単純に映画を楽しめました。
暴力はいけないけど、弱いより強いお父さんの方が絶対に好き。
あらすじ①
主演のボブ・オデンカークが覚醒していく様子が楽しかったです。
ハッチ(ボブ・オデンカーク)は妻と子ども2人がいて、平凡な毎日を送っています。
1週間は平凡そのものです。
火曜日はゴミの日なのに、いつも出し忘れてしまいます。
そんな親父に対する家族の反応は薄いというか、
たよりにならないなって感じでした。
妻は寝室のベッドの中央を枕でバリケードしています。
(妻の気持ちもわからないではない。)
ある晩、家に強盗が入り、
息子は果敢に強盗に飛び掛かり抑えるのに、
ハッチはゴルフクラブでの応戦を途中でやめてしまいます。
そんな父親の姿は残念にしか感じません。
下の女の子だけは父親になついていました。
翌日、女の子の猫のブレスレットがないことに気づき、
ハッチは
強盗の手首にあったTATTOOを手がかりにさぐりはじめます。
仕事場にある秘密の無線が謎です。
あらすじ②
ハッチがどんな人物なのかは最後までわからなかったけれど、
だんだん昔のカンみたいなのがよみがえってくるように
強くなってきたのが、面白いと思います。
TATTOOショップを路線バスを乗り継いで探します。
スラム街にある3件めでようやく手がかりがつかめました。
(テントで家が作られているところはスラム街と認識しています。)
そこは極悪人っぽい人がたくさんいました。
ですが、
ハッチの左手首には謎のTATTOOがあり、
それを見た危ない奴が
「兵役ごくろうさま」と言い残し
シェルターに入ってしまうことから
ただ者ではないと予感させます。
トランプのスペードかクローバーの1(黒)
と
ダイヤの2(赤)
が描かれていました。
猫のブレスレットは強盗の家にありませんでした。
あらすじ③
帰りの路線バスで酔っ払いのチンピラ達をやっつけます。
ここでのアクションは覚醒していくハッチが格好いいし、
この映画の中で1番好きなところです。
その中にロシアンマフィアの会計士ユリアンの弟がいました。
ボロボロになり、家に帰り妻に手当をしてもらいます。
そこで
昔みたいになりたい、寂しいと本当の気持ちを伝えます。
明日は全部手作りのラザニアを作ると約束します。
あらすじ④
ユリアンの弟をやってしまったことで、
ハッチの家へユリアンの部下がやってきますが、
覚醒しているハッチは家族を地下室に避難させ
やっつけてしまいます。
そこで自分の素性を告白しています。
〇〇〇の政府機関で働いていた。
各機関で1番恐れられる会計士をやっていた。
俺は逮捕ができないから、しなくてすむように全員を片付けていた。
それから引退した理由も言っていました。
殺して始末をするはずだった奴が心から反省していたようだったので、
見逃した。
10年後、そいつをチェックしにいったら、幸せな家族を作っていて俺もそれが欲しくなった。
ただ、普通の家族を追い求めるあまり、普通であることにこだわりすぎたとも言っていました。
あらすじ⑤
家族を逃がし、
ユリアンの本拠地でユリアンの絵画や現金を燃やし、部下をやっつけてしまいます。
現金を燃やすところは壮観です。
それから、ユリアン本人の元へ行き、最後のチャンスを与えますが、
拒否されたので
ぶっつぶしました。
あらすじ⑥
冒頭のシーンと同じシーンになります。
猫に缶詰を開けてあげています。
娘が猫を欲しがっていたのを覚えていますか。
約束を果たそうとしています。
ハッチはお咎めなしで釈放です。
妻と新しい家を見にきています。
妻が地下室はありますか。と聞いたところでおしまいです。
次回作に期待できる終わり方ですね。
ハッチの援護にFBIに所属していた父親が参戦しています。
じじぃですが、めっちゃぶっぱなして、強いです。
それから兄弟らしき男性も。
この方の素性は謎のまま終わっていますので、次回教えてくれるのではないかと思います。
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