2022年6月、アメリカで公開。「White Elephant」
絶対こっちのタイトルが良かったと思いました。
ちなみに2022年3月、ブルース・ウイルス引退。
ラストシーン、生き残った男がジャングルで妻の散骨をしています。
男の仕事のせいで、命を落としたのなら、夫は生涯供養せよ。
妻が死んだ理由が自分の仕事のせいだとわかっていて、
アーノルドは復讐しようとし、失敗。
ゲイブは生き残って、妻との約束を果たそうとします。
フリンはゲイブの妻とたまたまお誕生日が同じで
多分それがなかったら、死んでいたはず。
人間はいろんな理由で命が助かったり、命を落としたりします。
それが人生であり、面白いところ。
配役
マフィアのボス アーノルド:ブルース・ウイルス
悪徳弁護士 フォレット:ジョン・マルコヴィッチ
アーノルドの片腕 ゲイブ:マイケル・ルーカー
ゲイブの相棒 カルロ:ヴァディール・デルベス
元軍人の凄腕女性刑事 フリン:オルガ・キュリレンコ
あらすじ①
ゲイブの新しい若手相棒カルロが
仕事(メキシコマフィアのヴェラスケスの暗殺)を
たまたま張っていた刑事らに目撃されてしまいました。
アーノルドは落とし前をつけることをゲイブらに託します。
男性刑事の始末は出来たが、
女性刑事フリンには逃げられてしまいます。
フリンは元軍人で表彰された経験のある凄腕だったのです。
フリンを襲った奴らの中には同僚警察官もおり、
フリンはマフィアの内通者が警察内にいることも知りました。
襲った人間カルロのことも調べがつきました。
縄張り争いが激しくなり、
アーノルドは妻と共に襲われ、妻は死んでしまいます。
激昂したアーノルドは復讐をゲイブに依頼するのでした。
最初、ノリノリのゲイブでしたが、
アーノルドが出した作戦に疑問を抱きます。
ロシアンマフィアの拠点を襲い、それをメキシコ組織の仕業とする作戦です。
ゲイブにはアーノルドに対する不信感が出てきました。
あらすじ②
ゲイブがフリンの情報を見ていると
フリンと亡き妻の誕生日が同じだと気づきました。
フリンの居場所がわかり、そこをカルロが襲撃している時、
ゲイブはフリンを救出し、
アーノルドと戦うことにしたのです。
アーノルドは引退したいというゲイブをそうさせてくれませんでした。
ゲイブは亡き妻に
いつか足を洗い、アフリカで象の保護をしたいと言っていたのでした。
ゲイブは納骨堂から妻の骨壺を自宅に持ち帰ります。
あらすじ③
ゲイブはフリンにこの家は要塞だと自慢します。
戦いが始まる前にゲイブはカルロと話をしたいと持ち掛けます。
カウボーイのように1対1をしたいと言うものの、カルロがごちゃごちゃ言っている間に頸動脈に1発撃ち、
血が噴き出し、カルロはご臨終です。
なんとか勝ったゲイブとフリン。
ゲイブはフリンに象のネックレスを託します。
一方、ゲイブに裏切られたアーノルドは新しい部下の面接をやっていました。
そこへ、サイレンサーを持った男が現れます。
「ヴェラスケスの仇だ。」と彼はアーノルドを撃つのでした。
ゲイブが骨壺から散骨しています。
後ろには象が見えます。
ゲイブは妻との約束を果たしたのです。
感想
出来たら、美しい思い出の中で美しいまま死んでいく方が幸せなのかもしれません。
死んだ後も、夫に愛していると言って欲しい。
そして、見知らぬ土地に連れていってもらい、散骨して欲しい。
アメリカ人はこういうの好きなのだろうか。
死んだ妻
死んだ子ども
に対する愛が深い。
もちろん、私も夫や子どもに対する愛は持ち合わせていますが、割とひっそり自分の心に秘めていると思います。
めっちゃ、戦闘シーンが良かったです。
血がドバドバ出てて凄かったし、ナイフの切れ味も良かったです。
現実感は乏しかったです。平和ボケです。
お読みいただきありがとうございました。
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