午後のロードショーで観ました。
通勤電車の中で誰が「プリン」かを探す物語です。
あらすじ
元警察官のマイケル(リーアム・ニーソン)は
息子を私立大学に通わせたいけど、お金がない。しかも会社を首になってしまいます。
元同僚で警察官のマーフィ(パトリックウイルソン)に愚痴をこぼすも
電車の時間で別れ、乗車前に携帯電話を落としてしまい、最悪です。
そこへジョアンナ(ベラ・フォーミガ)が現れ、
マイケルは元警察官であること、そして10年間毎日同じ通勤電車に乗っていて見知っている乗客も多いことから
あなたが知らない乗客の中にプリンがいるから探し出して欲しい、報酬は10万ドル(本日の為替相場:113.92)(約1140万円!!!ブラボー)と言われます。
そしてこういう場合は必ず妻と子どもが盾に使われます。
マイケルは仕方なく、事件に巻き込まれていくのでした。
感想
すっごく面白い映画でした。
10年間同じ電車に乗ったからといって
いつもと違う人間がいたらわかります?
って突っ込みたくもなりますが、どうなるんだろうと思う気持ちの方が強かったです。
最初携帯電話を不覚にも落としてしまうのだけど、
駅で手荷物検査をしていて、
(すでにこの時、プリン探しが始まっていたのかもしれません。プリンは何かを持っていると言っていました。)
混雑し、ぶつかってしまうのが原因なのです。
その時に怪しげな人物がいましたが、
後から出てきたかはわかりませんでした。
列車にプリンを殺害する目的で乗った人と同一人物だったのか、
ピストルを持っていたから手荷物検査をやばいと感じたのかななどと結構引きずってしまいました。
マイケルは同じ時刻に同じ電車に乗る人々と適度な距離を持ち、
好感を持たれていたと思います。
途中、ヤバい人間と思われますが、真相がわかるとマイケルに協力し始めます。
それがとっても良かったです。
最後はマーフィが黒幕だったということがわかります。
でもマーフィもジョアンナも黒幕ボスに使われているだけで、
市長と企業の権力者らの汚職事件に巻き込まれているだけでした。
事件後、マイケルがジョアンナに何かを見せるのですが、その意味はわかりませんでした。
マイケル家族の金欠問題が解決していないので、
その何かで権力者達をゆするのかなどと考えて、映画は終わりました。
マイケル家族に幸あれ。
息子の大学に送った小切手が不渡りになりませんように。
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