エンドロールが流れても消したりせず、最後までちゃんと観よう。
原題はHypnotic(催眠)で、各国はこちらを訳して使用。
こちらの方が内容がわかりやすいと思いました。
ドミノと言われたらドミノ倒ししか思い浮かびません。
本来はゲームらしいです。
ウィキペディアによると
ドミノは、2つの同じ大きさの正方形をくっつけた形をしている牌、それらの牌のひとそろいを使って行うゲームである。また、位数2のポリオミノでもある。
一体これはどういう物語になっているのかとワクワク。
刑事ローク、催眠療法を受ける
公園で一瞬目を離したすきに、娘ドミニク(ミニー)が行方不明になり、
犯人が捕まってもその行方はしれませんでした。
犯人は犯行の記憶がないと言い、娘の生死は不明です。
ローク(ベン・アフレック)はそのことが原因でカウンセリングを受けるようになりました。
ただ刑事の職務についている時はそのことを忘れられる気がしました。
その日も銀行強盗を予告するタレコミがあり、仲間と現場に向かいます。
すると貸金庫の中になぜか娘の写真がありました。
そうしたことで、
その犯人が娘を見つける鍵になると確信します。
犯人らしき男デルレイン(ウイリアム・フィクナー)は人を操ることができるみたいでした。
彼は暗示する言葉をかけたり、アイコンタクトで他人の脳に直接命令することが出来、その命令は絶対服従でした。
(ということは催眠というか超能力の一種なのでは?と疑問を覚えました。)
ロークはデルレインを追いますが、逃げられてしまいます。
その後、タレコミ通報した占い師ダイアナ(アリシー・ブラガ)を訪ねます。
デルレインはダイアナの客やロークの相棒を操り、ロークをやっつけようとします。
催眠にかかるとその人はそれをやり遂げるまでやり続けるのです。
(人間がロボット化してしまったように見えました。)
ダイアナからロークにも同じチカラがあると言われる
ダイアナもデルレインと同じチカラを持っているが、かなわないとのことでした。
ロークにもそのチカラがあるとわかりました。
ロークはデルレインらに捕まってしまいますが、
そこが虚構の空間でした。
ロークは脳を支配されていて、そのように見せられていただけでした。
カウンセリング室もドクターも
ロークの相棒ニックスも乗っていた自動車も全部偽物でした。
ロークが見えているHypnotic(催眠)されている世界は
デルレインらの仲間が作っている世界でした。
(ここら辺の描写がちょいお粗末です。)
ロークはあくまでも虚構の世界を見続けていましたが、脱走します。
そして、ロークの知り合いの夫婦を訪ねました。
デルレインらもロークが養子だったことを知り、その里親であるその夫婦の元に急ぎました。
その夫婦の元にはドミニク(ロークの娘)が保護されていました。
ローク夫婦はドミニクがデルレインよりも優れたチカラを持っていることに気がつきました。
そして、
悪いことにそのチカラを使って欲しくないとの思いから、成長して自分のチカラやどうすればよいかわかるまで、その夫婦に預けていたのでした。
(ここからはなんとなく先が読めてしまう展開です。)
デルレインらはドミニクが欲しいので、銃で脅します。
ですが、ドミニクは自分の持っているチカラでデルレインらを操り、勝利するのでした。
(操るというのも自害させたり、仲間同士で撃ちあいさせたりと
いくらドミニクをさらいに来たとはいえ、子どもなのに恐ろしい人物です。)
ダイアナはロークの妻でした。
デルレインに記憶を変えられていましたが、
ドミニクのおかげで戻りました。
家族3人はドミニクが成長するまで時間が必要と考えました。
強いチカラを持つドミニクとチカラを合わせれば、悪い組織をつぶすことができると考えました。
デルレインを始め、組織の人間はドミニクのHypnotic(催眠)でお互いを撃ちあい死んでいきました。
めでたしめでたしとなり、親子3人はヘリコプターで去っていきました。
エンドロールが流れ、いつもならここで止めてしまいますが、その日は延々と流していました。
突如、
自害したはずのデルレインがロークの里親になっていました。
ロークの里親が本当は死んだのです。
そして、後片付けしてから行くよといった里親はデルレインでした。
一体いつ入れ替わって、里親になりすましたのか。
次回作への期待はないですが、すっきりしない終わり方でした。
お読みいただきありがとうございました。
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