エンドロールで流れる「角を曲がる」は映画でしか聞けない。
平手友梨奈さんはいい。
地上波ドラマ「ドラゴン桜」でバドミントン部のエースでオリンピックと東大を目指す役どころがとても良かったので、話題になった映画を観ました。
TVでの映画宣伝で
監督が彼女なしでは成り立たなかったとか
平手友梨奈が納得のいかないシーンは話し合ってやってきたとか
言っていたので
気にはなっていました。
あらすじと感想
響は15歳で自分の書いた小説の評価を知りたくて出版社に原稿を送ります。
読んだ編集者花井ふみ(北川景子)が
響の才能に気づきますが
常識外れの行動を起こし、問題になります。
最後は前人未到の芥川賞直木賞に同時ノミネートされ、授賞式でも新たな問題行動があります。
響の現実的ではない行動になぜか拍手をしたくなります。
本当は私だってそうしたいって思うことがあるのに、できないからです。
何回も直木賞にノミネートされるけど、授賞できない小説家山本春平(小栗旬)や
売れてるけど売り方が上手いだけの小説家(吉田栄作)
賞を取った時がピークで後は下がり続け書けない小説家、
本当にいそうな気がして面白かったです。
響(平手友梨奈)が飛び蹴りしたり、椅子を持ち上げて殴ったりするのも小気味いいです。
綺麗に決まるっていうのかな。
最後まで見ていられるかなと少々不安な気持ちで見始めた映画だったけれど、もう一度見たいと思いました。
二十歳くらいで高校生の役を演じる役者さんが多い中、等身大でナチュラルな演技が素晴らしいと思いました。
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