開始5分で普通に涙が流れてきた。
大事な人を亡くした経験のある人は刺さる映画だと思った。
何度も涙が出てくるので、泣きたい人にもオススメ。
あらすじ
就職活動に苦戦する清水美空(浜辺美波)は、
「死んだ人が見える。」という能力があった。
彼女に運命を変える出会いが訪れる。
彼女の能力に気づいた葬祭プランナーの漆原礼二(目黒蓮)から、葬祭プランナーの道に誘われたのだった。
なにかに導かれるように葬儀会社「坂東会館」のインターンとなった美空は、
漆原とタッグを組み、
妊婦の妻を亡くした夫、
幼い娘を失った夫婦など、
さまざまな家族の葬儀を通して、
「残された遺族だけでなく、故人も納得できる葬儀とは何か?」という問いに向き合っていく。
やがて美空は、誰よりも真摯に故人と遺族に寄り添う漆原の姿勢に憧れを抱くようになり、自身も葬祭プランナーを志すことを決心する。
感想
キメ台詞「ほどなくお別れです」は聞いたことがないが、目黒蓮が言うといい言葉に聞こえた。
しかし葬儀場では使われないだろうな。
ひとつひとつの葬儀に著名な俳優が出ていて、いい演技を見せてくれた。
北村匠海の若い父親も涙をそそった。
妻子を1度に亡くした喪失感が伝わってきた。
ウエディングプランナーがいるように葬儀プランナーもいる。
現在はなるべく簡素にお葬式を行うという流れがあり、
どこまで受け止めていいのかわからない。
どんなに生前一生懸命やっていても
故人に対して
やりたりない後悔があるのではないかと思っている。
浜辺美波演じる清水家の物語:
美空の誕生した日、幼かった姉が事故で死んだ。
原因は祖母の花(夏木マリ)が手を離したちょっとしたスキに川に転落したようだ。
母親(永作博美)は花を責めなかったらしい。
花も孫の話しをすることは傷口を広げてしまうと思っていて、
2人はあえて触れずに暮らしていた。
花は自分の死の直前にもその話しが出来ずに逝ってしまった。
花のお葬式は姉が死んでしまった川の土手で行われた。
美空には花を迎えにきた姉が見えた。
母親は花にやっとその当時の気持ちを言うことがてきた。
人の死は避けて通ることが出来ない。
だけどイレギュラーな死を受け入れるのは時間がかかる。
そういう時には葬儀プランナーさんが必要だと思った。
お葬式は死んだ人のためではなく、生きている人のためにあると言うではないか。
生きている人が死んでしまった人に対してできる最後の行為なんだと思う。
両親や親戚のお葬式に列席したことはあるが、
若い人のはない。
もし子どもや孫が自分より先に逝ってしまったらと考えるだけで怖い。
だいたい病院に長期入院していて先がある程度見えている老人が死んでも
いきなり死んだと思う。
死んでから葬儀までの時間が短い。
その人なりの供養の仕方で故人を送り出せれば上出来だと思う。
亡き父が海に散骨してくれと言っていたが、実際は難しい。
なので、納骨の時に少し骨を分けていいただき、
旅行先で撒いている。
違法だからおすすめしない。
最近、密葬と家族葬が多いので喪服を着る機会が少ない。
年賀状のやり取りも廃止したので、親戚さえ生きているか死んでいるかわからない。
楽なようだが、これもまたどうなんだろう。
お読みいただきありがとうございました。

