資産家で若くて綺麗で頭もいい女性が
そもそもこの親父(マイケル・ダグラス)と結婚してしまったのが間違いです。
しかもこの女性は男を見る目がありません。
愛人として選んだ男も悪でした。
それが彼女に対する罰なんだろうか。
あらすじ①
エミリ(グウィネス・パルトロー)は若くて美人で可愛いです。
財産もあり、国連で働くキャリアウーマンで非の打ち所がない女性です。
欠点は男を見る目がありません。
自称芸術家デヴィッド(モハメド・カラマン)と浮気をしていました。
エミリーの夫スティーヴン(マイケル・ダグラス)は富豪で会社経営者です。
年齢は離れていて、エミリーに対して過干渉です。夫婦仲は冷え切っていました。
スティーヴンは投資の失敗で多額のお金が必要になり、財産のあるエミリーを殺す計画を立てました。
エミリーの浮気調査をしていたら、不倫相手が以前にも未亡人の財産を騙し取って、服役していた過去があると知り、デヴィッドに殺人依頼を50万ドルでけしかけました。
スティーヴンは自分のアリバイを完璧にしました。
ですが、殺人当日、なんと忍び込んだ男をエミリーが逆にやっつけてしまいました。
しかも覆面を取ると依頼したデヴィッドではなく知らない男でした。
あらすじ②
ショックを受けたエミリーは実家に戻って静養していましたが、
デヴィッドに電話したことをスティーヴンに知られてしまいます。
デヴィッドは詐欺で2度も刑務所に入っていますが、殺人出来るほどの悪ではなかったようですが、クズはクズです。
デヴィッドはスティーヴンを脅し、残金40万ドルを払えと言ってきました。
一方、エミリーは自分のキーホルダーについていた鍵で自分の家を開けられなかったことで、
スティーヴンに不信感を持ちます。
鍵をどうにかできるのはスティーヴンしかいないからです。
友人に相談したところ、殺人の理由第2位が浮気で第1位がお金と言われ、
エミリーは警察に相談に行くのでした。
ですが、スティーヴンにうまく丸め込まれてしまいます。
スティーヴンはデヴィッドの調査報告書を見せて、納得させたのです。
スティーヴンはデヴィッドに40万ドルを上げるのですが、
列車の個室で待ち伏せし、殺してしまいます。
デヴィッドは、エミリーをちょっとだけ愛していたのでしょう。
死ぬ前に一言、
エミリーにスティーヴンとデヴィッドが殺人計画をしている音声テープを送ったことを伝えました。
あらすじ③
スティーヴンはあせって帰宅します。
玄関に封を開けていない袋があり、
それとデヴィッドから奪い返したお金を金庫にしまいます。
しかし、エミリーはそれを見つけ、シャワーを浴びている最中に内容を確認したのです。
出てきたスティーヴンと言い争い、
最後は隠し持っていた銃でスティーヴンを撃って、警察が駆け付け、おしまいです。
感想
友人とエミリーの会話で婚前契約をしていないと言っていました。
アメリカの法律は結婚すると、婚前契約をしていない夫婦の財産は
片方が死んだ場合、全部相続するのだと認識しました。
日本の場合、遺産は夫婦の共有財産にはならないから、国によっていろいろ違うのですね。
いくら相手の男が富豪だとしても、
人生何があるかわからないから、自分のものは自分のものにしておくのが良いと学びました。
エミリーは正当防衛とはいえ、2度も人を殺めています。
不倫相手からの依頼で家に忍び込んできた男をピックで刺して、殺してしまいました。
過干渉で何か嫌な感じがし、冷え切っていた夫も拳銃で撃ってしまいました。
仕方なかったことですが、
次回の恋愛は気をつけて欲しいと思いました。
お読みいただきありがとうございました。
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