リング・らせん・リング2 鈴木光司原作 真田広之・松嶋菜々子・竹内結子

VTR 映画鑑賞

少し前の映画は俳優陣の若い時が見られるのが楽しかったりします。

佐藤浩市・真田広之・松重豊・鶴見慎吾・中谷美紀・松嶋菜々子、みんな若い。

Amazonプライムで無料で観られます。

らせん階段って上から下を見ると、とても怖いです。

映画公開と時系列

映画の公開は

2003年 リング (中田秀夫監督)

2005年 リング2(中田秀夫監督)

2011年 らせん (飯田譲治監督)

映画の内容からの時系列は

リング

らせん

リング2

です。

プチ知識として覚えておくと映画をより楽しめると思います。

続きものかと思えばそうでもなくて、矛盾があるので気をつけてくださいね。

リング あらすじと感想①

ユーチューブ動画に呪いのビデオテープがありましたよ。

怖いです。

若者4人が伊豆のペンションで呪いのビデオテープを観てから、

浅川玲子がどうして自分は助かって、元夫・高山竜司は死んだのか自問自答するところで映画は終了します。

序盤、

浅川(松嶋菜々子)は

呪いのビデオテープを観ると死んでしまうといううわさがあることを調べていました。

そして、女子高生にインタヴューします。

発端は伊豆のペンションに泊まった子どもが

見たい番組を録画予約しておくのを忘れた為、

ペンションのビデオデッキで録画したところ、

地方局なので、番組を録画できず、

変なものが録画されていたということみたいでした。

姪のお葬式に参列し、同級生らの話を聞くと

姪は友人ら4人と伊豆のペンションを訪れ、ビデオテープを観ていました。

そして、4人は同日同時刻に突然死していました。

浅川玲子の姪・大石智子役で若かりし頃の竹内結子さんが出ています。

声で気がつき、ウキペディアで調べたら本人でした。

その友人役に佐藤仁美さんも出ています。

浅川は伊豆のペンションに行き、ビデオテープの謎を探ります。

ペンションには泊まった人らが寄せ書きをするノートがあり、

お父さんはデブです。

お母さんはデブです。

だから僕もデブです。

と書いたページがあり、

浅川はそれを口に出して読みます。

クスっとするシーンでもあるのですが、

あとあと、この文章は気持ちの悪い意味を持っていたのではないかと思うので、覚えておいてください。

浅川はペンションの受付に題名のないVTRを見つけ、それを部屋で観たところ、

それが呪いのビデオテープでした。

終了後、電話が鳴り、

時刻は

午後7時8分くらいでした。

リング あらすじと感想②

浅川は元夫の高山に相談し、ビデオテープを観てもらいます。

高山は浅川のマンションに入ると何かと感じとりました。 

薄っすらと高山には何か能力があることを思わせます。

浅川は子ども・よういちを実家の父のところへ連れて行きました。

そこで

夜中よういちがビデオテープを観てしまいます。

ここが1番怖かった。

よういちは

「ともちゃんが見ろって」とこの間死んだ姪の名前を言いました。

お葬式の後、ついてきていたのです。

よういちが1週間後に死んでしまうかもしれないと

ビデオテープの捜査も必死になります。

呪いのビデオテープに現れる記事から

山村志津子という人物と場所を調べ出し、

2人は

山村志津子の生誕地の島へ行き、調査をしますが、

思うようにいきません。

志津子の従兄弟は

志津子は海をいつも見ていた。

そして何かを話していた。

1度、何を話しているか聞こうとして、近寄ったら、人間の言葉じゃなかった。

と語りました。

不気味で怖いです。

セリフが怖いです。

志津子は島の噴火を予知したことがきっかけになり、

千里眼と言われ、

研究者伊熊へいはちろうに連れられ、東京に行きます。

超能力者として、最初はもてはやしていたマスコミも

次第に疑いを持つようになり、詐欺だと責めるようになりました。

それに耐えきれず、志津子は自殺してしまいました。

志津子には貞子という子どもがいました。

伊熊はより強い力を持つ貞子を持て余し、

自分の土地にある井戸に突き落とし、殺してしまいます。

その土地は伊豆でした。

高山と浅川は伊豆に向かい、ビデオテープのあったペンションの土地にある井戸の水を汲み上げ、貞子の死体を見つけようとします。

貞子の白骨が見つかりました。

浅川が死ぬ時間になりましたが、浅川は死にませんでした。

しかし、その後高山は死んでしまいました。

自分は生き残り、高山は死んでしまったことで、

彼女はビデオテープとビデオデッキを車に乗せて、走っていきます。

ダビングしたビデオテープを誰かに見せれば、死なないと気がついたのでした。

Bitly

志津子が何か能力を持っていたことがわかりますが、

海で誰と話していいたのか

貞子は誰の子どもなのかはっきりせず、終わってしまいます。

らせん あらすじと感想

貞子 リボーン。

人類はどうなってしまうのか。

貞子は人間の子どもだったのか。

Bitly

かつての同級生高山(真田広之)の死体解剖をした安藤(佐藤浩市)は

高山から「プレゼント」というメッセージを受け取りました。

高山の胃からそれは出てきました。

高山は医学部から数学の道に進みました。

高山は元妻浅川玲子(松嶋菜々子)から

呪いのビデオテープについての調査を依頼されていたようです。

高山が血管に出来た腫瘍で突然死した後、

浅川も事故で死んでしまいます。

司法解剖の結果、

後部座席にいた子どもは事故の前に死亡しており、

(ダビングしたテープを父親に見せたのに、子どもは死んでしまいました。)

それに驚いた浅川が事故を起こして死んだということがわかりました。

安藤は自分の息子を海で亡くしています。

その時助けられなかったことで、後悔をし、何度も自殺を試みていますができません。

高山の死体の第一発見者は助手高野舞(中谷美紀)ですが、

高山と同じように特殊能力を持った人間でした。

リングではほとんどあかされていませんが、高山には人に触れると考えていることがわかる能力があるみたいでした。

安藤と関係した高野はビルで死んでいましたが、出産した形跡がありました。

らせん あらすじと感想②

死んだはずの高野が安藤の元を訪れます。

安藤が高野を抱いたことで

貞子はDNA情報を念写し、新しい高野舞になって戻ってきたのです。

(高野舞が妊娠して、出産したのは高野舞そっくりの貞子で、高野の記憶も全てある。)

どうしてこんなことをするのかという問いに

貞子は「私が味わった恐怖を知らせたい」と答えます。

貞子は安藤に協力を求めます。

安藤は高山を産もうとする貞子を拒否できず、協力してしまいます。

よみがえった高山は何もかも知っていたようです。

安藤は死んだ息子と出会いました。

息子の髪の毛からDNAを採取し、貞子に産んでもらったのです。

ラストシーンをご覧ください。

これは呪いのビデオテープから随分飛躍した物語になってしまいました。

山村志津子は宇宙人の子ども・貞子を産んだのだろうか。

お父さんは海から来た宇宙人で超能力者。

お母さんは超能力者。

貞子は超能力者。

ってことですかね。

リング2 あらすじと感想①

らせんの物語と食い違いもありますし、少々混乱しました。

井戸の死体を貞子と確認するために、

骸骨に複製がほどこされました。

検死の結果、遺体は1,2年前に死んだもので

貞子は30年井戸の中で生きていたようだと言われます。

やはり宇宙人だとしか考えられません。

遺体の発見者は2人で

1人(高山)は死亡していて

もう1人(浅川)は行方不明でした。

浅川はよういちを連れ、隠れていました。

高山と浅川の子ども・よういちは口がきけなくなっていました。

高山のことを調べるために、高野は浅川に近づきます。

編集部の岡崎は浅川の調べていた呪いのビデオテープを引き続き調べています。

女子高生(深田恭子)に「ビデオテープを観てしまったから、岡崎さんも観て欲しい。そして岡崎さんも誰かに見せて。」と言われます。

岡崎は恐怖を感じ、ビデオテープを引き出しにしまい込みます。

岡崎はビデオを見ませんでした。

女子高生は1週間後死んでしまいます。

ビデオを見ていないのに、岡崎は内容がわかるようになっていました。

女子高生の恐怖にひきつる死顔を見た高野は

警察に浅川親子を引き渡しました。

しかし、よういちに危険が及んでいることを察知し、逃げるよう念じます。

もういきなり高野もよういちも超能力者になっていて、

警察関係者の動きを封じる強さで、

よういちは「バケモノ!」と叫ばれてしまいます。

浅川親子は逃げ出しますが、

浅川だけ、トラックに引かれて死んでしまいます。

浅川は死後の世界で

「あれはもうお前のよういちではない」と父親に言われてしまいます。

よういちに貞子が乗り移った?ような展開についていけなくなりました。

リング2 あらすじと感想②

よういちは特殊能力を持っていました。

高野はよういちを連れて逃げますが、

研究者に恐怖の力を水に流せば、落ち着くと言われ実験に同意します。

結局、実験で生き残ったのはよういちと高野だけでした。

岡崎はビデオテープを見なかったけれど、

女子高生に憑かれてしまい、特殊病院に入ってしまいます。

深キョンの可愛らしい顔が怖い。

恐怖だけの残るラストになります。

Bitly

まとめ

ビデオテープを見た人は1週間後に死ぬ。

最初はそうだった。

ダビングした人は生き残っているかと思えばそうでもない。

ビデオテープを見なくても、持っているだけで怨念は伝わっていく。

恐怖に引きつった死顔を見た人も狂ってしまう。(浅川の姪の死顔を見た友人(佐藤仁美)は特殊病院に入院)

貞子の怨念を広めることに協力した者は、なんとか生き残るのではないか。(安藤と友人の医師(鶴見慎吾)

最初、浅川がダビングしたのもこの行為にあたる。

人の観念は生物なり

研究している医師(小日向文世)が言っていた。

時系列からいうと

よういちは死ぬはずなのに、生きている。

高野は生まれ変わって貞子になっているはずがよういちと行動している。

結局まとめられなかったです。

考察が行き届かなかったけれど、映画自体は単体で楽しめるものでした。

お読みいただきありがとうございました。

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