なんか良かったァ~というような映画でした。
短いから感情移入できました。
あらすじと感想
ともえ(中村ゆり)は同級生の結婚式に出席する為、実家に帰ってきました。
母親に30過ぎて振袖なんか恥ずかしいと言われていることから、
30歳以上だと思われます。
実家の鏡台に貼られたシールで昔付き合っていた高志(山田孝之)を思い出しました。
高志は床屋さんでした。
そこにお洒落をし、自転車で出かけます。
2人は幼馴染で付き合っていました。
急な来訪で驚く高志でした。
高志は結婚し、子どももいたようですが
現在一緒には暮らしていないようです。
会話の最中、ともえには不倫相手と見られる男性からラインが入ります。
「今日は奥さんがいないから会いたい。」
明日結婚式だから襟足を剃って欲しいということで
髪の毛をピンで留めたところ
ともえに電話がかかってきてしまいます。
中断し、外で電話をするともえ。
幸せではないような感じです。
お手洗いに行くと鏡に実家の鏡台と同じシールが貼ってありました。
襟足を剃った後、前髪を切ってもらいました。
ぱっつん前髪で可愛くなったともえ。
帰りの自転車ではなぜか笑みがこぼれていました。
一人になり、鏡で自分を見つめる高志。
手入れが済んだ剃刀に手を伸ばします。
きっと自分の髭を剃るのだと思います。
何も次回に続く会話はありません。
だけど、これからのふたりは今までとは違う再生されたふたりになっているんだと思いました。
腐っていたふたりですが、
圧倒的に若かった時代を共有した何かがともえと高志を前向きにしたのではないかなと
そんな風に考えました。
エンドロールの曲が終わった後も映像あるから
最後まできっちり観てくださいね。
中村ゆり さん
このCMが印象的です。
ちょっと泣けてくるCMなのですよ。
名前は知らなかったのですが、この映画でしっかりインプットされました。
可愛い女優さんです。
お読みいただきありがとうございました。
コメント