宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない
これだけでだいぶ怖かった。
2025年に改めて観ると退屈な映画だった。
当時は面白いと思ってた。
考察しながらだと興味深く観れる。
エイリアンを観てからのプロメテウスを推薦したい。
あらすじ①発信者不明の信号を察知
宇宙船の中。
電源がつき、乗組員らが冷凍休眠から目覚めたようだ。
宇宙貨物船ノストロモ号
地球はまだ遠いのに発信者不明の信号を察知したので起こされたらしい、
会社の規定で
知的生物からと思われる信号は調査することになっている。
契約違反するのは許されない、
彼らは母船を離れ、偵察隊を出した。
着地に失敗、
船の修理は25時間かかる、
発信源まで2000メートル。
探索隊の3人は徒歩で行くことにした。
(ケイン・ブラッド・ダラス船長)
アッシュはなぜか落ち着かない様子だ。
信号の分析もしない。
あらすじ②信号の発信源
探索隊が歩き進めると奥に奇妙な形をした宇宙船があった。
(この時点では何かわからないがプロメテウスを観ていればすぐわかる)
宇宙船の中を進むと死んだまま化石化した異星人を見つけた。
異星人は地球人より大きい。
胸部の骨が外に曲がっていて何かが内側から破裂したらしく見える。
探索隊のひとりは手袋の匂いをかぐ仕草をする。
(宇宙服でヘルメットだからわかるはずがないと思うが何かを感じたのだろう)
一方、リプリーは信号の一部を解読していた。
SOSではなく警告らしい。
アッシュは意にも介さず、スルーした。
探索隊は穴を見つけ、降りていった。
(その穴はおなじみ、エイリアンの体液で溶けていた。)
そこはエイリアンの卵がたくさん並ぶ部屋だった。
卵からエイリアンが飛び出し、ケインにくっついた。
探索隊は船に戻った。
リプリーは感染の危険があるので乗船を拒否したが、
アッシュが入れてしまった。
顔にくっついた生物を取ろうと手術を開始するが触手が硬くて取れない。
スキャンしてみると、
器官に入り込んでマヒさせ人間を生かしているみたいだった。
触手をメスで切ると生物の体液が出てきた。
ものすごく強い酸だ。
途中で止まったが、酸や偵察艇を破壊するところだった。
着陸時壊れた偵察艇の修理はなかなか進まなかった。
あらすじ③エイリアン誕生
アッシュは何かこそこそしていた。
ケインに取りついた生物の所見、
表皮はタンパク質ででき、
時々脱皮してはシリコンを取り込む
だから環境の変化に対して強いわけだ
実に奇妙な成分でできてる
てごわい相手だ
リプリーはアッシュに訴えた。
なぜ船内に入れたのか?
ダラスとケインが外にいたらリプリーが船内の上級者だった。
検疫の決まりも守らなかったのでみんなの命が危険になった。
ケインの顔から生物が消えた。
リプリーらは何の装備もしないまま、医務室内を探す。
生物は死んでいた。
化学責任者のアッシュに任せ、生物を保管して持って帰ることになった。
ケインが起きた。
元気そうにご飯を食べた。
しかし、急に苦しみ出した。
胸部を突き破ってエイリアンが出てきて、逃げていった。
乗員は武器を用意した。
あらすじ④ウェイランド社の目的
体液が強い酸だとわかっているので、網で捕獲する作戦だ。
(本当に網を持っていて笑える。)
途中エイリアンが脱皮した痕が見つかった。
緊張するシーンだ。
湿っぽい水分が滴る中、ジョーンズ(猫)を見つけたひとりはエイリアンに殺された。
かなりでかくなっていた。
火炎放射器を作って応戦することにした。
マザーにアドバイスを求めるが、回答不能・計算不能
わからなかった。
ダラスも死んだ。
リプリーは通風孔の中にいるのは間違いないから追いつめて殺そうと言った。
リプリーもマザーに助けを求めた。
しかし、
マザーは対策は必要ない
特別指令937
科学責任者専用
「生体標本の持ち帰りを最優先とし、乗員は放棄してよし」
とのことだった。
(つまり乗員は死んでもいいからエイリアンを持ち帰ることが重要っていうことだ。)
アッシュが現れてリプリーを閉じ込めた。
彼はアンドロイドだった。
リプリーの口に雑誌を丸めて突っ込んだ。
そこへ、パーカーがやってきて、助けてくれた。
アッシュは破壊されたが、本当のことを聞くために目覚めさせた。
会社は乗員より生物の持ち帰りが最優先
殺す方法はない完全生物だ、
構造も攻撃本能も見事だ
素晴らしい純粋さだ
良心や後悔などに影響されることのない完全生物だ
君たちも生き残れない、同情する。
(発信者不明の信号があったというのは嘘ではないが、予め仕組まれたことだった。)
あらすじ⑤宇宙空間に放出
残った乗員はシャトルに移動したり脱出の準備をした。
リプリーはジョーンズを籠に入れた。
酸素を集めていたランバートとパーカーもまた殺されてしまった。
リプリーは母船を爆破する装置をセットした。
10分後だ。
猫の籠を持ってシャトルに急ぐ。
だが行く手にはエイリアンがいたので、爆破装置を解除しに戻った。
停止レバーを入れたが解除は出来なかった。
リプリーは武器を持ち
脱出シャトルに向かった。
爆破1分前にシャトルにイン。
リプリーは発射させた。
スリートゥーワンゼロ
ものすごい衝撃波だった。
(やっつけたと思っていた。)
ジョーンズを冷凍休眠させた。
リプリーも服を脱いで準備していた。
すると
機器の間にエイリアンがいた。
リプリーはゆっくりと宇宙服を着始めた。
ヘルメットを被り、やりのような武器を持った。
エイリアンはまだ気がつかないのか
ゆっくりとした動きだ。
リプリーは何か煙を出して、エイリアンを機器の間から出させることに成功した。
そしてシャトルのドアを開け、放出。
まだシャトルから離れないエイリアンにジェット噴射をしてやっつけた。
(今度こそ本当にやっつけた。)
リプリーは
眠りにつく前に記録した。
ケイン
ランバード
パーカー
ブレッド
アッシュ
ダラス船長とも全員死亡。
回収を期待。
感想 プロメテウスとコヴェナントも観た人の感想
2104年エイリアン コヴェナントの後、
2122年の物語だ。
ノストロモ号の偵察隊が見たエイリアンの卵は見知ったあの形状だった。
『プロメテウス』でエリザベスショウ博士のお腹から取り出したイカみたいなエイリアンが成長し、
エンジニアに寄生し、
生まれたエイリアンが産んだ卵ではないだろうか。
宇宙船に座ったままのエンジニアの化石は意味不明だ。
エンジニアのお腹からエイリアンが生まれたのは間違いないが、
宇宙船に座わることができたのかどうか、わからない。
エンジニアは強いからできたかもしれない。
そうすると物語がつながる。
愚かな人間は(というかウェイランド社が)
兵器として完全生物のエイリアンをお持ち帰りしようとしていた。
アッシュが直前に乗り込むことになったのはウェイランド社の差し金だった。
(デヴィッドはウェイランド氏の側近で、この時は存在していたが、
エリザベスショウ博士とエンジニアの星に行っていたと思われる。)
最重要事項だったのだ。
ダラス船長がアッシュの参加は急に決まったと言っていた。
ウェイランド社のCEOピーター・ウェイランドは一生涯を通して自分の夢を叶えようとしていて、
そこは素晴らしい。
私はリプリーみたいに善悪がわかる宇宙飛行士がいてくれることを祈りたいです。
地球にエイリアンを持ち込ませないためにも。
エイリアンは2122年想定の物語だが、
当時は143年後の地球が描かれていた。
宇宙に地球人以外の生物がいたとしたら?
それがこんなに恐ろしい生物だったらと思うと
宇宙飛行士はすごい。
今のところ、他の生物は見つかっていないから怖くないけれど、
他の星に生物はいそうな気がするし、
すでに宇宙人は地球人に混じって生活しているという説もある。
こんなわくわくする映画が観られて幸せです。
お読みいただきありがとうございました。