平和な日本で暮らしていると、こういう内容は信じられない気持ちになります。
ただ戦争をしている国もある現在、想像以上のことが起こっていることは考えておかねばなりません。
あらすじ①
1978年、チリ、軍事政権時代。
夫グスタボは共産主義者と組んで騙そうとしていた妻を拘束し、はかせようとしていました。
そこへ、息子ファニートを連れてきて、何やら注射しました。
そしてファニートの性器を出し、しごき始め、妻(ファニートにしてみれば母親)を犯させるのでした。
最初は腰を動かされていたファニートでしたが、
自ら腰を動かすようになりました。
途中、グスタボは妻を射殺するのですが、ファニートは腰を動かし続けました。
あらすじ②
2011年、チリ。
アンドレアは相続した叔父グスタボの家を訪れました。
友人のマグダ、妹のカミラとその彼女フリアも一緒です。
途中、道に迷い、酒場に寄りました。
「そこには行かない方がいい。」と言われますが、理由は言ってくれません。
酒場の外にいたヨヤという女の子にカミラは指人形をあげました。
夜、4人がくつろいでいると、
2人の男がやってきて、4人に乱暴をしました。
2人の男はファニートとその息子マリオでした。
ファニートとマリオはキスしたりして、気持ちが悪いです。
携帯電話は燃やされてしまいましたが、隠し持っていたひとつで警察に連絡をしました。
ファニートは夜、わざとらしくテーブルに拳銃を置いて、寝ます。
マグダはその拳銃を手に取り、彼らを撃とうとしますが、
反対にやられてしまいます。
あらすじ③
警察が来て、車に乗りますが、
酒場にいた女の子ヨヤがさらわれたということで、救出に向かいます。
ですが、あっけなく
1人の警官を残し、ファン達にやられてしまいます。
暗くて、不潔な廃墟には
拘束された女性がいました。
殺してとお願いしています。多分この女性はファニートの妹カルメンだと思います。
ですが、わかりません。
別室には軟禁状態の女性とベビーベッドに赤ちゃんがいました。
ネームプレートによると、この女性はブランカ・エネディナという名前で教授ということがわかります。
彼女はネームプレートを外しました。
この時、たくさんのネームプレートがあったことから、
大勢の人が監禁され、殺されていたのかも知れないと推測しました。
先程の拘束されていた女性はファニートの妹カルメンではないかもしれません。
アンドレアと妹カミラ、その彼女フリアは戦いますが、
生き残ったのはアンドレアだけになりました。
軟禁された女性は女の子ヨヤと先に逃げ出していました。
(なぜに赤ちゃんは残していったのでしょう。)
アンドレアは赤ちゃんに銃口を向けました。
赤ちゃんはあいつらの子どもだから生かしておくわけにはいかないと思ったのかどうか、
警察が踏み込んできて、撃たれてしまいました。
感想
戦争は人間と人間が戦うことで、私には理解できないことです。
人間は宗教の違いや領土や資源の取り合いで戦います。
人間はこういうこともできるということを知るにはいい映画でした。
残酷です。
アンドレアは知らずに死んでしまったけれど、
ファニートの父親がグスタホですから、いとこと殺し合いしてたのです。
他国ですからわかりませんが、父親グスタホの遺産がどうして姪アンドレアに相続ってなことになるのかな。
ここら辺が実話なんでしょうかね。
2011年にはチリも民主主義になり、平和ボケしたからこそ、アンドレアは危険な場所に行ったのだと思います。
歴史的事実からしてみても、兄弟での殺し合いなんて普通です。
この映画では財産とか相続とかお金は関係しなくて、
単に普通でなく育ったファニートが想像通り、異常な人間になっていましたって
ところがオチでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。
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