復讐する、恨みをはらす系は大好物です。
この手の映画はたくさんあるけれど
ついつい観てしまう自分が怖いです。
あらすじと感想①
ヨガスタジオで講師をしている美人でスタイル抜群のアンバーと
ジューススタジオを経営しているカイルはとても仲が良い夫婦です。
この時点でとても幸せそうなカップルは嫉妬の対象者です。
何もしてなくても、なんだかムカつくと思う人がいます。
どちらかというと私も羨ましいと思うから妬んだりしちゃいます。
2年前、
アンバーは前方不注意のジェシカと交通事故を起こしました。
ジェシカは妊婦でしたが、流産し、
子どもの産めない身体になってしまいました。
過失はジェシカにありました。
しかし、
アンバーはなかなか妊娠する気持ちになれませんでした。
カイルが赤ちゃんを望んでいたこともあり、
アンバーはカイルのためにも、妊娠することにしました。
程なくコウノトリは2人の元にやってきました。
一方、妊娠できない身体になったジェシカは
精神的におかしくなり、元夫から離婚されてしまいます。
しかも接近禁止命令が出ています。
ジェシカの暴力が原因です。
その後、遺産が入り金銭的には裕福になりました。
養子縁組を望みますが、
里親には不適格者ということになり、審査が通りませんでした。
ジェシカは絶望します。
それもこれも2年前に事故を起こした(自分の不注意なのに)アンバーのせいだと思います。
アンバーに復讐しようと
近所に引越したり、
アンバーが出産する病院にボランティアとして入り込んだり
友人になったりとします。
途中まで、お金がないのに妊娠してしまった大学生に
産んでくれたら、金銭的援助もするし里親になると言っていました。
ところが、考えを変え、
アンバーの産む赤ちゃんを自分のものにすることにしました。
あらすじと感想②
アンバーは性格も良すぎて、ジェシカの気持ちを受け入れようと交際を続けます。
ジェシカはキチなのになんで気が付かないのかと観ているこちらがハラハラします。
ジェシカは離婚しているのに、そうではないふりをし、
有料彼氏を雇い、夫婦で近づいていきました。
だけどアンバーの母親がそれに気づき、注意をします。
追い詰められたジェシカは強硬手段に出ました。
ジェシカはアンバーを眠らせ、
自宅にドクターを連れてきて、
陣痛促進剤を打ち、出産させ、赤ちゃんを奪ってしまうのでした。
映画冒頭部分はそういうことでした。
あらすじと感想③
キチのジェシカは接近禁止が出ている元夫に赤ちゃんを見せに行きました。
あなたとの赤ちゃんだと言っています。
狂っていても
かわいそうに思えてきます。
最後は無事にアンバーが自分の赤ちゃんを取り戻すのですが、
大事な出産を記憶のないまま終了させられ、今度はアンバーの今後が心配になってしまいました。
アンバーには愛する夫カイルがいるから大丈夫かとは思います。
ただ人間って弱い生き物です。
アンバーがこれらのことが原因で今までの人格ではいられなかった時、
カイルはずっと寄り添ってくれるのでしょうか。
最初はもちろん優しく寄り添ってくれるはずです。
ですが、思っていたより時間がかかり、
グズグズとなかなか前向きになれない場合はどうでしょうか。
カイルが愛想をつかし、離れてしまう可能性もあります。
まとめ
不妊治療の末授かった赤ちゃんを殺してしまう母親のニュースを何件か見聞きしました。
私の赤ちゃん。
だったとしても、母親だからって赤ちゃんを好きにしていいことはありません。
残念な報道があると、
加害者には愛が足りなかったのではないかと思ってしまいます。
お読みいただきありがとうございました。
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