カニバリズム(人食主義)について

ドラゴンに見える雲 映画鑑賞

この間、レッドドラゴンを観ました。

人間が人間を食べてしまうことは映画の世界だけではありません。

実際のニュースで見聞きしたこともあります。

それで調べてみました。

語源

Canibal

昔スペイン人がカリブ族が人を喰っていたらしいというのが語源になっているそうです。

ディズニーランドの「カリブの海賊」ってちょっと怖いですよね。

緊急時

どうしようもない時 極限の飢餓状態。

海上の船の上で遭難してしまった時。

山の中で遭難してしまった時。

戦争時。

最近は聞かないけれど、これが記憶に残るどうしようもなく生き延びるために食してしまう時です。

日本には群馬県の村で長女を食べてしまった事件があります。

1回では食べきれないので村民にも分けたそうです。

薬用

薬として死体を食べる行為は明治時代にはまだ残っていたそうです。

医学が発達していなかったので、藁にも縋る思いでということでしょう。

肝臓を干して食べるってよく考えたものです。

現在も妊婦と赤ちゃんを繋ぐ胎盤(プラセンタ)が美容に良いといって裏取引があるとかないとか。

(私は豚由来のプラセンタでいいわ。)

儀式

族内食人—–自分の仲間を食べる。

死者への愛着から魂を受け継ぐという意味合いがあります。

日本では骨噛みがこれにあたると言われています。

私は旅行に行った際にちょっとずついろんなところに散骨してあげようと思って、

大好きな父の骨を保管しています。

口に含もうという気持ちにはならないけれど、

一心同体を感じることで死を受け入れることができ、

悲しみに打ちひしがれて

前に進めないようなことだったらいいのかも(骨を食べても)しれません。

族外食人—–自分の敵を食べる。

敵を食べて、征服してしまうとの考えです。

幼い頃、アフリカとかに行くと人食い人種がいて食べられてしまうと本気で信じていました。

人肉嗜好

これは怖いですね。

何らかの理由で人を食べてみたら美味しかったから大好きになってしまいました。

ってヤバいです。

人間はザクロの味がする

と映画や例えで台詞に使われていますよね。

人間は雑食なので、豚肉の味に似ているとか羊肉に似ているとか言われています。

人を襲って食べる熊の映画もありました。

どんぐりなどを食す熊さんですが、

一度人間を食べてしまったら美味しくてそれが忘れられずにまた人間を襲うようになったのではないかと言われています。

クールー病

ニューギニア島の一部族でクールー病と呼ばれるプリオン病が流行ってしまったことがあります。

族内食人で特に脳と内臓を食していた女性と子どもがクールー病になり、その致死率は100%です。

平成13年には牛に牛の肉や骨を粉末にしたものを餌にして食べさせてしまったところ、

狂牛病が発生したことはまだ記憶に新しいです。

狂牛病にかかった牛の肉を食べた人間はクールー病に似たヤコブ病になってしまいました。

共食いは駄目ですね。

まとめ

現在では人食いは禁止されています。

とも言えません。

そんな法律聞いたことがないです。

クールー病が発生した部族は政府から禁止されたそうですが。

もしかしたら、内緒でまだ誰か食べているのではと思うと本当に怖いです。

日本でも明治時代はまだ薬として使うようなことがあったわけですし、

絶対にないとは言い切れないです。

エジプトのお墓が荒らされていたのは

お宝(金銀財宝)を盗むためだと思っていましたが、

ミイラを薬として煎じるためもあったとは驚きです。

ご遺体を薬にするっていうのと、

殺して食すのと一緒にしてはいけない気もしますが、

どっちも人体を口に入れるっていうことでは共通してます。

やめましょう。

狂ってしまいますよ。

ハンニバル・ライジングを観る前に勉強してみました。

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