湯堂 湯の本質が何だかわかる?銭湯大好き!豪華出演陣で飽きない面白い。橋本環奈さん最高です。

映画鑑賞

改めて、橋本環奈さんはすごいと思いました。

それから、今晩は銭湯に行きたくなります。

そして、

絶対に最後は一緒に歌っているはず。

2023年(令和5年)紅白歌合戦の司会も際立っていました。

(少ししか見てないけれど、それでも橋本環奈さんは良かったです。)

湯道は小山薫堂が提唱

提唱ってことは、湯道はこの人が作ったのです。

茶道・華道・香道ってありますから、

湯道もあるのかなって思いませんでしたか?

小山薫堂さんは第81回米アカデミー賞外国語映画賞をはじめ、国内外問わず数々の賞を総なめにした『おくりびと』(08)の脚本を手掛けていらしゃいます。

ご当地キャラクターブームを牽引した「くまモン」の生みの親でもあります。

まさに企画のプロフェッショナル・小山薫堂

その小山薫堂が2015年に提唱し、日本の文化「お風呂」について精神や様式を突き詰める新たな道・「湯道」が、構想約7年の歳月を経て、完全オリジナル脚本で映画化されました。

メガホンを取ったのは『HERO』『マスカレード』シリーズを手掛け群像劇を得意とする鈴木雅之監督です。

キャスト紹介

生田斗真は三浦史朗役で三浦家長男。東京で建築家として成功したかのようでしたが、最近は仕事がなくなり、まるきん温泉を売却するために実家に戻ってきました。

濱田岳は三浦悟朗役で三浦家次男。父親亡き後、まるきん温泉を切り盛りしています。父親の葬式に来なかった兄を恨んでいます。(実際は兄の仕事を応援しています。)

橋本環奈は秋山いずみ役でまるきん温泉のマドンナ的存在。

夏木マリはくれない茶屋を以前やっていました。秋山いずみのおばあちゃん役です。

柄本明は風呂仙人役で二之湯薫明の弟。後に第十七代家元二之湯薫清となります。

本名は清(きよし)。

角野卓造は二之湯薫明役で湯道を極める家元。余命わずからしい。

最初、このハゲ誰だろう?ってわかりませんでした。

窪田正孝は堀斎秋役で二之湯薫明の弟子。ふんどし姿にしびれます。

寺島進は高橋大作役で寿々屋の店主で痛風。ビールが好きだけど、妻から止められています。

戸田恵子は高橋瑛子役で寿々屋の奥さん。

笹野高史は堀井豊役で銭湯に通い、牛乳とフルーツ牛乳を買って妻と楽しんでいます。

吉行和子は堀井貴子役ですが、ご主人より先に死んでしまいます。

小日向文世は横山正役で妻が藤田朋子で娘は生見愛瑠。湯道会館で家元から「湯の作法と素晴らしさを学ぶ」。定年退職後は自宅の風呂を檜風呂にしたいと思っています。

厚切りジェイソンはアドリアン役で日本女性と結婚する為、義父(山岡照幸)と裸の付き合いをするため、頑張るが失敗もあります。

吉田鋼太郎は太田与一という温泉かけ流し主義をモットーにしている評論家で銭湯を馬鹿にしています。

ウエンツ瑛二はDJ FLOW役で本当は禿げという設定。

天童よしみは小林良子役で竜太のお母さんです。銭湯の1番風呂で歌を歌うのが大好きです。

クリスハートは刑務所に入っていた竜太役です。父親を刺した罪で服役していました。

朝日奈央は植野悠希役でマスコミ関係か出版社関係か?ですが、銭湯が大好きな女性です。

ざっとしたあらすじ

史朗は建築家の仕事がうまくいかず、まるきん温泉を売却するために戻ってきました。

まるきん温泉を続けていた悟朗とは意見が合いません。

悟朗が入院したのをきっかけに、常連さんや風呂仙人と接することで、気持ちに変化が生まれてきました。

兄弟助け合って、まるきん温泉を続けていくのかも知れないけれど、

現実的な将来は描かれておらず、

やはり、難しいのかなって思いました。

最初のシーンの謎

角野卓造が桶に湯を汲んでいます。

赤ちゃんを湯ぶねに入れると「湯の道へようこそ」と言います。

この赤ちゃんは誰なのでしょう。

この角野卓造は以前の家元で、赤ちゃんはその後の第十六代家元二之湯薫明だったのでしょうか。

景色が似ているからくれない茶屋なのかもしれません。

くれない茶屋は家元の生まれた家だったりするかもしれません。

第十六代家元二之湯薫明の言葉

臥せっていたところ、30年ぶりにやってきた弟清に風呂にぶん投げられました。

そこで、

湯道とはたかが風呂を道と崇めるまやかしだ。

まやかし。

人が何をどう思うか、正解は全部自分の中にある。

やっぱりいいなあ、風呂は。

第十七代家元二之湯薫清の言葉

桶を二度鳴らし、

これを響き桶とし、湯道の新しい作法とします。

(作法は家元が良いと思ったものが、どんどん付け加えられるのです。)

湯は何だと問われたら、

私は太陽だと答えます。

心の中を照らすお日様のような存在、

湯はマイ・サンシャイン。

風呂仙人の言葉

湯の本質が何だかわかるか。

成分より大切なものがある。

心の洗濯だ。

心を洗い、人を無垢にして、絆を深める。

湯に貴賤なし!

(貴賤なしの意味:上下がない。身分の高い低いはない。)

まとめ

小学校の頃、家風呂が出来るまで、

銭湯に通っていました。

小さい頃は父親と入っていたのですが、普通に入れ墨の人もいました。

家にお風呂がないのが当たり前だったので、赤ちゃんも連れてきていて、

ママが入っている間、誰かが面倒をみるスタイルだった気がします。

ちゃんとベビーベッドがありました。

(今はないと思います。ここ最近では見たことありません。)

ドライヤーじゃなくて、変なオカマみたいなのをかぶると熱風が出てくるものがありました。

体重計は下に目盛りがあるのではなく、重厚な感じ。

瓶の牛乳・コーヒー牛乳・フルーツ牛乳も置いてありました。

甘い牛乳は飲ませてもらえなかったなあ。

銭湯のお湯が熱いのは、早く出させるためなんじゃないか?と邪推してましたが、

そういう設定だったのですね。

カコーン、カコーンって桶を置いたりする時に響く音って、和みます。

現在500円。

サウナ別料金。

露天風呂があるところもありました。

私は温泉も銭湯も自宅風呂も全部大好き。

それぞれ良き。

お読みいただきありがとうございました。

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