池袋暴走事故②7月に論告求刑公判、検察官は何を告げるのか。

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このニュースを聞くと私のアドレナリンは噴き出してしまいます。

2021年6月21日ニュースままお借り致しました。

東京・池袋で2019年4月、車を暴走させて母子2人を死亡させ、他9人に重軽傷を負わせたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告の第8回公判が6月21日、東京地裁(下津健司裁判長)であった。

この日は、遺族から飯塚被告に対する被告人質問が行われた。

事故で妻子を失った松永拓也さんが「無罪主張が、遺族やけがをした多くの人にどんな影響があるのか考えたことあるか」と質問すると、飯塚被告は「ありません」と返答。どう思うのかと心情を尋ねられると「心苦しいです」と述べた。

松永さんはまた、ブレーキの踏み間違いでなく電気系統のトラブルでブレーキが効かなかったと主張する飯塚被告に対して、「自分自身の行動が事故を起こしたという認識あるのか」と問うた。

飯塚被告は「十分に認識しています」と答えた上で、「自分の車で2人が亡くなったことや、多くの方がけがをされたこと重く受け止めたい」と述べた。

松永さんはまた、車に異常が確認されなかったという裁判で示された検察側の証拠や、目撃者の証言を踏まえて「自分の主張に無理があると思わないのか」と質問。

これに対して飯塚被告は「暴走状態を止められなかったことは悔やんでいる」と説明する一方で、電気系統のトラブルがあったという主張を繰り返した。

松永さんはまた「刑務所に入ってほしい」という思いを伝え、自分がそう考える理由について、被告に見解を質問。飯塚被告は「2人を亡くされた苦しみや悲しみを思って、そう思うのではないでしょうか」と答えた。

亡くなった松永真菜さんの父上原義教さんも、無罪主張する被告に対して、「真菜と莉子をひいて悪いと思っていないのか、反省していないのか」と質問。

飯塚被告は「2人が亡くなられたことは本当に悔やんでいます。車で出かけなればこのような事故を起こすことなく、2人の命はそのまま大丈夫だった。その点は申し訳ないと思っています」と述べた。

時事通信が報じた起訴状の内容によると、飯塚被告は2019年4月19日、ブレーキと間違えてアクセルペダルを踏み続け加速。赤信号を無視して横断歩道に進入し、松永真菜さん(当時31)と娘の莉子ちゃん(同3)をはねて死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせたとされる。

遺族が記者会見

遺族が記者会見松永さんらは公判の後、司法記者クラブで記者会見を開いた。

松永さんは「(被告は)証拠を突きつけられても、私から直接聞かれても、自分を変えることができない。私の目を見ていたが、嫌悪感もあって、人として信じられない」と語った。

上原さんも「2年で心の傷が癒えるわけないです。せめて反省してくれていれば。事故に向き合って反省してほしい」と述べた。

7月に飯塚被告の論告求刑公判が開かれることが決まり、裁判が結審する見通し。

論告求刑公判

論告とは、検察官が、証拠調べを整理して最終意見を言うこと。.

求刑は、論告後、「懲役15年を求刑します」というように、判決で出してほしい刑の種類や程度を主張することです。

裁判が結審とは

結審は、当事者が意見を述べたり、主張したり、また証拠を提出することが終わった段階をいいます。. 裁判が終わったことではありません。. 具体的には、弁論手続きで被告人の最終陳述が終わったときを「結審」といいます。. その後は、判決を待つだけの状態になります。. 裁判所では、結審してから判決内容を決めることになります。.

判決内容はどうなるのか。

被告はプリウスに乗っていました。

トヨタ自動車は車両に異常や技術的な問題は認められなかったと発表しています。

これは異例なことらしいです。

日本中が注目しているニュースです。

7月の論告求刑では検察官がどのように話すのか、注目しています。

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