あなたは本当に怖い魔女映画を知らないっていうコピーだけど、
よくわからない映画でした.
あらすじと感想
信仰の相違により村を追い出された夫婦と子ども5人が
様々な苦難を乗り越えられずに崩壊してしまう物語です。
家族だけでは暮らしていけないと早く気づけばよかったのにと思いました。
最初長女のトマシンが神に懺悔をしています。
そこを注意深く覚えていれば、大丈夫です。
トマシンは安息日に遊んでいて、仕事をさぼっています。
だって仕事はつまらないし、仕方ないから神様お許しくださいとお祈りしています。
仕事の邪魔になるので、赤ちゃんの面倒をトマシンにお願いしますが、
一瞬目を離したすきに赤ちゃんはさらわれてしまい、その後この家族には災いが訪れます。
赤ちゃんは裸の女に連れされて、つぶされます。
女はその血を身体中に塗りたくっています。
これは後で考えるとトマシンの妄想です。
(多分森の動物に持っていかれています。)
朝、長男のケイレブが父親と出かけます。
ケイレブは姉トマシンに女性として興味を持ち、いやらしい気持ちが芽生えます。
同時にうなされているトマシンをかわいそうに思います。
母親も赤ちゃんがいなくなったことを嘆き悲しんでいます。
父親は勢い込んで村を出たものの、食糧難になってきたことで
妻に内緒で銀製のコップをインディアンに売り、罠を買っていました。
ケイレブにはそのことは黙っているよう促します。
食料が不足しているのか、家族だけで暮らしているのでストレス発散できないのか
母親も双子の兄弟もイライラしています。
銀製のコップが無くなったことにも気づき、
母親はトマシンの仕業だと責め立てます。
私からしたら、家族だけで暮らしているのに銀のコップを盗むというか隠しても仕方ないでしょって思いました。
普通タヌキとか疑いますよね。
ケイレブはそんな家族に気づいたのか、1人で罠を見に行こうとし、トマシンに見つかります。
結局2人で行くのですが、
はぐれてしまい、トマシンはその日父親に見つけられ、
ケイレブはなぜか裸で家に前にいたところを発見されます。
ケイレブはその後死んでしまいます。
子どもなのに、1人で森をさまよって、心身ともに疲れ切ってしまったケイレブに同情します。
ケイレブは森で小屋を発見し、そこで女とキスしていました。
赤ちゃんをつぶしていた女より若かったので、
ケイレブとキスしてまた若く美しくなるのかと思っていましたが、
後から考えるとこれも妄想でした。
結局父親は家畜のヤギに突っ込まれて死んでしまいますし、
母親はトマシンを魔女だと思い、ぶつかっていきますが、
反対にやられて死んでしまいます。
強い信仰も飢えや恐怖で弱くなり、正しく物事を判断できなくなるというのがこの映画の教えです。
娘を魔女だと思ってしまいますか?
1人になったトマシンが黒いヤギに話しかけます。
トマシンの後ろに黒い人影が見えるので悪魔だと思います。
なぜかヤギに誘導され、裸になり
炎の回りで裸で踊る女たちのところに導かれ、空中に浮かんでおしまいです。
納得がいかないので、口コミのセイラム魔女裁判を調べました。
セイラム魔女裁判
1962年中世
アメリカがまだイギリスの植民地でした。
セイラム魔女裁判は実際にあったことでした。
200人が捕まり、19人が処刑されたそうです。
諸説ありました。
女の子たちが叫んだり幻覚をみるようになったことで
魔女の仕業というようになったそうです。
ですが、当時栽培していた麦の麦角菌というのは幻覚作用を及ぼしたようです。
現在ではその麦角菌の影響というのが濃厚です。
映画の家族もパンを食べるシーンがあります。
強い信仰もあれど、菌には勝てないようです。
現在も、家庭菜園では気を付けなければいけないそうですよ。
身近なところに覚醒剤のような幻覚をみせるものがあるのですね。
恐ろしいですね。
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