TUBE チューブ 死の脱出/死んでしまおうかと思っていたことが嘘のような脱出物語

滝 映画鑑賞

死んでしまおうかと思っていても、追い詰められると生への執着が出てくるという物語だと思いました。

あらすじと感想

女性は道路に寝転んでいました。

車に引いてもらい、死のうとしていたのです。

寸での所、飛び起きて女性は轢かれずにすみました。

死ぬのをやめたのです。

ひいてもらう予定の自動車に乗せてもらい、会話をしていると、ラジオが聞こえてきました。

ドライバーの男性は殺人鬼でした。

それに気がついた女性は襲われてしまいますが、気を失ってしまいます。

気が付くと、異空間でした。

狭いトンネルのような所をはっていくと、

どうやら時間内にそのルートを通過しないと命の危険があるとわかってきました。

トンネル内には回避できる一人分のスペースもあり、

うまくそこに逃げることが出来れば、死ぬことを免れることができました。

例えば、そのスペースに入ることが出来なければ、

焼け焦げてしまったり、

切断されてしまったりしました。

殺人鬼の男性もそのトンネルにいました。

男性とバトルし、女性だけがスペースに入ることが出来ました。

男性は左腕だけがスペースに入り、切断されてしまいます。

男性の左腕には記号のようなものが刻印されていました。

女性は途中で

それが、逃げられるルートの説明だと気がつきました。

(左腕に電灯の付いた腕輪をしているので、そんなことでもないと気がつきません。)

✖◇✖ は

><<>><

右・左・左・右・右・左

の意味だったのです。

(私だったら一生気がつかないと思いました。

それでなかったら、次どっちに進むか間違えて結局死んでしまう。)

重要な登場人物?

半分機械で半分死体の顔だけが時々出てきて、

女性の傷を治してくれたり、

注射を打ち、死なせてくれようとしたりします。

これは何だったのか。

説明はありませんが、空想の中のもので女性を振るい立たせている存在でしょうか。

別の解釈としては「神」。

「神」は死んでしまおうとする女性に

あなたは生きていた方がよいと

あなたにはその生きていく力があると教えてあげたのではないかと思いました。

一方で殺人犯人にも同じ苦難を与えて、

悪いことしたけど、ここを通り抜けられたら助けてやる

というようなニュアンスなのでしょうか。

ラスト

女性は最後の難関もクリアして、

脱出に成功します。

一体このトンネル空間で行われたものはなんだったのか。

彼女に生きようとさせる娘が作った異空間だったのか。

滝が落ちて、鳥が鳴く、自然たっぷりな場所です。

娘の姿をした「神」が現れました。

女性:私死んだの?

娘:肉体は何度も死んだ。

娘:生きなさい。

女性は微笑んで、滝を見つめました。

「神」のきまぐれで2人(殺人犯人と子どもを失った女性)が選ばれ、

そのゲームを見守っていたのではないでしょうか。

トンネル内には他の死体もありました。

たまにするきまぐれゲームなのかもしれません。

まとめ

私の解釈が正しいかどうかわかりません。

ただ、人間は困難を乗り越えた時、達成感を得ます。

それは生きる希望になります。

そんな感じなのかなと思いました。

お読みいただきありがとうございました。

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