スキン・コレクター/ドイツ・カナダ合作2016年/ん~日本映画だったら怒ってたC級映画

映画鑑賞

予告編はいいと思うし、音楽も気持ちを奮い立たせて良き。

だけどC級。

年を取りたくない。

老いていく自分を見るのは嫌だ

ぼろぼろになる

やるしかない

まだたりない

という序章から始まるからワクワクドキドキしました。

あらすじと感想

自分の奇病を治すために、若い女性を殺し肌を集める女の物語だと思っていました。

違います。

若返り手術の被験者になった女性の物語でした。

最初のシーンでキラ・ジョナスと一夜を共にするのは伏線でした。

メイボンはジョナスと結婚し、子どもを授かりますが、

64歳のタイミングで若返り手術の治験者になりました。

ただ、後遺症なのか副作用なのか

記憶の混濁がありました。

キラ・メイボンの皮膚は石膏のようにボロボロになるのですが、

若い皮膚を移植するとその皮膚がなんの拒絶反応もなく自分の肌と同化するのをいいことに

次々と若い女性から皮膚を奪うのでした。

それを心配したのかどうか

クローバー先生が

監視役として

ソフィアを隣の部屋に送り込んだのです。

ソフィアが本当にキラのことを好きになってしまったのが誤算でした。

最後は愛するが故、おかしくなったキラを自らの手で撃ったソフィアが悲しいです。

肌が石膏化するのは、

沢尻エリカ主演の「ヘルタースケルター」で

主人公の女性が整形を繰り返して、

お直しが遅れると皮膚の一部分が剥がれてくるという状況に陥いるのに似ていました。

キラは記憶もないので、皮膚の劣化を気にしなければ、若い自分を楽しめたのではないでしょうか。

人間は悲しい生き物ですね。

お読みいただきありがとうございました。

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