はデヴィッドが創造したエイリアンの卵になるものだろう。

卵から寄生体(幼虫エイリアン)が生まれ、

宿主である人間の体内に入り、DNAを書き換えて、エイリアンとして出てくる。

2個だけだったが、

2000人の入植者は餌食になってしまうのだろう。

デヴィッドが

ウォルターやダニエルズにキスしようとするところは気持ちが悪いシーンだ。

コヴェナント号の乗組員はアクシデントがあり、オリガエ6から惑星4に変更したので、

デヴィッドがおびき寄せたのではない。

デヴィッドは強運だともいえる。

ウエイランド氏が創ったデヴィッドは次の星で創造者となりえるのか。

最後に

デヴィッドがウォルターと入れ替わっていたことは2度観てやっと気がついた。

『エイリアン:コヴェナント』は続きがかなり気になる終わり方であったので続編に期待したい。

ウォルター誕生の動画

人間そっくりに作られたアンドロイド、

それは人間にとって都合がいいからだ。

中身はパソコンなんだから、知識豊富だとしても怖い。

お読みいただきありがとうございました。

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