エイリアン2は何度観ても面白い傑作だ。
特にパワー・ローダーを装着したリプリーがクイーン(エイリアンマザー)と闘うシーンが大好き。
「カモーン」
リプリーがめっちゃカッコいい。
↓の動画は必見です。
あらすじ①リプリー救助される
リプリーは宇宙空間をさまよっていた。
57年間眠っていたのだ。
サルベージ船に拾われ、中継ステーションに移動した。
リプリーは悪夢をみるようになった。
エイリアンが自分のお腹を突き破って出てくるのだ。
会社の人間にはノストロモ号の爆破を非難された。
ノストロモ号は当時未踏の惑星LV426に着陸。
その後軌道を修正し正常に帰還しようとしていた。
という記録が残っていたのだ。
それなのに爆破は納得がいかなかった。
人に寄生しお腹を突き破ってでてくるエイリアンがいたこと、
体液は強い酸。
エイリアンと闘って乗組員が全員死んだこと、
リプリーが宇宙空間に放り出したこと、
会社は信じてくれなかった。
というのはLV426には60~70の家族が
20年以上も問題なく住んでいるからだった。
惑星改造のエンジニアたちだ。
人間が呼吸できるよう環境を整えてる、
何十年もかけて惑星植民地を作っていく。
リプリーは驚愕した。
あらすじ②リプリー再びLV426へ
部屋にバークと海兵隊のゴーマン中尉が訪ねてきた。
LV426からの連絡が途絶えたので
相談役として一緒に来て欲しいと依頼された。
リプリーは即答で断った。
リプリーは貨物係として働いていた。
バークはもう1度航海士になれると誘った。
連絡先を置いていった。
その夜も同じ夢を見た。
汗びっしょりだ。
バークに連絡し、
目的は退治することで
持ち帰って研究したりせず絶滅させるのね?と念押しした。
それなら行く。
すぐに電話を切った。
(リプリーは毎夜悪夢をみていた。
これを消し去るにはエイリアンそのものを消し去る必要があると決心したに違いない。)
あらすじ③リプリーLV426に到着
海兵隊員は冷凍休眠から目覚めるとすぐに動き出した。
リプリーがエイリアンの説明をしてもあまり聞いていない。
(体液が強い酸ということを知らずしてこの闘いに勝てるのか?)
手持ち無沙汰のリプリーはローダーで準備を手伝った。
海兵隊員はアドレナリンを出し、興奮している。
海兵隊を乗せた偵察機はLV426に着陸した。
人の姿は見えない。
彼らは足早に建物に入っていった。
内部は水が滴り落ち、ところどころ破損している。
動体探知機を使い前へ進む
床が溶けている場所があったが、誰も何もいなかった。
海兵隊員のひとりが穴に向けてつばをはいた。
ドアを溶接して防御した跡が残っていた。
バークやリプリーも外に出た。
研究室にエイリアンの標本があった。
2匹だけ生きている。
記録があった。
着床前に切開分離
被害者マラチュク手術中に死亡
人名より研究か?
アンドロイドのビショップは憤った。
動体探知機が動きを感知した。
それは小さな女の子だった。
何も話さない女の子にリプリーは優しく接した。
隊員はPDTの反応を探していた。
PDT:植民者の身体に埋め込まれた発信機
20キロ以内なら位置が分かる。
女の子はニュートだと名のった。
ビショップは死んだエイリアンを調べていた。
あらすじ④住民の信号を見つけた
海兵隊員は住民の信号を見つけた。
大気処理施設の中、冷却塔の下
地下3階だ
海兵隊は装甲車で移動する。
住民の信号は集会でもしているかのように固まっていた。
(絶対エイリアンが人間に寄生して繭化している。)
水分が滴り落ちている
やけに暑い
樹脂のようだが何から分泌されているのかわからない
湿度はそれほどでもない
ここでリプリーが指摘し、
ゴーマン中尉はミスに気がつく
この施設は大きな核融合炉と同じだ
海兵隊は10ミリのケースレス弾普通の徹甲弾を持っていて
発砲したら冷却装置が破壊されてしまう
熱核爆発が起きれば一貫の終わりだ
ゴーマン中尉は命令を下し、銃の使用を禁じた。
前進すると住民らが壁に貼り付けられていた。
生きている住民の胸を破ってエイリアンが出てきた。
(エイリアンは動物性のものがくるとわかるのだ。)
海兵隊は火炎銃でやっつけた。
すると動体探知機が反応し、そこら中に敵がいることに気づいた。
樹脂のように見えたものはエイリアンで、
壁のようになっていたのだ。
海兵隊員はどんどん殺されていく。
隠し持っていた銃を使うものまで出てきた。
リプリーは装甲車で救出に向かった。
何人かを拾い脱出した。
これからどうするかみんなで考えた。
リプリーは
軌道まで戻り核爆弾を投下すると言った。
バークが
莫大なお金がかかった施設だからそれはできないと拒否する。
しかしこの決断は
ヒックス伍長がGOした。
ゴーマン中尉は気絶していたからだ。
救助の偵察機が向かっていたが、
エイリアンが乗っていて、
リプリーらを乗せる前に墜落してしまった。
あらすじ⑤卵を産むのは?
彼らは諦めず、研究室と制御室に立てこもり救助を待つことにした。
救助が来るまで、
17時間だ。
建物の設計図を見て、対策をたてた。
通風孔や電線の通る穴や地下道などの抜け道もすべてチェックし
設計図を見ながら、1本のトンネルが大気処理施設からここの地下に直結しているのを知った。
彼らは仕事を開始した。
リプリーのリーダーシップに関心したのか
ヒックス伍長がリプリーに発信機をくれた。
これを身に着けていれば、居場所がわかる。
リプリーはニュートをベッドに寝かせた。
怖がるニュートに発信機を腕に付けてあげた。
ビショップ:エイリアンは死ぬと酸性の血が中性になる
リプリー:奴らは住民たちを捕らえ、体内に幼虫を寄生させた
だとしたら幼虫は100匹以上いる
1人1匹として、、、。
でも幼虫は卵から産まれる
卵を産むのは?
ビショップ:まだ見たことのない何か
リプリーは標本の分析が済んだら処分を求めるが
会社は生きたままもって帰るつもりだ。
リプリーは検疫を騙して、入国しようとしているバークに怒った。
バークは異星人の存在を隠して、LV426に157名を送り込んだのだ。
LV426は非常排気の影響で半径30キロが吹っ飛ぶ40メガトン級の爆発を4時間後に控えていた。
母船に降下艇がもう1隻ある
遠隔操作で呼べないか?
エイリアンの間を抜けるのは嫌だと拒否するが
ビショップが受けてくれた。
あらすじ⑥バークの企み
ヒックス伍長はリプリーに銃の使い方を教えた。
ニュートのところへ行くと
ゴーマン中尉とバークに会った。
目を覚ましたようだ。
リプリーはニュートと寝てしまった。
フッと目を覚ますと生きていたエイリアンの瓶が割れて
中はカラだった。
ベッドの上に置いた銃が消えていた。
リプリーらは研究室から逃げようとするが、
ドアは開かない。
監視カメラで合図を送るがバークに消された。
リプリーはライターで火災報知器を鳴らすことに成功した。
だがエイリアンが襲ってくる。
2人は間一髪で海兵隊員に助けられた。
2体の幼虫エイリアンは始末された。
ハドソンは弱気な言動が多かったがここでは活躍した。
悪党バークは責められた。
リプリーは仮説を述べた。
検疫にバレないようにリプリーかニュートにエイリアンを寄生させ、
冷凍休眠し運ぼうとしていたのだ。
海兵隊員らにはバレてしまうから、
彼らの睡眠カプセルは壊して殺す気だった。
しらばっくれるバーク。
言い争っていると電気が消えた。
発信機で調べていると
そこら中にエイリアンがいることになった。
見落としていた。
天井だった。
うじゃうじゃエイリアンが押し寄せていた。
皆は必死に応戦する。
バークはひとりで別部屋に逃げてドアを開けようとしなかったが、
奥にいたエイリアンに殺された。
(海兵隊員の攻撃が素晴らしいし見どころだ。)
みんなは換気口に逃げたが
エイリアンは迫ってくる。
ヴァスケェスらは必死に攻撃する。
ヴァスケェスは足に酸を浴びて歩けなくなってしまった。
ゴーマン中尉はヒックス伍長をリプリーらと行かせ、自分はヴァスケェスの元に行った。
迫りくるエイリアンを
ゴーマン中尉とヴァスケェスは手榴弾を爆発させやっつけた。
(ずっと役に立たなかったへっぽこだった中尉がヴァスケェスと自害するところは感動的だ。)
その爆破の衝撃でニュートが地下に落ちてしまった。
そしてエイリアンにさらわれてしまう。
すぐには殺さないエイリアンだからとリプリーはニュートを探しにいった。
途中、ヒックス伍長はエイリアンを撃った衝撃で酸を浴び、負傷した。
ヴィショップが遠隔操作に成功して艇で迎えに来てくれた。
リプリーはニュートを探しに行く。
あと19分でここは爆発するのだ。
あらすじ⑦クイーン(マザー)登場
リプリーはニュートの発信機を頼りに移動した。
一時は発信機だけが落ちていて絶望したが、
卵から幼虫が変えるのを見たニュートが叫んだことで
救出することができた。
大爆発が近くなり、方々で爆発が起こっていた。
リプリーは急いで逃げようとした。
ふと気づくとそこには卵がたくさん並んでいた。
そして見たことのないものすごく大きなエイリアン(マザー)がいた。
他のエイリアンも出てきたが、
リプリーが卵に銃を向けると大人しく引っ込んだ。
卵のひとつから幼虫が産まれそうになり、
リプリーは銃を連射して、そこら中に浴びせさせた。
そして逃げた。
マザーも追いかけてきた。
もう片方のエレベーターでマザーが上がってきた。
絶体絶命と思ったが
ヴィショップの運転する艇で2人は脱出することに成功した。
生存者はヒックス伍長とヴィショップ、リプリー、ニュートだ。
船内でヴィショップにお礼を言うと、怪しい酸の体液が垂れた。
そして、マザーがヴィショップを二つに切り裂いた。
ニュートを逃がし、リプリーはローダーを装着して
マザーの前に登場した。
ローダーを駆使し、エイリアンと闘うリプリーが尊い。
リプリーは宇宙への排出出口を開いた。
そしてローダーごと落ちてしまった。
ローダーから抜け出し、はしごを上っているとエイリアンに足を掴まれてしまった。
リプリーはやむなく排出扉を開けた。
宇宙からの排出エネルギーは凄まじかった。
リプリーは何とか堪えて、扉をふさぐ。
ヴィショップがニュートをつかまえて助けてくれた。
助かったのだ。
あらすじ⑧冷凍休眠で地球へ
ヒックス伍長、ヴィショップ、ニュートを眠らせ、
リプリーも眠りについた。
感想
エイリアンと聞いて思い出すのはエイリアン『2』だ。
『1』では姿がはっきりしなかったエイリアン。
それが、うじゃうじゃ出てくるところや
卵を産むクイーン(マザー)もいたりするところも大好き。
ジェームズ・キャメロン監督は天才だ。
1986年の作品だが、全く色褪せなくて何度観ても面白い。
プロメテウス
コヴェナント
と観てくると
LV426はデヴィッドが創った星なのだろうか。
コヴェナント号はオリガエ6でなくLV426に到着したのかな?
人間目当てでLV426に来たのか?
と思ったら、
コヴェナント号には入植者が2000人いたからやはり違う。
入植者がいるから寄生するのには事欠かないはずだ。
デヴィッドはあの卵の形態を創りあげていたので、
そう考えたのだが、
となるとLV426にエイリアンを持ち込んだのは誰なんだ。
化石化したエンジニアがいたから、
(『1』で発見されている。)
エンジニアもエイリアンを創造することをしていたんだろう。
海兵隊員の闘いがとてもカッコいい。
エイリアンをやっつけるシーンはすっきりする。
ヴァスクェスがイチオシ。
またもや全てを終え、冷凍ポッドに入るリプリーに
今度こそ、幸せな人生を送ってくださいと祈らずにはいられない。
お読みいただきありがとうございました。