Amazonプライムで視聴しました。
信じている人には何を言っても変わらない。
芦田愛菜ちゃんの淡々とした演技が光ります。
あらすじと感想
新興宗教を信仰する家族の物語です。
お父さん(永瀬正敏)お母さん(原田知世)お姉さん・まーちゃん「(蒔田彩珠)妹・ちひろ(芦田愛菜)の4人暮らしです。
ちひろは赤ちゃんの時から病弱でしたが、
コンビニで売っている水よりちょっとだけ高い新興宗教が販売する水に変えたら、治ってしまいます。
それが、入信するきっかけになったみたいでした。
お母さんのお兄さん、つまり伯父さん(大友康平)は宗教のインチキさに気づき、なんとかやめさせようとしますが、出入り禁止になってしまいます。
まーちゃんは家出してしまいます。
ちひろもわかってはいますが、自分のことを愛情深く育ててくれた両親を裏切れないというか、捨てきれないというか、まだ中学生だから何もできないというか
結局、何も変わらないまま映画は終わります。
ちひろは中学3年生で信任の南先生(岡田将生)を好きになりますが、
両親が怪しい宗教の信者ということで、軽蔑視されてしまいます。
とてもつらいと思います。
伯父さんが高校入学と同時に一緒に暮らそうと勧めますが、
ちひろは断ります。
ちひろもこの宗教はおかしいと感じています。
ですが、両親が自分のことを本当に大事に思ってくれていて、自分のために入信したのもあり、
疑問を感じながらも現状維持しかないのかなと感じました。
現在日本にいる様々な宗教の方々のご家族も同様なのかなと思いました。
お父さんとお母さんも口には出さないだけで、変だなと思っているのかもしれません。
信じる者は救われるって誰か言ってました。
信仰している方からすれば、
それを否定してしまったら、それまでの行為が全部無駄になってしまうようで
足元から崩れ落ちるような気持ちにさえなってしまいます。
真面目に信仰すると良くない気がします。
敬虔なモルモン教徒と言われている斉藤由貴さん。
戒律では不倫などもってのほかです。
でも懲りずにやってしまうあたり、新興宗教でもちょっとゆったりめの信仰の方がよろしいのではないかと思いました。
ちなみに風邪を引いたときなど、子どもに「かにパックを飲みなさい、すぐ治るわよ。」と言っていました。
子どもに
かにパック宗教だーと言われていました。
無宗教ですが、やっていることはあまり変わらないですね。
お読みいただきありがとうございました。
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