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あらすじ①
4年前の交通事故で
父、司朗(玉木宏)は脚に障害を負っています。
司朗は窪(くぼ)心理療法室を開業していて、虐待を受けた子ども達を救う活動にも熱心です。
たくさんウサギを飼っています。
母、繭子は植物状態で入院中です。
妹、月(るな)は顔に火傷を負いマスクをつけて生活しています。
姉、花(はな)は事故にあったのを自分のせいだと思い、心に傷を負っています。
そして四井純(大西流星)は近所にいるおかしな人間を探し、カメラに収めています。
家にはボーっとして反応のない精神病の母親がいます。
あらすじ②
母親不在だけれど父と姉妹は助け合って暮らしてきました。
そこへ四井純がはなに近づいたことで、変化が起こりました。
純は以前にもここではなと遊んだことを覚えていました。
司朗は患者さんに催眠術をかけ、何かやっているような雰囲気です。
ある日、母親の繭子が急に目を覚ましたと帰ってきました。
はなは繭子に違和感を感じ、
純にそれを相談します。
純が調べると
妹のるなは事故で死んだことになっていました。
司朗は危機感を覚え、怪しい催眠術をかけ、従順な純にしてしまいます。
あらすじ③
司朗は人間の中身を入れ替えることが出来ました。
催眠術をかけ、年齢を過去に戻し、子宮にいた時の状態にしてから
他の人間と入れ替えるのです。
虐待をする親達は司朗にとって、どうしようもない人間なので、
ウサギと入れ替えていました。
ウサギは無垢だからという理由でした。
るなは死にそうでしたが、虐待を受けていた女の子と入れ替えたのです。
植物状態の繭子は、虐待をしていた女性の身体と入れ替えました。
るなと繭子は時々そのことに怯えましたが、司朗が催眠術でおさめていたのです。
秘密を知った純はウサギと入れ替えました。
純の母親が、空虚な視線でボーっとしていたのはウサギだったからでした。
純に虐待していたのでウサギと入れ替えられていたのです。
それを聞いていた純のおばあちゃんが
「娘と孫を返せ!」と司朗を殴りますが、逆に司朗に殺されてしまいます。
見ていたるなはこんな状態のまま生きていたくはなかったと
司朗にナイフを突き刺し、司朗は死んでしまいます。
純のおばあちゃんを殺した後、自殺したことにしなさいと言い残して逝きました。
繭子が抱き起して泣いている時、司朗が何かつぶやいています。
あらすじ④
司朗がつぶやいている時、繭子と入れ替わるのかなと思いましたが、
お腹の子と入れ替わっていたようです。
繭子、はな、るなは気がついていないようです。
赤ちゃんが生まれ、4人は幸せそうに暮らしています。
邪悪な赤ちゃんの誕生です。
感想
怖くはないけれど、薄気味悪さがあって面白かったです。
幸せの絶好調から不幸になると
人間は変わってしまいます。
司朗の催眠術だと自分の家族は人間同士で入れ替えし、
虐待した悪い奴や気に入らない奴はウサギにし
となっていますが、
美人とブス
お金持ちと貧乏人
と何でもありなので、邪悪な赤ちゃんはぜひそちらで活躍して欲しいと思いました。
お読みいただきありがとうございました。
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