どうしたって
あの人形をプレゼントされて喜ぶ人ってどうかしてる。
あらすじと感想
死霊館シリーズの第2弾にあたります。
ヒギンズ夫妻の娘(アナベル・ヒギンズ)はカルト宗教にはまって家出しています。
隣家には妻(ミア)が妊娠中の若夫婦が住んでいます。
臨月を迎え、イライラすることや不安も多くなっています。
そんなミアに
ご主人は欲しがっていた人形をプレゼントします。
とても喜び、持っている人形の中で1番いいポジションにそれをお座りさせます。
どうしたって
その人形が怖いです。
それを大喜びするミアにドン引きしてしまいます。
白いドレス着用で花嫁人形だそうです。
まだプレゼントされたときは怖い人形ではないはずなのに、もうめっちゃ怖いです。
カルト宗教信者のアナベル夫婦は
悪魔に忠誠を誓うため、殺人をします。
なんでも血の繋がりのある人を殺さないといけないらしいです。
怖すぎです。
アナベルは両親殺害後、
隣の若夫婦のところまでやってきて、プレゼントされたばかりの人形を抱いたまま、自殺してしまいます。
死んだアナベルの血が人形の目に入り、(なんか血が人形の目に吸い取られていくのです。)
邪悪なものが人形にうつりました。
その前から怖い人形ですが、ますます怖さを増していきます。
誰もいない部屋なのに
勝手にレコードがかかったり、
誰もいない部屋なのに
勝手にミシンが動き出したりとドキドキする現象が続きます。
一度は人形を捨てて、引っ越しもしますが、
何故か
荷物の中に人形がありました。
本格的に邪悪な者が動き始めます。
どうやら赤ちゃん(リア)の命が欲しいらしいです。
と思っていました。
そういうような会話がありました。
命を奪うには肉親の承諾がいるそうです。
赤ちゃんには承諾させられません。
ですが、
邪悪な者が欲しいのはミアの命ということがわかり始めます。
ミアを弱らせ、自ら命を差し出すように仕向けるというのが目的でした。
ミアの精神を弱らせていろいろ怖がらせるのでした。
赤ちゃんを守るために頑張らないとと言っているわりに、
ミアは怖がりすぎです。
そんなミアを見ていると、こちらも怖くなってしまいます。
牧師に助けを求めますが、邪悪なもののチカラが強すぎて、駄目です。
バチカンが認めた夫妻(死霊館シリーズに登場しています。ウォーレン夫妻です。)が間に合わなかったため、
エブリンという本屋の女主人が身代わりになり、人形とともに窓から落下し死んでしまいます。
赤ちゃんとお母さんの命は助かりました。
めでたしめでたし。
1968年のお話ということで、ミアの衣装がとても素敵でした。
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