隣人13号 小栗旬と中村獅童の良すぎる演技で出来た。

コスモロック 映画鑑賞

イジメている人やイジメられている人は観ないと思うけど、

解消するきっかけは意外とこんなもんかも。

怪しい小屋の中

小さな小屋、

その中には左頬に傷がある男がいる。

小学校の理科室、2人が抑えて1人が硫酸らしきものを手の甲にかける。

ハエが飛んでいるような音が聞こえる、不気味な感じがする。

理科室、子ども3人は1人の男の子を抑えて、誤って硫酸を瓶ごとかけてしまう。

男の子は泣きながら顔を水で流す。

小屋の男はリンクするように悲鳴をあげ、ううと言っている。

外から男がやってきて、扉を開ける。

小屋の中の男の顔から傷跡が消える。

外からの男に傷が移ったようだ。

外の男は中の男を扉の外に出すと、

そこはアパートの出入口だった。

男はオレンジ色のベストを着ている。

2階に引越してきた赤井夫婦と息子のゆうき

オレンジ色のベストを着た男はムラサキという名で1階の13号室に住んでいる。

2階の赤井は職場の上司だった。

赤井は新入りとみるやいじめるタイプらしく、ムラサキに怪我をさせたあげく、トイレに閉じ込めた。

ムラサキの力では到底赤井にかなわなかったが、突如違う男の顔になり、トイレのドアを開け、赤井を吹っ飛ばした。

アパートに帰ると、赤井の妻が引越の挨拶をし、そのまま外出した。

仕事を早退していたムラサキは赤井の部屋に入り物色する。

トイレを汚く使ったり、

ピンクの歯ブラシで歯を磨いたりする。

顔がムラサキでない外から入ってきた男の顔になっている。

赤井妻のパンティを取り出し、匂いをかぐ。

たびだちと書かれたアルバムを見ていた。

とび職の先輩 せきくん

ムラサキを心配して差し入れを持ってきた。

せきくんはたびだちというアルバムを見た。

せきくんはムラサキが違う人間に見えたことを話す。

ムラサキが変になった(映像によるとアニメで妄想シーンだった)ので、せきくんは帰る。

卒業アルバムの集合写真では

村崎十三という名前だった。

その後、ムラサキは分身ムラサキになり、

隣の金崎にうるさいと言われ、

包丁を持ち出して、殺してしまった。

金崎の台所で血の付いた包丁を洗っていると

赤井の部屋の話声が聞こえてきた。

ムラサキは我に帰り、惨状に驚く。

ムラサキの中のもうひとり

せきくんは赤井に話したいことがあるというのだが、赤井は相手にしない。

赤井は妻から子どもがいなくなったと電話があり、家に帰ってしまう。

せきくんの目にはムラサキは全くの別人に見えていた。

それでも近寄り、話しかける。

ムラサキは、

僕は十三じゃない

あいつが僕の分身なんだ

と言う。

小屋の中でダンスをするムラサキと外から入ってきたムラサキ分身、

何かの宗教儀式みたいだ。

ムラサキはせきくんを棒で殴り、建築中の家の床下に収納した。

赤井の妻はおすそ分けといってみかんを持ってきてくれた。

ムラサキは映画のチケットを渡し、

僕がゆうき君を預かるからというのであった。

赤井の後輩が預かるというのを断り、

1階の友人に預けることで、赤井夫婦は映画に行くことにする。

赤井の後輩は

1階で洗濯機をまわすムラサキに不審なものを感じる。

ムラサキはビール瓶を割り、ムラサキ分身を殺そうとするが、見透かされていたため、失敗する。

盗聴している分身の男は明日子どもを預かる準備、8㎜ビデオの調子をみていた。

赤井の後輩はムラサキが怪しいので、遊園地での行動を見張っていた。

ゆうき君がトイレに行きたいというので、連れていき、手を洗っていた。

後輩は遅れてトイレにきた。

後輩が用をたしていると、ふいにムラサキはゆうき君の頭を水につけた。

後輩はやめさせようとしたが、反撃され殺されてしまう。

ゆうき君はトイレから逃げ出すが、迷子案内センターに連れられ、ムラサキ分身に発見される。

ゆうき君の目にはムラサキ分身に見えていて、恐ろしくて泣いていた。

後輩の死体は内蔵が出ていて悲惨な状態だった。

赤井夫婦、映画から帰宅後

早くゆうき君を迎えに行けという赤井の言葉に

2人だけになるのが嬉しすぎた妻ははしゃいでしまった。

その後、なかなか帰ってこないゆうき君が心配になる。

赤井夫婦は1階に行き、無断でムラサキの部屋に入る。

ビニールシートに血の様な跡、

ゆうき君のジャンパーも見つかる。

卒業アルバムを見て、赤井は驚く。

村崎十三と赤井は同級生だったこと、

赤井はイジメていたことを思い出す。

復讐 小友第五小学校にて決戦

赤井は昔の伝手で銃を手に入れた。

妻はノイローゼっぽくなっている。

赤井は小学校に入る。

その頃、

アパートに警察がきていた。

ムラサキ分身に殺された1階のアパート住人は家賃を6ヶ月滞納していたので、やっと死体が発見されたらしい。

暗い校舎内、赤井は銃を手にトイレに向かう。

トイレではモップが揺れ、ホースから水が出ていただけだった。

でっかくて長いうんちもあった。

明るい理科室に入った。

ムラサキ分身はバッグを投げると

赤井はバッグを撃ってしまう。

赤井は銃を取られてしまった。

ムラサキ分身は日本刀を振り回してきた。

逃げ回る赤井、

ムラサキ分身は自分の足を自分で刺し、

「痛い痛い痛い」と変な声を連呼した。

ムラサキ分身は赤井を捕まえ、銃を向ける。

ゆうきはどこやった?の問いに

カバンの中

と答える。

赤井がバッグを開けると

バラバラに切り刻まれた死体が入っていた(もしかしたら、押し込められたゆうき君かも)

泣き崩れる赤井。

ムラサキ分身は

どーだこちらの気分

こんなのはじめてだろと

のたまう。

赤井はムラサキ分身に言う。

「ひでえ面だな、じゅうぞう」

「俺は十三じゃない」

赤井はすべてを思い出した。

「悪かったな、ごめんよ」赤井は心の底から詫びを入れた。

すると、

ゆうだい、ゆうだいと呼んで、ムラサキ分身は震える。

オレンジ色のベストを着ていた男の子は村崎十三でムラサキ分身に身体を貸していたのだ

村崎十三(子ども時代)は赤井に花瓶をぶつけた?のか怒りをぶつけた

その後、卒業アルバムの集合写真が撮られた

中学生になったみんながアパートの前を通る

13と書かれたドアが外され、窓の奥にムラサキ分身がいた。

配役

ムラサキ分身と勝手に作って言っていたが13号という配役だった

13号:中村獅童

村崎十三:小栗旬

赤井トール:新井浩文

赤井のぞみ:吉村由美

関 肇:石井哲也

死神:松本 実

感想

私の解釈は間違いでした。

どうにも意味不明な内容なので、調べたところ、村崎十三の妄想でした。

ということは小学生の十三はいつもいじめられていたけれど、薬品をかけられるところまではいかなかった。

机の上に花瓶を置かれ、

それを赤井に怒ってはむかったことで、赤井からのいじめをなくすことができたってこと?

毎日赤井にいじめられていて、精神的にも追い詰められていた。

大人になったら復讐してやろうと一生懸命考えたストーリーがあれで、

隣人にうるさいと言われれば刺しちゃうし、

赤井の後輩は惨殺するし、

赤井の子どもはバラバラにするし、

赤井の妻はおかしくなったし

もちろん赤井もやりすぎだと言うけど、謝るけど、

これじゃ駄目だと思ったのかな。

私だけでなく理解できない人のためにヤフー知恵袋で回答なさっている方の文をお借りしてまいりました。↓

赤井とその仲間に薬品を顔にかけられそうになるところまでが現実で その先は十三の妄想ですね、妄想の中で十三は別人格の13号を作り出して 赤井に復讐を果たすんでしょう、復讐は果たせても罪のない隣人やアフロ頭や 子供まで殺してしまう凄惨な未来を見たんでしょう、 妄想のラストで花瓶で反撃して最後は赤井に「ごめんな」と言わせますよね、 それで映画の冒頭の花瓶が転がってるシーンに繋がるんだと思います、 現実世界の中学生だった十三も花瓶で反撃して、薬品を顔にかけられる 未来を回避したんでしょう、 現実のラストで解体中のアパートの前を中学生が通りますが、 あれは赤井とその仲間達でその中に十三の姿もありましたから、 赤井と十三は友達になったと言うことですね、 そして十三がアパートの中に13号の姿を見つけますが、 あれは十三の内なる13号と別れを告げたことを表現してるんだと思います、 少しの勇気を出せば現状を変えられるという事を言いたかったんじゃないでしょうか。

そうなのかもしれないけど、もう1度映画を観てみたいと思います。

もう1度観た

いじめが日々ひどくなり、十三は次にはどんないじめをされるのか考えていた。

それが妄想となった。

みんなに羽交い絞めにされ、押さえつけられ、薬品を顔にあびせられた。

とても痛くて、泣き叫びながら、水をかけた。

その後の人生を考えた時、もうひとりの自分が復讐を思い立つ。

凶悪なもうひとりの自分を奮い立たせたが、

そいつは関係のない人まで巻き込む奴になっていた。

本命の赤井を極限まで追い詰めて、謝らせたがそれは彼の本当にやりたかったことなのか。

どおだ、こっちの気分。

お前が全部こわしたんだろ、ばあか馬鹿!

赤井のせいにして

ひでえ顔だな、十三

俺は十三じゃない。

これはどういう意味なんだろう。

この映画を1度で理解できた方はすごいです。

現実的に考えて、赤井は根っからのいじめっ子気質だから、

十三と友達になっても

また誰かをイジメていたと思います。

不謹慎ですが、

イジメたくなる人って一定数いると思います。

お読みいただきありがとうございました。

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