あらすじ① 非常階段
カルロス（兄）とオリバー（弟）は刑事マルコに追われて非常口に逃げる。
カルロスはマルコに足を撃たれた。
非常出口9階から出た。
出口を探して上下に移動するも
この階段は上に登っても9階に戻ってくるし、
下に降りても9階に戻ってくる。
踊り場には自動販売機があり、食物の確保は出来た。
なぜか消費した分だけ増える。
カルロスは出血多量で死んだ。
35年後、
カルロスは神となった。
オリバーは階段等で筋トレするたくましい男になっていた。
マルコは爺さんになっていた。
兄が死んだ原因なのにオリバーはマルコの介護をしている。
オリバーは非常階段の生活でも楽しそうに見える。
マルコは昔の記憶がよみがえる。
自分はダニエルという名前の少年で35年間1本道で過ごしたのだ。
あらすじ② 家族
ダニエルと妹のカミーラは
ママ、サンドラの恋人ロベルトの4人で別れたパパの別荘に向かっていた。
ある1本道で何度も同じ看板や同じドライブインの前を通ることに気づく。
横に進んでも同じ所に戻ってくる。
妹のカミーラはロベルトがグアバジュースを飲ませてしまったせいで死んでしまう。
ロベルトは発作を抑える吸入器も踏んで壊してしまう。
サンドラは予備の吸入器を持ってくるようダニエルにお願いしていたが、忘れてしまっていた。
35年後、
ロベルトとサンドラはおじいさんとおばあさんになっている。
ダニエルはひとりで暮らしている。
ドライブインの中には衣食住すべてのものが揃っていて、彼らはそれを利用していた。
ゴミはたまるが、品物は補充される仕組みらしい。
車も増えていた。
サンドラが死んでしまう。
サンドラの墓を掘っているとロベルトは発作を起こすと同時に昔の記憶がよみがえる。
自分はルーベンという名の少年で、いかだの上で指導員とともに35年過ごしたのだ。
ロベルトはダニエルに自分の名前を忘れるなと伝える。
あらすじ③
サンドラが死んで、ロベルトも死にそうになると、
自分が昔ルーベンという名の少年でイカダの上で指導員とともに35年間生活していたことを思い出す。
ロベルトは
ダニエルに
パトカーに乗ってはいけない。
とにかく自分の名前を覚えていること、書いておくこと。
と言われるが
目の前に現れたパトカーに乗り、すべて忘れて刑事マルコになってしまう。
マルコは非常階段のループに入り込み、死ぬ前に自分がダニエルだったことを思い出す。
マルコ（ダニエル）はオリバーに
エレベーターに乗るな
自分の名前を覚えておけ
と伝えるが忘れてエレベーターに乗り、中にあった制服を着て
カールというベルボーイになってしまう。
カール（オリバー）がエレベーターに新婚カップルを乗せると
男性の方が死んでしまい、ホテルの廊下無限ループに入ってしまう。
映像はホテルの廊下→線路→水（いかだ）→一本道→非常階段→ホテルの廊下
の無限ループ。
そしてまた別の映像に同じ登場人物の違う世界
楽しそうな世界になる。
1949年ルーベン（サンドラの恋人ロベルト）はいかだに乗っている時指導員に赤いバンに乗るなと言われているらしい。
乗ってしまったから、一本道無限ループに入ってしまい、死ぬ間際に自分が誰か思い出す。
それでダニエルにパトカーに乗るな、自分の名前を忘れるなって言うのに、ダニエルは忘れてパトカーに乗る。
それでダニエルは刑事マルコになる。
マルコはカルロスとオリバーを追い、非常階段に追い詰め
カルロスを撃つ。
カルロスは死亡。
35年たち、マルコは死にそうになった時、
自分がダニエルという少年で35年一本道無限ループにいたことを思い出す。
オリバーにエレベーターに乗るな、自分の名前を忘れるなって言うのに、オリバーは忘れて
エレベーターに乗り、カールになってしまう。
カールはエレベーターで新婚カップルに会うが、
男性のアレルギーを抑える薬を割ってしまい、男性は死んでしまう。
冒頭部分の映像ではドレス姿の老婆がエスカレーターで死んでいた。
ネタバレを読んでみた
3人の映画ブログでネタバレを読んでみました。
が、
こういう楽しい演出をする監督ということと
無限ループで繰り返しの人生を送る人もいるけれど
別の世界ではそういうことのない人生を送っている人もいる。
ということを書いていらっしゃる方もいました。
大きな音がするとスイッチが入って無限ループが始まる。
その後早めに誰かが死ぬ。
そして時間（35年）がたち、もうひとり死ぬと次のループに入る準備が始まる。
死ぬ前には記憶がよみがえって、残ったひとりに伝えるも忘れるからまたループに入ってしまう。
まとめ
映画は面白かったです。
スッキリはしませんが、
伝えたかったことがあるとしたら、
人間って親切に注意してくれる人がいるのに、
その人の言うことなんて聞きやしない。
それで同じ失敗している。
そういう生き物なんだよ。
お読みいただきありがとうございました。
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