5年に1度の年金改正案を見たら、ひどいものでした。
先月やっと年金保険料を払い終えました。
65歳からもらうか
66歳にしようか楽しく考えていたところ、
来年改正するかも
ということに気がつきました。
2024年 年金改正① 加入期間を延ばす
現在国民年金の加入期間は
20歳から60歳までの40年です。
現在の年金支払額は1ヶ月・1万6590円です。
12ヶ月支払うと19万9080円で約20万となります。
40年払うと800万となります。
65歳から支給されると支給額は年間77万7800円です。
そうすると約10年で元が取れる計算になります。
改正案は
20歳から65歳までの45年間です。
45年払うとざっくり900万となり、
約12年で元が取れる計算になります。
2024年 年金改正② 支給額を下げる
65歳からの支給額は年間77万7800円です。
1ヶ月:6万4816円 約6.5万とします。
それを5万にするという案です。
これらは国民年金だけですが、
厚生年金を含めたものも支給額が下がるということになります。
理由は人口低下と国民年金支払の滞納ということです。
現在の国民年金支払額 2023年6月調べ
60歳——————-55万1128円—————-76.0%
61歳——————-62万8462円—————-80.8%
62歳-—————–66万5797円—————85.6%
63歳——————–70万3131円—————90.4%
64歳——————–74万0466円—————95.2%
65歳——————–77万7800円————–100.0%
66歳——————–84万3135円————–108.4%
67歳——————–90万8470円—————116.8%
68歳——————–97万3806円————–125.2%
69歳——————-103万9141円————–133.6%
70歳——————-110万4476円————–142.0%
71歳——————116万9811円—————150.4%
2024年 年金改正③ 年金受給の年齢繰り下げ
ひと昔は55歳から年金受給していたらしいのですが、
それが60歳になり
現在は65歳からが年金受給の年齢になっています。
それを70歳まで繰り下げようというのがこの案です。
2024年 年金改正④ 厚生年金の加入期間を延長
現在は70歳までが最大加入期間ですが、
75歳まで加入できるという改正案です。
大企業の役員さんとかなら、問題ないのでしょうが、
嘱託社員さんからも厚生年金を支払わせる気満々です。
その個人ごとの考え方にもよると思われますが、
どんだけ働かせて、どんだけ長生きしないと元が取れないのか不明です。
2024年 年金改正⑤ パート従業員も厚生年金加入
その個人ごとの考え方にもよると思われますが、
ご夫婦でご主人の厚生年金もかなり天引きされているのに、
奥様のパート代からも厚生年金を支払うのって、
手取りが減るし、
どうなのでしょうか。
ご主人の方の厚生年金の支払額は減少するかとは思いますけれど、
なんかはっきりしないというか、
結局、会社員の方にシワ寄せがきそうです。
まとめ
私は60歳で満額支払を終えたばかりです。
年金改正が実施された場合、
どの時点の方(年齢)から適用されてしまうのかがとても心配です。
2023年6月30日現在では
65歳でもらわず、
繰り下げ受給がお得と言っています。
平均寿命は
男性:81.47歳
女性:87.57歳
これよりも長生きすれば、多分年金的にはお得になるのですが、
長生きできるかどうかは、神のみぞ知る。
今後も気をつけて、年金情報を調べたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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