HERMÈS[2022年8月] 新学期操行ゼロ・ラプソディの2本立て

エルメス

銀座エルメスの10階「Le Studio」で映画をやっているのをご存知でしょうか。

今回も楽しく行ってきました。

「新学期操行ゼロ」1933年 フランス

監督ジャンヴィゴ自身が父親の体験談をもとに描く全寮制の寄宿学校を舞台にしたものです。

セリフがほとんどありません。

学生達、多分小学生が大人(先生)に反抗して、記念行事の日にやらかしてしまう物語です。

寄宿舎の屋根からガラクタを投げるだけの反乱で、可愛いです。

昔は寝るとき下着をはかないのでしょうか。

シャツの丈を伸ばしただけのネグリジェタイプのお寝間着の下は真っ裸で、丸見えでした。

モザイクはありませんでした。

YouTube動画にありましたが、こちらの画像は荒いです。

時代は変わっても教師と生徒の関係はあまり変わらないのだなと思いました。

ジャンヴィゴ監督は有名な方だったのですね。

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「ラプソディ」あらすじと感想

2016年フランス映画です。

15分と短編でした。

アパートメントに暮らす孤独な男と赤ちゃんテオの交流を描いた物語です。

朝食のシーンで硬そうなパンにバターを塗って食す、これだけで孤独な男だとわかってしまいます。

出かける母親から慣れた様子で赤ちゃんを預かります。

ミルクに吸い付く赤ちゃんがリラックスしていると感じます。

ベビー用の絵本ではない、ただの文章の読み聞かせを赤ちゃんはおとなしく聞いています。

たまにぐずる時もあります。

赤ちゃんが来ない時は他の階に住む母親のところに行きますが、

当分祖父母のところにいるからと言われ、寂しくなってしまいます。

半裸で寝そべる男と赤ちゃんの幸せそうな寝顔。

いつまでも赤ちゃんと一緒にいさせてあげたいなと思わせますが、

きっとそれは叶わないのだろうなと感じた映画でした。

7月のプログラムはこちらでした。

先週の予約日には残念ながら予約できなかったので、次回は頑張ります。

今回は空席が目立ちました。

コロナ感染者増加でキャンセルされた方が多いのでしょうね。

不織布マスク2枚重ねと徹底的に感染予防対策をして出かけました。

お読みいただきありがとうございました。

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