ヒプノシス/催眠 罪を償う方法がこれであったらいい

メトロノーム 映画鑑賞

ヒプノシスは催眠という意味です。

悪行した人が過去の記憶を自分の良いように改ざんしてしまうことはよくあります。

(あれは仕方のなかったことだ。とかあれはあちらが悪いからだ。)

被害者やその近親者はそういう人間を許せないと思います。

合法的にこういうことができてしまったら怖いですが、アリかなとも思いました。

加害者が過去の悪行を思い出し、自滅していくからです。

登場人物

ドヒョン:英文科の優等生、学年代表。

ヒョジュン:アイドルとして芸能活動をしながら大学に通う可愛い女の子。

チャンギュ:二浪の予備校生

ジンホ:転入生、催眠療法を受けている、以前の大学名を隠す?

ビョンジュン:ボクシング選手でヒョジュンと付き合っていたらしい。

袋を頭にかぶった黄色いワンピースの女の子(院長の娘)

ネタバレのあらすじ

登場人物は全員病院に入れられていました。

病院では

罪の意識のない子どもの

暴力的であったり猟奇的であったりを改善する治療・研究をしていました。

院長の娘は彼らにいじめられていたので、

院長は彼らに催眠療法で娘をいじめられないようにしたのだが、

彼らには通用せず、娘はドラム缶の中で死亡していました。

彼らは口を揃えて院長が娘を殺したと証言したため、

院長はある音楽をかけ、これを聞くとまた催眠状態になるようにし、自殺をしました。

きっかけとなったのは転入生のジンホです。

彼は教授からそのために連れてこられたのです。

再び催眠状態になった彼らは幻覚を見るようになり、自爆していきました。

彼らは恐れながらも自分の行動をやめることができませんでした。

感想

もうひとりの催眠をする教授は何の関係もないのかな?

教授が最初から狙っていった行動だったとわかりました。

ということは院長の妻だったのですね。

授業中にツヨンという成分が含まれたキャンドルをつけて、すでに誘導していたのです。

ツヨンは幻覚剤で強力な催眠導入剤になります。

彼らは院長の娘をイジメ、その上殺してしまいました。

罪を院長に被せ、のうのうと生きていたのです。

子どもだからといって、何でも許されるわけではないよと教えてくれています。

遊び半分でやったことでも報いを受けると学ぶべきなのかもしれません。

脳みその解明は難しくて現代でもわからないことが多いそうです。

子ども時代は娘をいじめないように

「娘を恐れさせていじめられないようにした」のに、効果がありませんでした。

結果、娘は袋を頭に被せられて、ドラム缶の中に入れられて、コップの中にガラス破片やうじ虫かなんかが入っているものを上から撒かれて、蓋をされ、死んでしまいました。

大学生になった子どもらにまた催眠のスイッチが入り、

娘の幻覚に怯えるようになりました。

ある程度成長しないと

したことの反省はできないのかもしれないとも思いました。

想像力が欠如していることもあります。

こうしてしまったら、こうなってしまうということが想像できず、面白いから楽しいからやってしまう。

大人から見ると子どもが残酷に見えるのはそういうことだと思います。

私は子ども時代、虫をポケットに入れていたそうです。

全く覚えていません。

というか今は虫を触ることができません。

全く違う人格なのかもしれません。

ということは罪を償えというのも違うという結論になります。

難しいので、脳科学者のお任せしたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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