いい映画でした。
見終わった後に、胸がいっぱいになり、満足感が残ります。
人間は諦めたら駄目ですね。
明日への糧とします。
あらすじの前に
ティム・ロビンス…アンディ・デュフレーンは妻と間男殺人の罪で無期懲役の判決を受けた元銀行員。
モーガン・フリーマン…レッドは無期懲役で服役中の男、希望を持つことをやめてしまっています。
原作…スティーブン・キング
主人公アンディを多くの俳優陣が名乗り出てやりたがったそうです。
トムハンクスもそのひとりです。
ティム・ロビンスが選ばれたのは「何を考えているかわからない」表情が決め手だそうです。
あまり大きくは見えませんが、195㎝の長身です。
簡単あらすじ
無実の罪で無期懲役を受けた男が
諦めないで、希望を持ち、脱獄し、自由を手にいれる物語です。
予告編で、ネタバレしています。
でも、最後までハラハラドキドキしてしまいます。
あらすじ全体
1947年
アンディはエリートで、正しいことを言えば、法律は正しい判断を下すはずと思っていたにもかかわらず、無期懲役の判決を受けます。
しかし、
アンディは切替が早い、すぐに刑務所生活を楽しむべきことを見つけました。
それは拾った石でチェスの駒を作ることでした。
調達屋のレッドに小さなロックハンマーを頼みました。
最後にはもう一つ諦めずにやっていたことがありました。
穴掘りです。
穴掘りのシーンはありませんが、最後に出てきます。
上記のハンマーは大きいもので、アンディは小さなロックハンマーでコツコツと穴を掘り進めていたのでした。
刑務所の職員ハドリーの遺産相続問題を知り、かつての財務管理の知識を駆使し、解決策を提案し、感謝されるようになりました。
それからは他の職員もこぞって相談にくるようになりました。
州議会に図書館予算の増加を求める手紙を毎週書きました。
1963年
所長は囚人達を社会更生のためといい、野外作業をさせ始めました。
土建業界から賄賂を受け取ったり、囚人らの報酬をピンハネし、
アンディに頼んで、不正蓄財(裏金)を隠蔽していました。
一方、アンディの熱心さに州議会が動き、図書室ができました。
1965年
新しく入ってきたコソ泥トミーがアンディの事件の真犯人に心当たりがあるとのことで
所長に再審請求をしますが
所長はアンディを手放したくないため、
トミーが脱走を企てたと射殺してしまいます。
1966年
アンディはそれでも諦めませんでした。
誰もがそんなことは不可能だと思われることをアンディはやり遂げたのです。
脱走です。
アンディがいなくなり、刑務所内は騒然とします。
アンディのいなくなった刑務所でレッドは仮釈放されました。
最後はメキシコのジワタネホの綺麗な海岸で再会するところでおしまいです。
感想
州議会から送られてきた古本の中にレコードが入っていました。
アンディはそれをかけて、独房に入れられる懲罰を受けますが、
音楽を聴いていた彼の顔の満足気なこと!
そのシーン大好きです。
それと、蔵書の増加に尽力していたことも感動でした。
図書室が整備された時はとても嬉しかったです。
酔っぱらっていたため、
妻と間男を本当に殺していないか確信はなかったのかもしれません。
トミーが前にいた刑務所での話によると、
ある男がプロゴルファーの愛人と人妻を殺したら、その亭主が捕まったと自慢げだったということでした。
アンディは自分の無実を実感し
再審請求すれども、
所長はアンディを裏金工作の片腕として、放したくない。
立場の弱い囚人らはいとも簡単に殺されたり、罰を与えられます。
ただただアンディは考えることをやめなかったと思います。
諦めませんでした。
アンディは脱獄し、本当の犯罪者になってしまったと後味の悪い終わり方とおっしゃる感想もありました。
レッドに至っては仮釈放中に海外逃亡したので、もし見つかったら大変です。
アンディはあのまま収監されていたら、
所長の定年や移動の際に
間違いなく殺されていたと思います。
レッドは外の世界で、
以前自殺してしまった図書係と同じように死んだかもしれません。
だから良いのです。
ふたりがジワタネホで長生きしてくれることを望みます。
お読みいただきありがとうございました。
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