こんな家族いる?
殺人大好き家族は5歳の子どものお誕生日プレゼントにチェーンソーを渡して殺しをせまる。
あらすじと感想
1935年、児童保護プログラムが作られます。
1955年、テキサス州ソーヤー農場のソーヤー家ではジャクソン(ジェド)のお誕生日会が行われていました。
農場の豚を盗んだと男が拘束されていて、
ジェドはプレゼントにもらったチェーンソーでそいつをやっつけろと促されますが、
失敗に終わります。
家族はがっかりします。
シーン変わって、
豚のはく製をかぶったジェドはカップルの車を止め、
女の子を誘導し、ソーヤー農場に連れ込み、事故に見せかけ、兄弟で殺してしまいます。
ハートマン警官の娘でした。
ソーヤー家の人々を逮捕できない警官は
児童保護プログラムにのっとり、末っ子のジェドを
青少年更生施設に入れてしまいます。
施設長のラング先生はここにいる子どもらは将来刑務所か精神病院に行くしかないと考えており、
薬や電気療法で反抗できないようにコントロールしていました。
退院はできないのです。
ある日、
ジェドの母親ドレインソーヤーが再婚し弁護士を伴って、面会を求めてきました。
ラング先生は更なる手続きを求め、追い返します。
ドレインは看守の目を盗み、
病室に入り込み、ジェドを探し、施設内を荒らしまくりました。
鍵の開いた施設を頭の狂った子どもらが走り回り、好き勝手やる様子は異常です。
その中で
アイザックと彼女クラリスは車で脱走し、人質として看護師エリザベスとジェドをトランクに押し込み、途中で借りのあるバド(デカくて太っている)を後部座席に座らせました。
あらすじと感想②
逃げ込んだトレーラーハウスには死体がありました。
看護師のエリザベス以外は驚かないのは見慣れているからでしょうか。
ジェドとなんとなく心を通わすエリザベスでした。
しかし
エリザベスは隙を見て、逃げ出すのですが、すぐつかまってしまいます。
エリザベスはヴァネッサ・グラッセが演じていますが、とても綺麗です。
途中腐乱した動物の皮に隠れるのですが、美人は血だらけでも美人でした。
バドはアイザックを石にかじりつかせて殺してしまいます。
腕力で開いた口を石に押し付けて殺すって新しいやり方です。
アイザックを探すクラリスは警官らに見つかり、ハートマンに射殺されてしまいます。
クラリスも美人です。
エリザベスもまた時折逃げ出そうとするのですが、ジェドと車で逃走中射殺されてしまいます。
エリザベスの中途半端な優しさが身を滅ぼしてしまいました。
精神のおかしい子どもらが集まる施設で働きたいと希望することがそもそも考えが甘いと思いました。
ジェドは口が裂けてしまいました。
あらすじと感想③
ジェドはソーヤー家で保護され、口裂けを母親に手当されます。
縫った跡を固定するためにベルトみたいなのをするのですが、
そのようなものが家に何本もぶら下がっておりました。
人骨もぶら下げていました。
ハートマンはジェドを探しにきますが、ソーヤー家につかまり、
チェーンソーでジェドにやられました。
躊躇なく、楽しそうにチェーンソーを操りました。
最後のシーンで多分ジェドはエリザベスの顔のはく製を作り、かぶったのだと思います。
完全に殺人者になったジェドの出来上がりです。
これでもかとグロいシーンがあるのですが、
そんなでもありませんでした。
劣悪な環境から救い出し更生させるための施設のはずが、薬や電気ショックで抑え込むだけではよくないに決まっています。
先日、日本でも施設の子どもらを大人しくさせるために薬剤を利用していたと映画で勉強しました。
有村架純さん主演の前科者という映画です。
残念なことだけれど、現在でも大人しくさせるためと受け入れられているのだと想像できます。
認知症の老人だって、暴れるし、点滴取っちゃうからって拘束されちゃうのですから。
お読みいただきありがとうございました。
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