牛首村 koki・清水崇監督作品/犬鳴村・樹海村ときて牛首村、観とかないといけない映画、姉妹愛溢れる。

黒毛和牛 映画鑑賞

ホラー映画は昼間観ると怖くありません。

窓から光が入るのでカーテンを閉めて部屋を暗くして観ています。

木村拓哉さんと工藤静香さんの二女kokiが女優に挑戦、しかも主演で双子の姉妹をひとりで演じます。

ずっと観たいと思っていました。

Amazonプライムで無料視聴しました。

牛首村
‟ウシノクビ”って知ってる?この話を聞くとみんな呪われて、いなくなるんだって。‟私がもうひとりいる・・・?”奏音(Kōki,)は、ある心霊動画に映った、自分そっくりの女子高生を見て驚愕する。牛首マスクを無理やり被せられ、廃墟に閉じ込められたところで、映像は途切れた。彼女は誰なのか?妙な胸騒ぎと、忍び寄る恐怖。何者かに導...

あらすじと感想①

ストーリーがあって、ちゃんとしていました。

牛首村では

双子が生まれると口減らしのためにどちらかの子どもを捨てていました。

貧困問題がありました。

牛首村に限ったことではなく、

昔は双子が生まれることを忌み嫌っていたと聞いたこともあります。

動物は1度に数匹産むこともあるけれど、人間は複数産んではいかんみたいな感じです。

それは日本だけでなく、海外もです。

受精・妊娠・出産の手順から考えると、

昔でも十分双子は産まれていたと思うけど、

昭和初期生まれで双子って聞かないから、

普通に処分されてたのかもしれません。

(処分とか書いて申し訳ありません。)

病院で出産するより、

お産婆さんが自宅に来てくれて産む人が多かった時代は

(昭和初期~)

赤ちゃんがダウン症だとわかった時点でそのまま天国へ行けるようにしてくれたらしいです。

映画での大義名分は

7歳になると人間の子になるので、それまでに牛の首をかぶせて神様に返すってことでした。

その理屈は独特でよくわかりませんでした。

私達が想像する白黒の牛じゃなく、下の画像のような牛のかぶりものをかぶせて、村人は子どもを捨てていました。

あらすじと感想②

女子高生の奏音(koki)は父親と2人で暮らしています。

同級生の男子蓮(萩原利久)から高校生の動画を見せられます。

奏音にそっくりなその女子高生は心霊スポットに行き、行方不明になっていました。

勘のいい方なら、

双子なんじゃね?と気づくストーリーになっています。

奏音にも不吉なことが起こり、その謎を知りたいために

蓮とその場所を訪れることにしました。

その場所とは:坪野鉱泉

宜保愛子も訪れた実際の心霊スポットです。

ぎぼちゃんはとんねるずの番組で有名になりましたよねえ。

あらすじと感想③

行方不明になった双子の名前は詩音。

出張でいないはずの父親は別れた?母親の元に来ていました。

詩音が行方不明になったのを心配してきたのでしょう。

以前、奏音が行方不明になった時、詩音が探して連れてきたから今度はお前が探す番だと

半分ぼけた妙子おばあちゃんは言いだします。

奏音は少しずつ幼少期を思い出してきました。

一緒に心霊スポットを訪れた蓮とその知り合いは無残な死に方で亡くなります。

あらすじと感想④

奏音は詩音の同級生しょうた(高橋文哉)と一緒に過去の牛首村の穴に迷い込みます。

(妙子おばあちゃんのそばにいたはずなのに、タイムスリップしました。)

多分過去だと思います。

寝たきり状態の妙子おばあちゃんの双子の妹あやこが中年くらいのおばさんに見えました。

(もっと若い設定なのかもしれません。)

そこで何かを食べて生き長らえていたのです。

(そこはかなり気持ち悪いシーンです。)

動きも老人のものではありません。

穴の中から気味の悪い声がすると村人からクレームがあり、

村人3人が様子を見にきたのです。

双子を捨てていただろう深い穴の中は暗くて、臭くて大変です。

声がするのを聞いた村人は穴に降りるために、はしごをかけました。

するとあやこが上ってきたのでした。

突然のことに驚き、棒でたたき落としてしまいます。

村人は妙子にそっくりだったということで、尚更驚くのでした。

穴に来るのは(子どもを捨てたのは?)2年前だから、誰かが生きているわけがないというのです。

あやこが叩き落されたので、奏音と詩音の同級生は詩音を連れて、脱出します。

あらすじと感想⑤

寝たきり状態妙子おばあちゃんの双子の妹あやこを放置して、3人は逃げ出しました。

しかしあやこの生命力は凄まじく、

はしごを上って、閉ざされた門までやってきます。

そこで、3人はあやこを殴って、門の中に入れ、鍵を閉めます。

自分らの親戚なのに、気持ち悪いからといって、その仕打ちはひどいのではと思ったりもしますが、

怖いので仕方ありません。

推定ですが、あやこは穴の中で7~10年くらい生きたのだと思います。

汚い姿なので、年齢不詳ですが、多分奏音詩音と同い年くらいの設定かもしれません。

あらすじと感想⑥

牛首村から逃げ出し、ほっとしたら、

詩音の身体にたくさんの霊が入り込んだようです。

顔があや子になってしまいました。

一部、詩音が残っていて

奏音としょうたに「逃げて」と言います。

奏音はあや子になった詩音を抱きしめて、

「ひとりじゃ寂しい」と言って

崖から落ち、後を追いしょうたも落ちました。

感動的な双子姉妹の愛を感じるところです。

落ちたところは最初の心霊スポット坪野鉱泉のエレベーターの中でした。

3人は助かったのです。

めでたしめでたし。

kokiが等身大の可愛さで女子高生を演じているのが良かったと思いました。

シャネル、ブルガリ、ルイヴィトン等を身に着けているkokiも素敵ですが、女優としてもかなりいけると思いました。

制服姿が似合ってます。

テレビドラマでも見てみたいです。

お読みいただきありがとうございました。

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