愚行録

読書感想文

悪の芽/貫井徳郎著 無差別殺人の犯人は昔自分がいじめた奴だった

個人的な感想としては関係ないと思うぞ。 それは個人によって考え方が違うと思うけれど、 自分の発言がだいぶ後になって何かの原因となるのは稀だと思います。 あの無差別大量殺人はおれのせいなのか アニフェスで無差別大量殺人をし、その後自分にも火を...
読書感想文

罪と祈り/貫井徳郎著 父親の過去を調べ始めた息子が知る衝撃の事実 誰も救えない

誰も救えなかった。 そもそも誰かが救えると思ったら大間違いだ。 ひとりひとりの思い上がりが罪のない子どもの命を奪った。 息子は知りたいと思う気持ちにストップはかけられなかった。 関係者全員がそれぞれの罪を後悔していても、祈りを捧げても失った...
読書感想文

ミハスの落日/貫井徳郎著 著者が実際に旅行して取材したらしい。海外短編集。

5作品があり、どれも楽しめるものです。 私はカイロの残照が好きです。 復讐する物語は引き込まれます。 人の命を取ることよりもその人の人生を壊すことの方が遥かに相手にダメージを与えるのではないかと思います。 ミハスの落日 ストックホルムの埋み...
映画鑑賞

愚行録はぼんやり観てちゃ駄目、妻夫木聡と満島ひかりの演技に圧倒される。

映画「愚行録」は傑作。観るたびに夢中にさせる。人間は愚かだが、そうして生きていかないと駄目な部分もある。満島ひかりの演技が良き。
映画鑑賞

愚行録 2016年 満島ひかり・妻夫木聡・小出恵介・中村倫也他

人々の愚かな行為をこれでもかというくらい訴えてきます。 あらすじと感想 妹の光子(満島ひかり)が自分の子どもを虐待していることで逮捕されています。 週刊誌記者の兄(妻夫木聡)はそれに悩みながらも 1年前に起きた未解決事件を再調査することにな...