ALIEN PROMETHEUS/エイリアンプロメテウス 人類の起源・生きる目的・死後はどうなるのかを問う

宇宙空間 映画鑑賞

エイリアンプロメテウスは

人類の起源

生きる目的

死後はどうなるのか

疑問を持ったウエイランド氏が自分の死後も諦めないで追及していくところからすべてが始まった。

と思う。

あらすじ①どこかの誰かが何かをした

どこかの星

自然のままで美しい

ナイアガラの滝のような場所で

宇宙船から降り立ったとみられるひとりの男が黒い何かを飲み干す。

飲み干すと、宇宙船は立ち去ってしまった。

すぐに彼の身体は変化を起こした。

叫びをあげ、

背中は裂け、

身体は崩れ

そのまま滝の中に落ちる。

身体はバラバラになった。

だが、

細胞らは分裂を繰り返し、増えていった。

あらすじ②古代遺跡発見

西暦2089年、

スコットランド・スカイ島で

考古学者のエリザベス・ショウ博士とチャーリー・ホロウエイ博士は

35000年前かそれ以前の古代遺跡を発見した。

その壁画はそれまでの古代遺跡と似ていた。

人類が追い求めていた種の起源を知るため、

宇宙船プロメテウスに乗り込んで出発した。

スポンサーはウエイランド社だ。

乗組員が冷凍休眠で眠る間は

アンドロイドのデヴィッドが宇宙船を操作した。

彼はエンジニアとの意思疎通に備え、学習をしていた。

(古代語を勉強していた。)

2093年12月21日、惑星LV-223が目前に迫った。

乗組員は目覚め、

すでに死んだウエイランド社社長のピーター・ウエイランド氏からホログラム映像による調査目的を受けた。

エリザベスショウ博士は創造論的発想で

エンジニア(彼女の考えとしては人間を創ったエンジニアという意味らしい)

となる宇宙人が存在し

それが人類誕生の謎を解くと思っていた。

ピーターの娘であるメレディスは懐疑的だ。

あらすじ③日没まで6時間

LV-223に到着。

12月25日、日没が迫る中、ヤネック船長の制止を聞き入れず、

乗組員らは調査隊を作り、岩山へ向かう。

特殊な装置を使い、岩山の内部の謎が解かれていった。

戸外の大気は有害なのに岩山内部は宇宙服のヘルメットを外しても大丈夫だった。

デヴィッドは何やら壁のネバネバの液体を手に取り、それの匂いをかいだ。

(ネバネバしているものはエイリアンを想像させた)

そして、スイッチのようなものを操作した。

すると

逃げる異星人の映像が現れた。

何かから逃げているようだ。

その後ドアの前に首がない異星人の死体を見つけた。

すると恐怖を感じたファイフィールドが地質学者だから先に帰ると言いだした。

彼とミルバーンは別行動になった。

デヴィッドに壁画を解析するように指示を出す。

死後おおよそ2000年前の死体だった。

デヴィッドは壁の装置を動かした。

すると

ドアが開き中に入るとミミズのような生物が動いていた。

母船から二酸化ケイ素を含む嵐が接近中と連絡があり、調査隊は慌てる。

壁の像が様態を変えているとショウ博士が言っていた。

調査隊は岩山を後にする。

ショウ博士はドアの中にあった大きな首を持って帰った。

アンドロイドのデヴィッドはこそこそと筒状の何かを袋に入れて持ち帰った。

調査隊は嵐の寸前でなんとか難を逃れて探索艇に退避できた。

ショウ博士は大きな首を調査した。

外面はヘルメットということがわかり、

それを外すと人間に似ている生物が出てきた。

その顔に電気刺激を与えると目が開き、顔の筋肉が動きだし、変な匂いが充満した。

慌ててケースの中に密閉した途端、

顔は爆発した。

デヴィッドは「彼らにも死が」と言った。

デヴィッドは皆に隠れ、誰かと交信していた。

「幸い未成熟でした。」

「そうします。」

それに気がついたウィッカーズはデヴィッドに詰問したが、

本当のことは言わなかった。

(後からウェイランド氏との通信だとわかった。)

デヴィッドは持って帰った筒状のものを開け、中から瓶のようなものを取り出し、そこから一滴の黒い何かを取り出した。

デヴィッドはひとりで酒を飲むチャーリー博士に話かけ、お酒のおかわりをすすめた。

エンジニアとの接触ができなかったことを慰めた。

チャーリーに

答えを求めてここまでやってきたなら、どこまでやる決意があるのか?と聞いた。

どこまででもやる

チャーリーは答えた。

デヴィッドはさっきの黒い何かを

チャーリー博士のお酒に混ぜて飲ませた。

ショウ博士は爆発した頭の検査をしていたが、それが人間のDNAと一致した。

一方、先に帰ったはずのファイフィールドとミルバーンは迷子になり、

岩山で一晩過ごすことになっていた。

(地質学者は馬鹿なのか。)

母船から岩山の中に生命物体の反応があったと連絡があった。

砂嵐のせいの誤作動かもしれないとのことだった。

彼らは1KM西にその反応があったと聞いた。

怖いので

東に向かった。

ショウ博士の元にチャーリーが訪れた。

2人は恋人同士なので、愛し合った。

ショウ博士は先天的に子どもを望めない身体だった。

岩山の中では2人が生き物を発見したと騒いでいた。

そして、通信が途絶えてしまう。

泥状の地面から出てきたウナギのような生物に襲われ、

ひとりは宇宙服の中に侵入され、

ウナギが口から入っていった。

ひとりはウナギを切ろうとしたら、

その血液でヘルメットが溶けてしまい、大変なことになっていた。

あらすじ④何かに寄生されたそれぞれ

一夜たち嵐が去った後、

皆はファイフィールドらを探しに岩山へ向かう。

チャーリー博士は様子がおかしくなっていた。

デヴィッドは単独行動をした。

艇内いるウイッカーズが

映像を送るように指示したが、途中で通信を切った。

皆はファイフィールドとミルバーンを見つけるが、2人の状態は悪かった。

デヴィッドは別のところでたくさんの筒を見つけた。

奥へ進み、何かを操作した。

すると異星人の映像が映された。

(この映像の意味がわからない)

彼らのすることを一心に見つめるデヴィッド。

異星人が操作すると

目の前には宇宙が出来ていた。

幻想的だ。

その中に月を惑星として持つ地球もあった。

それは突如消えた。

大きなカプセルの中にまだ生存している宇宙人がいた。

それは鼓動していた。

(生きているのだ。)

一方母船に戻ったファイフィールドらをヴィッカーズは拒否した。

病気の仲間を母船に入れないようにした。

近づいてきたチャーリーは完全に病んでいたので、

ヴィッカーズは炎を彼に向けて焼き殺した。

(チャーリー博士は通常の人間より強くなっていた。)

ショウ博士が目を覚ますとデヴィッドが看病してくれていた。

彼女は妊娠3ヶ月と告げられた。

10時間前のセックスでもう3ヶ月はあり得ないし、正常な胎児ではないらしい。

デヴィッドに堕胎してくれるようにお願いするが、

鎮静剤をうたれてしまった。

(デヴィッドはショウ博士を胎児ごと長期睡眠に入らせてしまおうと考えていた。)

ショウ博士は痛みをこらえ、逃げ出し

自動で手術できる部屋へ行き、

エイリアンを取り出した。

(イカみたいで四本足の生物だった。)

ファイフィールドは狂暴化してしまい、仲間を襲った。

あらすじ⑤よみがえったウエイランド氏

ショウ博士がヨタヨタと部屋に入ると死んだはずのウエイランド氏が冷凍休眠から目覚めていた。

ショウ博士はこの場所を去ることを進めたが受け入れてくれなかった。

デヴィッドがエンジニアがひとり生きていると教えた。

違う場所、

船長は話していた。

ここはエンジニアの星じゃなかった。

奴らの基地だ、

軍事的なね、

自分たちの星で大量破壊兵器を製造するのは危険だから、

容器に入ってた化け物だよ、

自分たちが造ったものに、

反対に襲われて滅びた、

地球に戻ろう。

さて、

ウエイランド氏はショウ博士らを連れて岩山に入る。

母船での調査で岩山の部分を取り去るとそれは宇宙船だった。

デヴィッドは異星人を睡眠から目覚めさせた。

デヴィッドと会話すると

エンジニアは怒り出し、

デヴィッドの首を引きちぎった。

ウエイランド氏を殺した。

ショウ博士はその場から逃げた。

エンジニアは宇宙船の操作を始めた。

宇宙船は飛びたとうとしていた。

ショウ博士は母船にお願いする。

宇宙船が飛びたつのを阻止してくれと。

エンジニアの宇宙船は地球を破壊するつもりなのだ。

船長は快諾し、乗組員がそれを助けた。

ヴィッカーズは脱出ポットで逃げた。

母船は宇宙船にぶつかりくだけた。

宇宙船は地に落ち、ショウ博士やヴィッカーズをつぶそうとしてきた。

あらすじ⑥エイリアン誕生

ショウ博士だけが助かった。

酸素不足になったのでプロメテウス号に戻った。

ショウ博士はデヴィッドと交信した。

デヴィッドはエンジニアに襲われるから逃げるように指示した。

エンジニアに見つけられ、危ういところだったが、

エンジニアは大きく成長したエイリアンと戦い、負けたようだ。

(大きく成長したエイリアンはショウ博士が取り出したイカエイリアンだ。)

足が巨大タコのようだ。

デヴィッドはショウ博士に助けを求めた。

ショウ博士が地球に帰るためにはデヴィッドが必要だというのだ。

ショウ博士は

エンジニアの残した船で地球には帰りたくない、

彼らの星へ行きたいと言った。

人間を創りそして滅ぼそうとした

なぜ考えを変えたのかそれを知りたい。

デヴィッドは

それを知って今さらどうなるのかと問う。

私が人間であなたがロボットだから。

プロメテウスから最後の通信をする。絶対にこの星に来てはいけないと伝えた。

2094年1月1日だった。

ショウ博士が脱出出来たかどうかはわからない。

同じ形の宇宙船が飛んでいたので、脱出できたと思う。

その頃、

エンジニアのお腹を突き破って、

新しいタイプのエイリアンが生まれていた。

黒い身体、二本足で立ち、腕には5本指があった。

考察

チャーリー博士は黒い何かをデヴィッドに飲まされた。

その後、ショウ博士とセックスした。

数時間で胎児になり、ショウ博士は強制的に取り出した。

その生物はほったらかしでも巨大化し、

エンジニアと闘い、

エンジニアに寄生した。

エンジニアの胸部を突き破って上の画像のような生物が出てきた。

ということはあの黒い液体はエイリアンの素?

エイリアンとも違う様態だ。

似ているけれど、

エイリアンだったら、最初はもっと小さくて肌色っぽい。

脱皮を繰り返して大きくなるはずだ。

感想

エイリアンシリーズ最初の物語。

エンジニアはあの黒い液体で何を製造していたのか。

たくさんの筒が宇宙船にあった。

チャーリー博士がおかしくなっていたが、あれをあのまま放置するとどうなるのだろうか。

チャーリー博士は液体を一滴飲んだだけだ。

だけれどもショウ博士にイカエイリアンを妊娠させた。

ショウ博士は妊娠しない身体なのにだ。

デヴィッドは何かを知っていて、チャーリー博士に人体実験をしている。

ショウ博士はイカエイリアンを取り出したけれども、

元のショウ博士の身体とはもう違うような気がする。

ショウ博士も肉体改造されたしまったと思う。

ウェイランド氏の娘役ヴィッカーズがシャーリーズ・セロンだった。

整った容姿がアンドロイドの様だった。

ウェイランド氏の創造物デヴィッドはヴィッカーズに対して

どんな考えがあるのだろう。

アンドロイドだから、何もないのかな。

と考えるのも楽しかった。

ヴィッカーズは父親ウェイランド氏に人には誰でも死があると説いていた。

父親の考えには反対だったと思った。

ウエイランド氏の希望は不死?だったのか?

老いたら、若い人に後は任せて隠居しろっていうのは

大事なことなのだ。

ワクワクして面白かった。

お読みいただきありがとうございました。

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