パリに住んでいる自分を想像出来、楽しい時間を過ごせました。
銀座メゾンエルメスの10階にあるLe Studioで映画を観てきました。
短編オムニバスで6話です。
第1話：サン・ジェルマン・デ・プレ
アメリカの女子学生が2人の軟派な男性に翻弄される話。
男性のアパートで一晩を共にしたアメリカ女性は、
朝早々に追い出されてしまいます。
男性は飛行機の到着時間を気にしています。
とてもあせって、女性を追い出そうとする男性は滑稽に見えました。
そして、
アメリカ女性は絵の講義に参加しようと学校に行きました。
すると
昨日の男性がヌードモデルをしていました。
（ビックリです。）
女性は頭が混乱しているように見えました。
今度は
別の男性に声をかけられ、いやいやながらついていくと、そのアパートは昨日泊まったところでした。
その男性の話は昨日の男性が話していることと同じでした。
（親の職業等、おそらく昨日の男性がなりすましたのでしょう。）
留守している間、他の友人に自由に使わせてあげていると言っていました。
（ということから、本当のアパートの住人はこちら）
ヌードモデルの男性は本来のアパートの住人になりすまして、女子学生を騙したのです。
女子学生はフランス語がうまく、可愛らしいのですが、
男性を見る目がなかったようです。
第2話 北駅
無神経なパートナーに愛想を尽かした女性と謎の紳士との出会い。
せっかく購入したアパートの前では朝から工事をしています。
騒音があり、窓を閉めてもうるさいです。
パートナーの男性は自分の話をまともに聞いてはくれません。
仕方がないというのです。
女性はイライラする気持ちで通勤のため、歩いていました。
自動車とぶつかりそうになります。
自動車からはお金持ち風の男性が降りてきました。
女性にひとめぼれしたみたいです。
しばらく一緒に歩き、男性は女性に一緒についてきてくれないかと話します。
女性が断ると
男性は柵を超え、線路に飛び降りて自殺？してしまいます。
第3話 サン・ドニ街
奥手な男性と娼婦の密室での会話
男性は娼婦を買い、自分の部屋に連れてきました。
娼婦は普通は部屋には来ないけれど特別だみたいな話をします。
奥手らしい男性を翻弄しながらもどこか愛情を持って接している様子がとても面白かったです。
第4話 エトワール広場
突然降りかかった災難から逃れようとする男性の姿を面白おかしく映画にしました。
凱旋門を真ん中にぐるっと一周自動車が通ります。
いつものように通勤で歩いているとある男性ともめて、突き飛ばしてしまいました。
男性はそのことをなかったことにするべき、通勤で歩く道を変えました。
でも結局、もめた男性に会ってしまいます。
もめた男性もバツが悪いのか知らんぷりしています。
避けていても会ってしまうんだなと、それなら道を変える必要もなかったわけです。
第5話 モンパルナスとルヴァロワ
二股をかけている女性が男性2人に手紙を速達で出しました。
投函した後、女性はもしかしたら中身を入れ間違ったかもしれないと慌ててしまいます。
女性は
手紙より早く自分が行けばいいと
男性の元を訪れます。
そして、愛している、今から寝たいと誘惑します。
（多分寝ることで、なんとかなると思っています。）
しかし、
自分ではうまく立ち回っていたつもりが、手紙うんぬんではなく、
2人の男性からは煙たがられて追い出されてしまうというバチがあたった的な物語でした。
第6話 ラ・ミュエット
夫婦喧嘩の絶えないお金持ち夫婦を息子の視点から描いた物語。
母親はいつも電話で愚痴三昧。
父親はメイドと浮気。
食事時は夫婦喧嘩が絶えません。
息子は耳栓を購入し、何も聞こえないようにしました。
母親が階段から落ちて怪我をしても耳栓をしているため、聞こえません。
息子をそんな風にしてしまったのは、両親のはずです。
まとめ感想
全てParisが舞台です。
なので、パリを旅行しているような、
パリ在住の、つまりパリジャンの普段の生活を覗いたようなそんな映画でした。
オムニバス映画ですので、退屈せずに観ることができました。
Cucina del NABUCO クッチーナ・デル・ナブッコでイタリアンフルコースランチ
こちらは自家製チーズの前菜がとっても美味しかったので、2度目の来店です。
ミキモト銀座ビルの中に入っているお店です。
2回目ですが、いつも満席状態の人気店。
スタッフもいい子たちが多く、満足です。
お読みいただきありがとうございました。
