THE WHALE/ザ・ホエール ブレンダン・フレイザー主演 ”どう考えても素晴らしい傑作”とまでは断言できないが、人の心の難しさは理解できた。

白くじら 映画鑑賞

ハムナプトラと同じなのはブルーの目だけ。

印象的な青い目のブレンダン・フレイザーが

完全に役と同化してて、彼の気持ちを考えると胸が苦しくなりました。

あらすじ①

チャーリー(ブレンダン・フレイザー)は余命がそれほどないようです。

看護師リズ(ホン・チャウ)はお金がないといって病院に行かない彼を献身的に支えてくれています。

リズはチャーリーの恋人アランの妹です。

彼女はアランが大好きだったのに、死ぬ前に何も出来なかったことを後悔しています。

恋人のアランはチャーリーの教え子でした。

アランはキリスト教会の息子でした。

同性愛を禁じるキリスト教の教えに反することをしてしまったことで、自らを責め、死んでしまいます。

チャーリーは結婚していました。

子ども(エリー)と妻を捨てて、アランに走ったこと、

そして、

アランを失ってしまったことで拒食症になってしまいました。

最初のシーンで同性愛VTRを観ています。

チャーリーは発作に見舞われます。

(発作なのか、自慰をしていて、絶頂を迎えるところなのかちょっとわかりにくかったです。)

発作を起こし、危ないところに来客がありました。

リズだと思い、助けを呼ぶと宣教師トーマスでした。

チャーリーはトーマスにエッセイを朗読させました。

間もなく発作は落ち着きます。

後から、このエッセイは8歳で別れた娘エリーが書いたものだとわかります。

あらすじ②

成長したエリーがチャーリーのところにやってきます。

エリーは自分を捨てて、男に走ったチャーリーを憎んでいます。

チャーリーが大好きだったのに裏切られた思いがあります。

落第しそうだから、自分の代わりにエッセイを書け!と命令するのでした。

優しくするふりをして、

食物に睡眠薬を入れて眠らせます。

邪悪な子。

家を散策していると、

宣教師トーマスがやってきます。

トーマスに大麻をすすめて、

吸引しているところを画像におさめます。

そして彼の告白を聞き、それを彼の故郷に知らせたのです。

悪意です。

あらすじ③

元妻がやってきます。

エリーのための預金を少し使わせてとの無心です。

かなりの金額をエリーのために貯めていました。

それを知ったリズは怒ります。

お金がないというチャーリーに精一杯尽くしてきたからだと思います。

あらすじ④

宣教師トーマスがやってきます。

エリーが自分のことを実家に知らせてくれたおかげで、

すべてを許して戻って来いと言ってくれたそうです。

エリーは悪意でトーマスがお金を盗んだこと等を言っただけだと思いますが、

実家の方では違う風に考えたのだと思います。

チャーリーはエリーが人を救ったことをとても喜びます。

あらすじ⑤

エリーが課題のエッセイを提出したところ、

落第は免れませんでした。

その怒りをチャーリーにぶつけます。

チャーリーはそのエッセイを読んでくれとお願いします。

(エリーは代筆を頼んだエッセイを読みもしないで提出していたのです。)

エッセイはエリーが以前書いたものでした。

元妻に送ってもらっていたのです。

死にそうなチャーリーを見ながら、エッセイを朗読するエリーは泣いています。

チャーリーは救われた面持ちで死んでいきました。

感想

272Kgの巨体が住む住宅には工夫がしてありました。

なぜか家の中は暗いです。

実際、トイレで排泄物をちゃんと出せるはずありません。

冷たいチキンを食べるシーンはまずそうなので、吐きそうでした。

というところに神経がいってしまいました。

娘のエリーが10代の女の子そのものの感性で

自分を捨てた父親を責めるけれど、

娘からしたら、容赦なく言えるし、遠慮はいらないと感じました。

ただ母親と離婚しただけでなく、大学の教え子で男性のアランの元に行ったのだから、

それは衝撃的です。

チャーリーは娘のエッセイを

娘が朗読してくれて、それで成仏したでしょう。

チャーリー、良かったねって思いました。

だけど、

エリーはチャーリーが残してくれた遺産を貰っても、

心の闇は残り、心配しかありません。

エリーの欲してきたのは、チャーリーの愛情です。

金額の大きさとエリーへの愛情が比例していても、

エリーがチャーリーに抱いたマイナスの気持ちはどうなんだろう、少しは減るのだろうか。

8歳のエリーはチャーリーがいなくなって、どれだけの深い悲しみを耐えてきたのだろうと考えます。

お金はね、

リズや元妻にも少し分けてあげて欲しいと思いました。

リズにはもう少し配慮してくれてもいいのではないかと思いました。

死ぬまでの5日間の物語と解説にありましたが、

娘、エリーと会えて

エリーが自らのエッセイを朗読してくれて、

チャーリーは満足だったのかな。

感想を書いていて、降りてきました。

チャーリーは逝った。

チャーリーは性的な意味でもいった。

所詮、人間はひとりよがりな部分もありますものね。

お読みいただきありがとうございました。

4回目の感想文

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