モンタナの目撃者 アンジェリーナ・ジョリー

映画鑑賞

アンジーは何にでもなれてしまいます。

アンジー出演の映画でハズレはないです。

だいたいのあらすじ

かつての山火事で

子供たちや同僚を救えず、

死に追いやったというトラウマを抱える森林消防隊員の女性、

ハンナ(アンジェリーナ・ジョリー)。

ハンナはそれ故、病んでいて、ムチャを起こし、山林の小屋で勤務することになります。

ある日、ハンナは1人の少年コナー(フィン・リトル)と出会います。

彼は父親を殺され、危険な秘密を託されて追手から逃げていました。

ハンナは彼を守りぬくと誓いますが、

暗殺者たちに追われ、山火事に行く手を阻まれてしまいます。

あらすじと感想

森林消防隊員とは

山火事の場所めがけて、空からパラシュートで落下した後、

風を読み、

周囲の森林をなぎ倒したりして、消化活動をする方たちのことです。

今まで全く知らなかった職業をアンジェリーナ・ジョリーが見事に演じ、教えてくれました。

ハンナはリーダーであった山火事で同僚と少年3人の命を救えませんでした。

手は出せず、見ているだけしか出来なかったことを悔やみ、夢ではうなされていました。

そんなトラウマを抱えたハンナは

ムチャして、罰則?で

森林の小屋で勤務することになりました。

一方、コナー(フィン・リトル)は

父親が何かの汚職事件に巻き込まれている人物で、

間違ったことはしていないと、メモ書きを作り、

コナーに「マスコミに渡すよう、信頼できる人を選んで。」と言い残し、殺害されてしまいます。

この秘密は

おおやけになると失うものがたくさんある人達のもので、そういうことから殺し屋がコナーの命も狙います。

残念ながら、謎の秘密はどういったものなのか最後まで明かされず、

何だったのか?と疑問で終わります。

ハンナの元恋人イーサン(ジョン・バーンサル)は保安官で

妊娠している妻アリソン(メディナ・センゴア)がいます。

イーサンはコナーの母親の兄弟であることから、

殺し屋が訪れます。

ハンナは

逃げているコナーに森で出会い、コナーを救おうと思います。

コナーは父親の殺害現場を目撃し、傷ついていました。

同じく山火事で死んでいく同僚や少年を見ていることしか出来なかった自分と重なるのだと思いました。

ここでやっと「モンタナの目撃者」というタイトルの意味がわかりました。

追手の暗殺者、パトリック(ニコラス・ホルト)とジャック(エイダン・ギレン)もキレッキレの暴力です。

その靴では森の中は滑るのではないかと思います。

けれど、一流の殺し屋は大丈夫なのです。

もちろん、ハンナとの対決もそうです。

それからアリソンのアクションもお腹に6ヶ月の子どもがいながら、見ごたえのあるものでした。

母は強し。

ハンナは殺し屋(ニコラスホルト)と森の中で戦うのですが、武器は斧のみ。

ガンガン殴られて、アンジーの美しいお顔が痛ましいお顔になっていきます。

アンジーが絶体絶命になると、

先に逃がしたコナーが出てきて、アンジーを救います。

結果、殺し屋には勝つけれど、

今度は山火事がそこまで迫ってきています。

この2人は死なないってなんとなくわかっているけれど、

火が容赦なく迫り、ドキドキしました。

火をよけるため、川に入り、深く潜ります。

呼吸をする時には水面スレスレに出て、また潜ります。

これはもし山火事にあったら、使える技として、心に刻みました。

山火事が終わり、2人は救助されて助かりました。

これで、終わってしまいます。

ハンナは少年を助けたことで、これからは前向きに生きられると思います。

コナーはどうなっていくのでしょう。

母親は以前に亡くなり、父親も死に、おじのイーサンも死んでしまいました。

当分ショックから立ち直れそうにありません。

マスコミは呼ばなくても来ていました。

生存者として取材を受けるのでしょうか。

殺し屋から殺されなくて良かったです。

山火事にあったけど、生き残れて良かったです。

でおしまいなのが悔やまれます。

観ている人が想像できるようにこれなのかもしれませんが。

アンジーは私生活で養子を育てているから、コナーも引き取るかもとかっていうのはちょっと違うような気がします。

お読みいただきありがとうございました。

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