松坂桃李さん、映画「新聞記者」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞とりましたね。
今日DVDで観ましたのでひと言.
あらすじは他のサイトにおまかせで、
映画だけど、現実と間違うよう内容もあり、引き込まれていきました。
日本って本当に報道の自由ないらしいですね。
権力のある方に忖度するって誰にでもあります。気をつかうってことですよね。他人の気持ちになっていろいろするわけですから。でも忖度って悪い意味での気を遣うなのかな。
ググってみたら、
人の気持ちを推し量ること、推し量って相手に配慮すること。
現在は特に立場が上の人・目上の人に対して気をつかうことに使用されるみたいですね。
しゃりこは権力ない夫に忖度していろいろやってあげます。褒められたい・評価されたい・優遇してほしいですから忖度します。
ところで、原作者も出演されてます。美人です。最初の方のシーンなので、見逃す恐れあります。
とにかくW主演のお二人がものすごくいいです。
松坂桃李演じる杉原の外務省時代の上司神崎が飛び降り自殺してしまいます。「神崎さんはそんなに弱い人間ではない。」杉原は真相は何かと考えます。
シムウンギョン演じる東都新聞社会部記者の吉岡の父親はやはり記者で誤報を出してしまったことで自殺してしまいます。「父はそんなに弱い人間ではない。」吉岡は真相は何かとずっと考えています。でも何も証拠が出てきません。
しゃりこも考えました。どうして死んでしまったのだろう。
いろいろ解釈があるのでしょうけど、杉原は自分の子どもに言えないようなことはしたくないと告発に踏み切りました。
最終シーンでは権力に屈し(上司に訂正文を出せ。ほとぼりが冷めるまで海外に行かせてやる。子どもも生まれたばかりだろ。と脅されます。)家族との幸せを選んだのかな。
多かれ少なかれほとんどの人間がそうやって生きていて、死んだ二人はそれを選べなかった、自分を許せなくて死を選んだのでしょうか。
ところで、シムウンギョンさんってイモトアヤコさんに似ていらっしゃいますよね。声も似てませんか。
イモトアヤコさんの演技は「家を売る女」でしか見てないし、あれはイモトアヤコを前面に出しているし、今回化けたのかななんて、馬鹿ですね。ごめんなさい、シムウンギョンさん。
松坂桃李さん、エリート官僚もいいですね。妻役の本田翼さんもほんわかしている感じでよかったです。
最後の場面で杉原(松坂桃李さん)が何か言っているのですが、声になってないところがあります。「ごめん」っていう線が多いみたいですが、
しゃりこは「だめだ」かと。
「ごめん」かな。
松坂桃李さん、最近観た中では、「彼女がその名を知らない鳥たち」で蒼井優ちゃんの不倫相手やってました。すごく嫌な男の役ですが、それがうまく出てます。優ちゃん、この男は駄目だってって、突っ込みながら観ました。
もう一つは「ユリゴコロ」。吉高由里子さんや松山ケンイチさんと共演されてます。
吉高由里子さんが主演でやばい殺人鬼なんだけれど、その子どもの役です。お母さんの手記を読んで、ショックを受けつつ、変わっていく心をうまくあらわしていると思います。
今後も期待しております。
松坂桃李さん、身長183cmです。大きく見えないのは小顔でせいですね。
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